情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
そうだね、揃うといいね。
…帰るおうちも、見つけてあげられるといいね。
[電話の傍にいる白髪頭の警部は、そ知らぬ顔を
していたが――続くプレーチェの言葉には
興味を示してもう一度話してと立ち上がる。
しかし少女は逃げ出して――
ノギ巡査部長、割り箸ピストルを手にしたまま
警部殿からこってりたんまり*絞られる*]
[昨日の占いがすっかり当たったと実感した。
体がだるく、微熱を帯びた体で居間へと向かう。]
おとうさん、おはよう。
新聞? 今はまだいいの。
[知っていた。新聞に躍る記事は、
昨日空き地で知ったことと、あまり変わらないことを。]
どうしてあんな…。
[ひとり語ちて膝を抱える。
なぐさめの猫の声も、今は聞き入れられそうに*ない*]
[骨が見つかっても、仕事は変わる事はない。
いや、その日は1つだけ仕事が増えた]
ありがとうございます、お弁当のつぐみ亭です。
……はい、カツ丼ですね。2つ。
駐在所へ。
分かりました、出来上がり次第お届けしますので。
ありがとうございましたー。
[そう言って電話を切る。
そのカツ丼が事情聴取に使われる事は
モミジはまだ*知らない*]
[なんやかや、やってる内に結局空き地からは追い払われ。
自宅に戻った後は、以前の取材メモを出してあれこれ思案して、時を過ごし、翌日]
……んー……なんよ、騒がしい。
[もそ、と布団から顔を出して呟く。
とはいえ、周囲には誰もいない。
けれど、感覚は『何か』をしっかり捉えている]
はいはい、言いたいことは簡潔に。
……というか、なんで俺に群がるかね、あんたら。
[くどいようだが、独り暮らしのアパートには、他に誰もいません]
……んで、なに?
……はあ?
……『関わりあるのが、ひとつ、欠けた』?
なんよ、それ……って、おーい、説明してから消えろってば。
[意味が通るような、通らないような。
そんな言葉を残して、『お客さん』はきえていく]
……相変わらず要領えねーなー……。
ま、『お知らせ』あった、って事は、何かしらあった、って事だろし。
あとで、確かめに行くかぁ……あふ。
[呑気に言いつつ、欠伸をひとつ。
要領得ない『お知らせ』が、警察のお仕事と結びつくには、まだまだ情報ピースが足りていなかった**]
― どこかの道ばた ―
あれいいなあ。
[思い出すのはいつものじゃない駐在さんが持っていた割り箸ピストル。
隣の白髪の警部さんは怒らなかったからきっといい人]
作ってくれるかなあ。
[いつものじゃない駐在さんが散々怒られたところは知るよしもない**]
―― 27日 新聞社 ――
はい、終わり。あとは頼んだぜぇー。
[フユキの原稿が紙面に載るまであと1日。
メガネを外して目元を指圧した。
と、鳴る電話]
少しは休ませろよ。ったく。
……はい、XX新聞です。
え? ええ、栗田は私ですが。いえ、私がお伺いします。
―― 駐在所 ――
若者が本を読まなくなっているって取材ですよ。
そのとき渡しましたね。
[初老の警部から見せられたのは、自分の名刺とクルミの写った写真。
いくつかの質問に続いて、デンゴの写真も見せられた。
何食わぬ顔になるよう努めて、視線で隣の空き地を示す]
時々そこで遊んでいる子供ですよね。
昨日も、2時3時頃にその辺走り回っているの見ましたよ。
何かあったんですか?
[質問に警部が答えることはあるはずもなく、追い出されるように駐在所を後にした]
[習慣になっている朝の新聞を開いて、
新聞に乗ろうとする猫と攻防を繰り広げつつ
ざっと記事を流し読む。]
空き地から3日連続人骨…か。
頭、足、腕……
―――今日は背骨。
ころころと可愛いひと繋がりの骨。
明日は肋骨。繊細なカーブのひと揃い。
…もうすぐだよ。
もうすぐ、君が"出来上がる"。
[詠うように言って、傍らの包みをそっと撫でた。]
さて。空き地の様子でも見てこようか。
お弁当も届けないといけないしね。
[行ってくるよ、と白猫を撫でて、
からりころりと店を出る。]
ただいま―――あ、タケさん。
留守番してもらってたんですか。
いつも、助かります。
[店で茶を飲んでいた近所のご隠居さんに
頭を下げて礼を言う。
客が来た、との言葉に、少し首を傾げ、]
…近所の小学生が、話を聞きに、ですか。
呪い人形の話を?
穢れを人形に移して、人に拾わせる…って
あの話ですよね。
……ああ。そちらも話されたのですか。
死者の骨を拾わせて、命を少しずつ奪ってくる…
そりゃぁ、迷信ですよ。
死者が復活するとか、話が出来るとか…
そうですねぇ。よっぽどの念が介在すれば…
…って、タケさんまでそんなおとぎ話を。
[からり笑い飛ばして、茶を一口。
そして、ぽつり呟く。]
……ええ。似てますけどね。今の状況。
う……?
[目を覚ます。見知らぬ家の中にいた]
あれ、ここどこ。
[戸は締め切られ、室内は薄暗い。部屋を出ようとしたら、鍵がかかってドアが開かない]
うっそ……閉じ込められた……?
[背後から「そうだよ」と声が聞こえて、びくりとして振り返ると、そこにはアンの姿があった]
あれ……えっと……誰?
[頭蓋骨を見つけたあと、気づいたらここにいたと、それだけ少女は*語った*]
[動物病院前。
男がたらたらと歩きながら考えている]
……。
出来上がってきている気はするよな、犬。
[自分の考えを肯定して欲しげに犬に話しかけ、]
……ん?
犬。お前がくわえている骨はまさか例の。
ちょっと貸してくれ。いや待ってくれ凄く痛いです。
スーツが、スーツが破けますけど。
[骨の玩具を取り上げて肩口を犬に噛まれている]
[ひと悶着のあと、着衣の乱れを直し]
玩具だな。最近の玩具は良くできてる。
まあ想像の範囲内だな。完璧にな。
シケたもんだが、これは貰っておくぜ、犬。
恨むのなら無力な犬に生まれた自分を恨むことだな。
[猫派、無意味にニヒルに去って行く]
[ざわめいた声が聞こえる。
駐在所から飛び出した警部の後を追って、空き地の方へと]
現代アートか?
[ブルーシートの向こうに一瞬見えたものに鼻で笑った。
ピラミッドのような山形に組まれた、いくつかの、恐らくは肋骨が危ういバランスでそこに鎮座していた]
[それから小学校へ赴き、デンゴの足取りを追う。
昨日、自分より後に少年の姿を見たと言う人物には巡り会えなかった]
気をつけろっつっただろ。
[足は弁当屋へと向かう]
―― 弁当屋 ――
ままままま幕の内1つ大盛りで。
[出来上がるまでステップステップ]
あの、なるべく一人にならない方がいいですよ。色々ひとが居なくなっているらしいので。骨も出てますし。こういうの大の大人が言うのも可笑しいですけど、のろいって言うんですか? そういうのなんじゃないかーなんて。村の人誰彼構わず呪っちゃうんですよ。怖がらせようって魂胆じゃないですよ。ちょっと思っただけでして。ええ。
[早回しで言っているうちに、弁当が出来上がる。
千円札を出し、袋を受け取って足早に立ち去った]
―― →新聞社 ――
どおりで。
[首をすくめて空を見上げた。
白い、小さなものがちらちらと空から*舞い降りる*]
[膝を抱えたまま、数十分。
年甲斐もなく駄々をこねたこどもの様に、
差し出されたミルクティーを啜り。]
あたま、あし、うで、せぼね、だって。
だったら今日は骨盤でも見つかっているの?
[あんな大きな骨、誰が埋めてるのよ。
すねた口調は、やつあたりにも似ていた。]
あんな場所に、骨をうめて。
だれだってわかんないわよ。
…探し物がうっかり骨になるだなんて…。
[沈んだ視線に映るのは、○○新聞と書かれた文字。]
〜… おとうさん。子機とってちょうだい?
それと。来月から、××県民新聞に変えてもい〜い?
[快諾を得たその指で、回す見慣れない電話番号。]
[生憎、例の記者は不在のようで。]
そうですか。では伝言おねがいします。
えぇ、槻花寫眞館です。はい、来月から。
それと――…
[当たり障りのない言付けを告げて。
少し残念そうに電話を切った。]
―― 夢美堂 ――
こんにちは。お邪魔しますよ。
こちらに、タケさんていらっしゃってますかね?
[ノギ巡査部長、警邏の途中で立ち寄る店先。]
ご内儀さんから、頼まれましてね。
入れ歯忘れてるから、届けてほしいって。
[差し出す入れ歯ケースは透明なアクリル製。
ゆらり、剥き出しの入れ歯が水中に揺れる。]
どういたしまして、はいはい。
[ご隠居が照れ笑いしながら歯を入れる間に、
改めて店主ゼンジへ会釈するノギ巡査部長。]
アレですか、今どきの
「見せる収納」ってやつですかね。
お持ちするにも、おっかなびっくりでしたよ。
[容疑者リストに載っていた彼の面を無遠慮に
見詰めながら、世間話めかし唇の端を引く。]
まるで標本か…
「遺留品」みたい*で*
[微熱のからだは辛いが、黙っているのはもっと辛い。]
ねぇ、おかあさん。わたし少し出てくるね。
うん、…やだっ、むかしの話じゃぁないし。
こども探偵だなんて。ただちょっと気になるし。
それにデンゴ君にも招待状、渡さないと。
[少年の名前に反応した白猫を抱きかかえ、
しっかり防寒した身で外へ。]
[歩きなれた道を静かに踏みしめながら、
考えることは、やはりあの空き地のこと。]
記者さんは、なぜ今になってと言っていて…。
作家さんは、関係ない仏さんまでと言っていて…。
[熱の所為か。独りごとはたどたどしい。]
[そして無意識に向かう先は、空き地。
昨日と同様、ブルーシートが張り巡らされていて、
物々しい。]
これじゃぁ、確認どころか。
ますます中に入れないわね。
[ふっと溜め息を洩らした視線のさき。
見慣れた立看板に、落書きのあと。]
あら? こんな落書き、前からあったかしら?
[よーく目を凝らすと、読めないこともない文字。
まるでヘビかミミズが這ったかのような。]
えーっと、「よつんばいならおっけーです」?
[猫の喉をさすりながら、首をかしげた。]
一体だれが書いたのかしら?
「よつんばいならおっけーです」って。
よつんばい…よつんばい…
よつんば…
あ、あ〜…! なるほど。
[何度か繰り返しているうちに、
何かがぴかっとひらめいたらしい。]
あぁ! ミヤったら!
だめでしょう? 立ち入り禁止の場所に入ったら!
[大げさに声を上げると、
猫を追い掛ける振りをして、
空き地の中へと突き進んだ。]
あぁ、今度は…背骨だったのね。
[捜査員を尻目に、ブルーシートに並べられた、
真新しく発見された骨を見つける。]
でも、一体だれが。
連日このようなことを、するのかしら。
[てこずる振りをして、ちらりちらりと観察する。
もともとの性格なのか。それとも好奇心が勝ったのか。
怖さや不快さは感じない。]
――あら? でもこの背骨…
おかしいわね? 一つ少ないような気がするの*
……おー、連日大賑わいだねぇ。
[新聞めくり、目に入った記事を眺めて小さくぽつり。
同時に、煎餅ぱきり]
さって、んじゃ、ふらりと眺めに行きますか、ね。
みょーな『お知らせ』の事も、気になるし。
[口調だけは呑気に呟きながら、かん、かん、と階段を降りていく。
下には例によってというか、大家と階下の住人の姿]
おはよーございまー……って、何かありました?
[妙に深刻にも見える様子に、こて、と首を傾げて問いかける]
……子供が一人、姿が見えない、って?
ちなみにその子の名前って……。
[何となく嫌な予感を覚えて問う。
返る答えは、予測通り]
……え? ああ、いやいやいや、なんでもー。
[一瞬、深刻な表情をしていたのを訝ったのか、どうしたのか、と問う大家に手をひらひらと振る]
いやほら、こないだも女の子いなくなったばっかりだし……って、その関係で、警察が動いてるらしい?
……奥さん、どっからそんな話仕入れてくるんですか……。
[失踪事件の捜査のために、警察も本腰入れてるらしい、とは、階下の主婦のひそひそ話]
[そんなんまだまだ表沙汰になってねぇだろ、と突っ込むのはやめといた。
おばちゃんの情報ネットワークは侮れないものなのである。信憑性は時に応じて、だけれども。
ただ、既に誰か連行されたらしい、という話を聞いて。
いつもよりも細く、目を細めた]
……ふーん。
あ、んじゃ、俺ちょっと買い物行ってきますんで。
[口調は変わらず呑気なまま。
ひら、と手を振り、歩き出す]
……行方不明が増えて、お巡りさんがお仕事、ねぇ。
『お客さん』の『お知らせ』って、この関係なんかなぁ……。
[何か事件があると、気まぐれに要領を得ない情報のようなものを落としていく『お客さん』。
そんなモノと付き合い?があるものだから、幻想怪奇系のモノカキなんて職についた……というのは、全くの余談]
……おー。
今日も、賑わってるなぁ。
[やがてたどり着いた空き地の近く。
一度足を止め、小さく呟きながら、煙草を出して火を点けた]
おーばーちゃん、出来た?
[蓄音機の隣で声を上げる。
くしゃくしゃの伝票を机の上に乗せた]
うん、ばあちゃん首長くして待ってるって。ありがとう。うん?
[奥から出てきたおばちゃんが渡してくれたのは、写真だけではなくて]
いらっしゃいませー。
あら、あの時の……。
[客は以前に見た様子のおかしかった男>>18
今日も様子はおかしいが、それを気にするでもなく]
……そうみたいですね。
呪いって話も聞きましたけど。
[人がいなくなった、の言葉に眉根を寄せて相槌を打つ]
でもそれで仕事を休むわけにもいかないですよね。
大丈夫ですよ。
普段から自転車だからそうそう捕まらないですし
こういう言い方もなんですけど、いなくなったのは
若い子ばかりですしね。
はい、幕の内大盛りお待たせしました。
[弁当とお釣りを渡し、最初と同じ調子で
ありがとうございましたーと声をかける]
おや。刑事さん。
見回りですか? ご苦労様です。
[やってきた制服姿の人間に、軽く一礼。
警官の官職にはもとより無頓着で、
「警察さん」より呼びやすいから、
という、ただそれだけの呼びかけ。]
タケさん、入れ歯なんてそんなもの、
忘れないでくださいよ。
[警官を見て一瞬消えた笑いが、
タケさんへと再び向けられる。]
招待状? お菓子? くれるの?
わあい、ありがとうー
[両手でそれらを受け取って]
ぜったい行きますって伝えてください。
[お金を払うと手を振って走っていった]
[店主が受けた弁当を届けようとするのを見て]
あっ、私行きます!
だから旦那さんはお店見ててください!
[配達はあくまで理由付け。
本当の目的は、あの空き地の様子だ]
ふむふむ。
[手には。
羊のぬいぐるみ。砂糖菓子。招待状。写真。
写真を一枚一枚めくりながら歩く。
だから、長靴を履いていても、ブルーシートの張られた空き地を素通り]
[配達先は空き地にそれなりに近い場所にある町工場。
量も多かったが気合と根性で素早く終わらせ、空き地に向かう
空き地はさすがに近付けない雰囲気ではあったが
遠目で新しい「もの」があるのは確認できた]
……この調子だと、そのうち……。
[全身揃いそう、という言葉は飲み込んだ]
[駐在所の前、写真を見ながら歩いたら危ないよと声をかけてきたのは、昨日の白髪の警部さん]
うん、ばあちゃんの写真ね、ほらばあちゃん若いときの映ってるの。これ変な写真。
[ぺらぺらめくって見せる写真、空き地、自宅、公園、骨董屋、駐在所、いろいろな景色]
あ!
[変、と示された写真を見せられながら、そう言えば昨日言っていた……と切り出そうとした警部だったが]
昨日の鉄砲、教えてー 作って?
[つい、割り箸鉄砲のことかい? と答えてしまった。
少女はいたくよろこんで、材料集めてくるねと走って行く*]
っかし、この調子で全身揃ったとして、だ。
……一体、何が起きるってんだ?
[煙草一本吸い終えて、吸殻は携帯灰皿へぽい、と放り込む]
まーさか、合体して復活ー、とか。
……ねぇ…………よなぁ。
[寒さに身を震わせながら、“発掘現場”から大分離れた空き地の隅で、業者が別の小さな穴を掘っていた。
昨日よりもくたびれたスーツの男はそれを見ながら]
掘れたら、植えといてください。
地主の許可はあるから。
時期的には、ちょっと早いけど。
[言って、かじかんだ手に息を吹きかけた]
[全身揃った、の言葉に心を読まれたような気がして
ぎくりと声がした方を向く。
そこには、しばしば弁当を買ってくれる作家の姿>>48]
……合体しても、骨格標本ぐらいしか
できそうもないですけどね。
あえて言うなら……呪いの完成なんでしょうか。
[子供警部が歩いているのを目を細めて見ていると、造園業者が男に話かけてくる。
骨に関する様々な噂。殺人、死体遺棄、怪談――]
……。広めてんじゃねー。
たぶん、骨自体に事件性は余りないですよ。
放っておいても、全部出てくることに賭けます。
[良いから早く植えてくっさいよ、と淡白に返す]
[フユキの迷惑、という言葉>>52に頷いて]
……正直、失踪者と無関係とはもう思えないんですよね。
骨が見つかって、人がいなくなって。
仮にこれが呪いでなかったとしても。
その場合、捨ててる人が何のために
失踪者を出しているのか分からないですけどね。
[思いだしたように、造園屋の若い衆の名を呼んで]
それより君。このへん地元だよね。
昔ここにあったっていう社の神について来歴知ってる?
[『知らないす。
地元新聞なら当時記事になってませんか?』
そんな返事を貰って、眉をしかめ]
かけても埒が開かないんだよね。
何でも担当者は作家の追いこみと弁当の注文に忙しいらしい。
どういう意味かわからんので嫌がらせにその新聞社を名乗ってクロスチョップハンバーグ弁当を死ぬほど頼んでおいたよ。
ややぁフユキ先生じゃありませんか奇遇ですねぇぇぇ。
私? 私はほら新聞のチェックですよ。先生は何月生まれでしたか。
当たりますよフローレンス優姫の占い。
[さも今気づいたかのように顔を上げた]
腕の……
[デンゴの事だ。
そう言えば別の客がそんな事を言っていた]
どちらにしても、次も……
何か起きそうな気がします。
本当に、犯人は何が目的なんでしょうね?
[喋り疲れて、ふっと“発掘現場”の方を見やる。
今日は背骨だ。という話を先ほど聞いた]
……。頭蓋骨、見にいかないとね。
[男がそうして考えごとをしている間に、
空き地の隅に、南天が植わっていた]
[不自然のように感じた背骨を見ていると、
流石に空き地の外へと追いやられた。]
ありがとうね、ミヤ。
[猫の首根に顔をうずめて。
こっそり礼をいう。]
若旦那さん。
[容疑者リストで知った名を呼ばず、少しの間。]
お相撲の星取表とは、逆なんですかねえ?
[世間話の合間に挟む、指示語を省いた問い。
星取表――勝ち取ったら、塗り潰さない其れ。]
[知りたいこと。
今日発見された部位は得た。
あとは24日辺りから行方が解らない、アンの事。
新聞勧誘に乗る代わりに聞こうとしたが、
不在で未だ知れずにいる。]
おばさまネットワーク…
どこかで発動していないかしら?
捜査の邪魔、とか言われて捕まるのは流石に嫌ですしね……。
[天を仰いでため息をつきつつフユキ>>64に返す]
目的だけでも分かれば、随分違うと思いますよ。
呪いなのかそうでないのか、そこが分かるだけでも
見えてくるものは多いですから。
[オーラを感じてそちらを向くと、先程のおかしな客がいた>>59]
[グリタの占いに怪訝そうな表情を浮かべて>>68]
女子高生ならラッキーグッズじゃなくて
ラッキーパーソンなんじゃ……。
[ぽつりと呟いた]
私は8月ですよ。
[さらりとグリタの質問>>70に答える]
そういえば……
[グリタの方を見て何か思い出したように、
何か言いたげな様子で]
[辺りを見渡すと、見知った顔が、
ひとつ、ふたつ、みっつ。]
――声、掛けてもいいものなのかしら?
[まるでひとり身の男たちが、
商店街のアイドルの気を惹こうと、
頑張っているようにも見え――]
きっとお邪魔よね。
[馬には蹴られたくない。]
[空き地の前で写真を落として立ち止まる]
もう、逃げるな。
[てし、と押さえるとふと目にはいる、見慣れない木と会社員の姿]
植木屋さん?
[首を傾げた]
実際、怪しげな噂もかなり広まってるみたいですし。
[フユキの頷くのに続けて>>73]
現実的なら解決しようがありますけど
幻想的な問題なら……それができる人って限られてるわけですしね。
あそこの……夢美堂のご主人なら
幻想的でも何か出来そうな気もしますけど。
[こういう事情にも詳しそうなもう一人の人間の名前を出す]
でも…なんでアンちゃんは――
[記憶を辿る。
あの日、空き地で彼女がこぼした言葉を。
繰り返しつぶやく。
「探しているの」。]
――何を?
[猫を抱きかかえたまま、探る鞄。
手にしたのはハンカチに包んだ、一枚のカード。]
なるほど、入れ歯も「あーん」だったり。
羨ましいことです、はいはい。
[ノギ巡査部長、尤もらしく腕組みで頷く態。]
ほう。厄払いの人形、ですか。
身体の痛いところをさすると、
痛みを取ってくれるご利益のお地蔵さまは
話に聞きますけども――その類ですかねえ。
頭の厄なんぞは、本官も落としたいところで。
[人形の黒い頭部になぞらえて、蟀谷をつつく]
おとなの事情は解りやすくていいわね、
ねー? ミーヤ。
[勘違いが勘違いを呼んでいるとも知らず。
カードを手のひらに収めて眺める。]
大事なもの、だった?
[白く、シンプルなデザインに映える、
四葉のクローバー。]
――やあ相棒。
こればあちゃんのお遣いなのよ。
余ったところはとっていいよって言ったから、かんしきした。
[数瞬も迷わずに、新たな呼び名に上書きする。拾った写真をヨシアキに示した。汚す前から妙に黒っぽい写真]
南天知ってる。ばあちゃんが「やくよける」って植えてた。みんな枯れちゃったけど。
あれも、そう?
[反対側に首を傾げた]
占い師さんは隣の席なんですか……意外です。
[薄いケープで顔を多い、デスクの上に載った水晶玉を
ムニャムニャとしているコテコテの占い師とグリタが隣り合わせで仕事をしているのを想像した]
いえ、普段独特の喋り方してるから
DJでも目指しているのかと思って。
[緊張でどもっているのを
ラップの練習だと勘違いしているらしい]
あ、それなら今から一緒に行きません?
何か分かる事があるかもしれませんし。
[そう言って、その場にいるものに提案する]
目が多ければ気づくことも多いですよ、きっと。
そう、おとなの事情なら。
あの骨の謎も解りやすいのかしら?
[未だ謎は謎のまま。
捜査も少しずつ動いていることは、まだ知らず]
あ。骨で思い出した。
デンゴ君にあれ、渡さないと。
[鞄の中に入っている、鬼の絵が付いた色画用紙。]
え、そうなんですか?
[とグリタの答え>>86には不思議顔]
それにしては随分お上手というか……
そう言えば今は普通に喋ってますよね。
[話はだんだんずれていく]
あ!
記者さんだったら別の方向から何か分かりませんか?
[ぼんやりとした意識に、
引っかかる名前が飛んでくる。(>>93)]
え…? それってどういうことですか?
うんいいよー 失敗写真、かんしき難しかった。こっち綺麗にとれたのよ、駐在所。
[先に渡すのは古びた品物が所狭しと並ぶ薄暗い写真。上の隅の方がやけに暗いそれ。
次の写真は明るい駐在所、いつものじゃない駐在さんの頭もきれいに映っている]
あー……
昨日、夢美堂でタケさんに呪いについて聞いたんですよ。
私も探してみたんですが、その後の行方が追えていません。
[デンゴについてしどろもどろにそう言って、それから一度モミジを見てすぐ視線をそらす]
だから皆さん気をつけた方がよろしいかと思われます。
まーなんですね。アレですよ。過労。
なにぶん、
この村に来てから不思議なことだらけです。
ご存知のとおり、今時分はどうかすると
遺留品も入れ歯でなくて本物だったりしますから。
[タケ翁の連想で、話題は連日の事件に逸れる。
ノギ巡査部長、しまったなという面持ちして]
うーん。
捜査の内情はお話できませんが。
個人的にはですね…
土地を売るのは厄がつくの?
[博識に、えへんと胸をはったはよいけれど。揺れる南天を見てぱちりと瞬きして]
うらきもん? 厄よけ……
売れないと困るもんね。骨の人、売れないようにするためなのかなあ。
[ブルーシートのあたり、ちらりと眺めた]
見つかる遺骨の件も、
アン君の姿が見えない件も――
単なる「こどものいたずら」ってことで
落ち着くといいなア と願ってます よ。
そうですか……担当が違うなら仕方ないですよね。
[グリタの答え>>95には残念そうに]
御留守……いないっていうか、
いなくなったって……そういう事ですか?
[問うツキハナに返事するグリタ>>93の
補足をするように言って]
行方が追えてないって…
[言いたい問いかけは、
モミジが先に口にしていた。(>>105)]
どうして? 約束を破ったこどもだから?
[それは他の三人に問うような口調ではなく。
あくまでひとり、語ちるかのように。]
これ骨董屋さんち。
[じーっと写真を見るヨシアキをじーっと見て、あっけらかんと]
手? はい。
[持っていたぬいぐるみやらお菓子やらをわたわた片方の手に集めて、右の掌を突きだした]
え、それって、どういう?
関わりあるのがひとつ欠けた、って……。
[フユキの呟き>>107の意味を
理解しかね、半ば反射的に問う]
……ああ、そうですね。
あまり事件の話を聞いても、困らせてしまいますか。
[警官の話に、ひとつ頷き、]
本当にね。早く解決して欲しいものですよ。
子供の悪戯……にしては、
少々手が込んでいるようですけれども…
[本当に、と二度繰り返し、
そっと薬を警官の方へと滑らせた。]
探さなきゃ…。
[なんとなく。
そうしなければいけないような気がした。]
当てはないけど。でも、とにかく探さないと。
[言うか早いか。
白猫を抱えたまま空き地から立ち去った。]
単純に、巻き込まれただけだと思う……んだけどね。
呪いだとしても。
現実的な事件だとしたら、誘拐ってことも
あるかもしれないし……。
[ツキハナの独り言に似た台詞>>108にも
律儀にそう答える]
……約束、ってなんだろ。
一生もの……空き地、高い?
あ、でも買うなら真っ白がいいものね、モコもまっしろのがいいものね。
[真面目な顔で、うんうん頷きながらいる、手を出したまま]
そうかあ。その線は薄いかあ。
やっぱり骨を置くこと自体に意味があるのね。
[又聞きドラマの台詞のような、若干の棒読み具合、むう、と少し唸って]
来週もいい原稿頼みますよ。
[フユキとモミジに会釈をし、外套の首元を閉めて新聞社への道を歩いていく。
途中、救急車と*すれ違った*]
[当てもなく、思いついた所を探そうと。
立ち去り際に耳にした、
誘拐の可能性もあるだろうけど。]
でもさらわれる理由が解らないの。
立ち入り禁止の約束を破って、
骨を見つけたこどもだから?
[あやうい新聞の記事を思い出す。
頭蓋骨を見つけたのは、少女。
腕の骨を見つけたのは、少年。
何でもこじつけてしまうのは、悪い癖。
解っていても、熱で浮かされた思考は、
止まることを*知らない*]
[警官の姿が見えなくなるのを確認してから、
タケさんに、奥さんが待って居るんでしょと言って
また明日、と家へ帰ってもらう。
無人になった店の中、
白猫を撫でながら、ぼんやりと宙を見る。]
今、体は4箇所。
人はまだひとり。
……今日、1人は呪(まじな)いに誘われるとして…
もう1人くらい欲しい、かな。
……何かよく分からないけど、
そういう情報網もあるんですね。
[フユキの話>>118を聞いて驚きの表情になったが、
ぼかした話が功を奏したのか
深く突っ込む事もせず]
だけど、本当にそれが今回の事件と
関係あるとして。
その「関わり」が欠けたとしたら。
別の「関わり」があるはずなんですよね。
「なくなった」訳じゃなくて「欠けた」だけなんですから。
[手に乗った、小さな巾着>>119
見ている間に、手の形はグーになる]
……。
[手を見て。
ヨシアキを見て]
ヨシアキのは?
…そうだ。
骨の人にお供えがしたいって言っていたあの子。
あの子に、会わせてあげるって言ったら、喜ぶかな?
どう思う?
[話しかけたのは、手元にいる白猫…ではなく、
物の影にひっそりと隠されるようにおかれた、
小さな写真立て。]
相棒のお給料でも無理かあ……
[空き地を一度、ぐるりと眺めて]
骨を見つけてもらうこと? 毎日こっそり置きに来て、見つけてもらって? めんどーくさい。
[想像する打ちに、しかめ面になって、結局唇をとがらせたが]
犯人が分かってるなら、
ばっちり名指しで教えるとか。
方法はいくらでもありそうなんですけどね。
[フユキの話>>128を受け入れるのが
普通といった調子で話す]
だけど……その「欠けたもの」自体が
分からないんですよね。
[ん、と唸って空を仰いだ]
[髪を撫でる手>>131に、わわ、と右手はぐーのまま手をやって]
……わかった。がんばる。
[笑う相手に、真剣な顔をして、頷いた]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了