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そーゆーことだわね。アッツアツの湯豆腐はキツそうだけど。
違う?
……私が?
それは……ある意味意外な答え。
[その言葉を最後にナオは姿を消す。それとともに自由帳の名前も滲んで*見えなくなっていた*]
−現代−
ま、こんなのは所詮、単なる噂話……都市伝説だ。
こんな小さな村なのに「都市」伝説と言うのも微妙だが。
[ルリに説明するが、途中で調子を変えて]
だけど……こういう話の中に、真実が紛れているとも聞く。
夜刀の話も、本当だったかもな?
[そこでヨーヨーの爆発音が響いた]
[泣き出すルリに驚きつつ]
って泣くなってば!
ほら、私の獲物あげるからさ。
[そう言って差し出したのは、紙風船。とりあえず、女の子が喜びそうなものといったら、これしか思いつかなかった]
まったく、ルリは現金だな!
[ぐりぐりぐりとルリの頭をかいぐり]
それにしても、あの湖にあんな言い伝えがあったとは。
[寂しくて、次々と人を攫った神様は、今は寂しくないのだろうか]
−過去−
[一瞬の闇ののちに見えたのは、見覚えのあるようなないような場所。そこにいた攫われた人々を見つけ、自分の運命を悟る]
……来ちゃったのか。
[再会を果たしたところで、元の場所に戻ることもできない。何もできない状況のナオは、一人の少女の姿を見る]
サヨ……。
[ナオがいなくなることが怖い、と言った友人は何を思うのだろうか]
−現代−
……ライター?
私はないぞ。真面目な私には必要のないものだからな。
そこらにいるイケナイ大人だったら、いくらでも貸してくれるんじゃないのか?
[ぐるりと指先をめぐらせる。確かに指差した方には、祭りで多少気分がゆるくなっている中年男性たちがいた]
うわ、ルリってはちっちゃいのに太っ腹!
それでは花火ゲットの特攻隊長に任命しよう。
まずは量があって安い花火を大量に買ってくるのだ!
[全くもって意味不明な命令を下した]
[花火を買ってきたルリを発見して]
よし、でかした!
花火だったら、別にここで十分だろう。
バケツに水だけ用意しておけば、問題ない。
[さっそくネズミ花火に火をつける]
何たるカオス!
これは私も負けてられんな!
[UFO花火を取り出して火をつける。勢いよく回転する花火は<<翻訳家 モミジ>>のいる方向に飛んでいった]
うん、この花火はこういう仕様なんだ、すまない。
[すまなく思っているようには聞こえない口調でモミジに謝る]
さて、次は……これにするか。少し地味だが。
[中に入っていた線香花火に火をつけた]
よし、だったら私と競争だ!
どっちが長時間続けていられるか!
[細い花火に火を灯して淡い色の光を眺める。その炎は人恋しい神を*慰めるかのような輝きを放っていた*]
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