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……ああ、判るよ。
[肩を竦めて返す声には自分にも覚えあってか頷き。
ドロテアの名前が出た時には僅かながらでも目を伏せ、すぐに相手を見返す。
――つきり、痛んだ腕は今は盲目の男の手助け。]
狼使いどころか、まじない師さえ、わからん。
長老だけでも知ってりゃいいんだがな?
――例えば。
ドロテアのように潔白と公表された人間がいたら、
狼使いはそいつを襲いたくなるもんかね……。
[問いのような呟きのような言葉は知識蓄える書士に意見を求めるようでも、等しく探るようでも*在り*]
[車椅子を動かすレイヨの声が聞こえた。
そちらを向き、ひらりと手を振って目礼に応える]
レイヨかい。
『も』ってことは、目的地は一緒みたいだね。
どうせなら一緒に行こうか。世間話でもしながらさ。
……とはいっても、今は物騒な話題しかないけどねえ。
例えば、お前やラウリはあぶないと考えているよ。
不穏な言動というやつだ。
…だが、普段通りでもあるしな。
[自身が選択肢に含めていないところを挙げて、
当のイェンニを見遣り――稀にも僅か、微笑む。]
…
進言を求められたなら、
レイヨをと申し上げるつもりだよ。
申し上げて容れられたなら、
それだけのことはするつもりだ。
[ドロテアを喰らったかもしれぬ狼の毛を呑んだ、
車椅子の青年の所業を、蛇遣いはまだしらない。
>>1:52『まじないが"出来ぬ"のであれば』――
問われなかった続きを、いま妹分へ口にしたまで*]
…少なくとも、姉様は呪いをされる方ではないでしょうね。そして私には姉様の潔白の真偽も、わからない。
そうね…。私、姉様ならそれが嘘でもいいの。でも、その時は約がほしいわ。
ビャルネ様は、怪しい人は殺してもいいと。だから、狼でなければ姉様に殺してほしいわ。
[腕が痛んだ様子には気づかないまま、カウコの言葉にゆるりとうなずく。]
さあて……あの長老のことじゃからのぅ。
知ってなくとも知っているふりぐらいは、しそうじゃし、その反対もありえるのぅ。
潔白と――公表されたのなら、それは狼使いではないということじゃからの。
自らの隠れ蓑とならないのなら、襲う可能性も、あるじゃろうて。
[ふむ、とかんがえるように間を空け。]
……誰か潔白だと……言われたのかのぅ?
[使者の男を見て、マティアスを見て、長老は思考を巡らせるようにしてから、一度、無言で頷いた。男に伝達を命じる事はなく。これからまじないについて話す者がいれば、告げるのかもしれなかったが]
……、
[男は、少し離れて近くに腰を下ろし]
私が皆に選ばれたら、姉様が私を殺して頂戴。他の人はいやよ。
守ってくれるなら、私姉様と…ビャルネ様を信じるわ。
私、姉様が大好きよ。
だから、私に姉様を信じさせて。
姉様がレイヨ様を、というのなら
私もそれを信用していいかしら。
[それとも…と続く言葉は飲み込んで]
そうですね…
ユールの話をしている場合でもありませんし。
…………
[狼を煽動する人の手から開放する術はないでしょうか?―――獣医たる人に問いかけて、知っていて教えてもかまわぬ立場なら既に公言しているはずと問わず口を紡ぐ。キィキィキィキィ…―――車椅子の音が、足音に並ぶ]
10人の中のふたりなら…
自分を除いてもあと7人は信じられるはずなのに。
誰を信じればいいのかわからないです。
……――…俺は荷をしっていたけれどとぼけて居るのかも、知れない…
――または、アルマウェルが…自分でしかけた事かもしれん…
――だが…
[ぽつり ぽつりと
口元の手指の隙間から落ちる 言葉
ぱちりと爆ぜる炎の音が 重なった]
…「万が一」を考えた時に…
リスクは――狭めた方が良い…
ああ、今はそんなのんびりとした話してる
場合じゃないからね。
[金属が軋むのに似た
車椅子の音をBGMに話を続ける]
本当だよ。
信じてもいい人間の方が遥かに多いはずなのにね。
疑心暗鬼、って奴なんだろうかねえ。
他の人間とは違う分かりやすい何かがあれば、なんて
ことも考えるけど、分からないから
まじないに頼るしかないんだろうね。
成程―― 潔白か。
[ほう、としろい息を吐いて両手を温める。
蛇遣いは暫し黙して――
傍らを歩くイェンニの、春風に似る謡に耳を傾ける。
同じテントを目指すらしき人々の姿は遠い――――]
…
お前にそんな面持ちで訴えてこられると、
確かにどうでもいいと思えてしまうのが不思議だ。
――その"赤"は…
お前をどうしてしまうのだろう。否…
赤は私をどうにもしないわ。
赤を持った人が、どうにかするんだわね。
さぁて…どうなるのでしょう。
神のみぞ知る。生きようとする者が、
生きるのだわ。
呪いも、狼も。
正直なところ、あまり興味がないのよ。
[長老のテントに至り。ただ言葉を慎むらしきはない。ほしいのは、理由だけ]
"曲者"を束ねるなら、長も相当な"曲者"、か。
[書士の言葉に皮肉げな笑みひとつ。]
普通は、そうか。
[独り言に近い声は小さく状況を整理して。
ゆる、と首を振ったのは一度思考をクリアにするため。
ビャルネの問いには飄々と]
――みたいだな。
どう扱うかは曲者の長老次第なんだろーけど。
[中身まで知らぬを装い、長老のテントの方を見る。]
お前は、あたしを呼んだ。…それで充分だな。
[手を焼く態で、妹分の髪に触れ抱き寄せる。
耳元へ置く声音は、低くともささやく内容へは
誰への憚りも持たないもので――]
…わかった、イェンニ。
力及ばず、皆の嫌疑がお前にかかっても
皆のその手がお前にかかることはないと約しよう。
あたしがその折のお前を殺すことが、守るすべならば。
…………
誰も昨日今日村にきた訳でもないのに。
どうして急にこんな…―――
当人にしてみれば急ではなく…
ずっと準備していたのかも知れませんが。
[ウラヌスの言葉に耳を傾けるうちには、長老のテントも徐々に近づいて来るのだろう。狼使いを詰るでもなく訥々と疑問を口にする口調で、前を向いたままに零す]
まじないの結果とて疑わしき者の出す事なら…
僕は絶対の信頼は出来そうにないです。
結局は自分で見据えるしかないのかも知れません。
そうでなければ、まとめることなどできぬだろうて。
[皮肉げな笑みを浮かべるカウコを見やり。
飄々と告げられる言葉に考えるように視線を伏せる。]
……そうさの。
長老が教えてくれるかどうかはともかく、聞きにいってみるかのぅ……
[どうする、というようにカウコをみやった。]
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