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―御神木の下―
[気だるげに横たわって]
さて、如何なったろうね。
どこかで逸れて、迷子になったやも。
[呟くは、茜の子供にひっついて行ったあおいろの事。]
―神社―
[蝉時雨。]
[起き上がる動作は緩慢で。
一度目を向けたは、ため息つく医者の居る方角。
封筒片手に、多少の揶揄の色を浮かべる。]
[それから踏み出した一歩目は、少しふらついた。*]
其方の言う通りの存在だとして、そう認めると思うか。
人間によって排斥されては堪らないもの、正体の事実を吐きはしないだろう。
人外に対しての貴方の考えや対応を知れば、また別やもしれぬが…
[参道の途中で、一度、肩越しに振り返る。]
で。参考に訊くとすれば、例えば
神隠しを起こす人ならざる何かに対しては、如何するか?かな
…そう か。
[どこか驚いたトーンの声音が短く落ちる。
して、医者へ浅く頷いた。]
願い事へ耳を傾けぬ神は居ないだろう
だから願えば、要望すれば、その声は、神のもとへ届くだろう。
ま、望みが叶うかどうかまでは、わからぬがな。
……何しろ、気まぐれな相手だ。 くく
[吹きつける、強い風。]
―――……。
[顔の向きを戻すと、先程に紫煙を巻いた側の手を伸ばし、風へ触れようとした。*]
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