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[車掌に礼を言って大きなトランクを抱えてバスを降りる。体育館の裏手にあるバス停から正門へは向かわず焼却炉の方に歩いていく。と、懐かしいフェンスの綻びを認めて]
ほんと、懐かしいな。全然変わってない。
みんなはどうだろ。
[服をひっかけないように気をつけながら抜け穴をくぐると、会場になる教室のある校舎に向かった]
[廊下まで聞こえてくる楽しそうな話し声に自然に笑みがこぼれる。
黒板消しが挟まっていないことを確認してドアをあけると入れ違いに出て行ったソフィーに挨拶をしながら教室に入る]
あ、ナサくんお久しぶり。
まだソフィーとナサくんだけ?
[一生懸命何か書いているナサニエルの手元を覗き込むと]
あら、サイン帳?
懐かしい、卒業式のときにもみんなで書いたわね。
わたしも書いてこようっと。
[用紙を一枚取って窓側の席に陣取ると書き込み始めた]
■名前:セシリア=シライシ(女)
■好きなもの:
打ちやすい電卓と短歌。
■将来の夢:
今年は駄目だったけど、やっぱり先生になりたいな。
■部活動:
化学部。うちでは今でも三角フラスコがやかん代わりです。
■委員会:
ベルマーク委員会。在任中にピアノを貰えたのが自慢。
■想い出に残っている行事:
林間学校。というよりは自給自足のアウトドアだったわね。
■フリースペース:
風車村の商店街で実家の手伝いしてます。
近くに住んでる人がいたら飲みにいきましょう。
[書き終えた用紙をバインダーに挟みながらナサニエルに答えて]
ハーくんにクインかぁ、懐かしいね。
みんな忙しいだろうから人が少ないんじゃないかと思ってたけどなんだかんだ時間やりくりして来てるんだ。
[嬉しそうに笑うと、サイン帳をぱらぱらと捲る]
あ、そういえばナサくんバレー部だったね。
抜け道使うときに外のバレーコートでよく見たなぁ。
[変わってない、の言葉に笑って答える]
若いって誉めてくれてるのか、子供って言われてるのか判断に困るわね。
バレー部のマネージャー……ああっ。
思い出した、うわぁ、懐かしい。
あのなよっとした感じの人だよね、いっこ下だったっけ?
女の子の姿が眩しいって、高校生らしく白球追いなさいよ。
[ナサニエルの視線につられて校庭をみやりながら、おおきなあくびをひとつ]
[マネージャーの話題に答えて]
ううん、誰目当てでバレー部のマネージャーになったんだろうね、って噂してたんだよ。
男気って、じゃあかなりやる気のある人だったんだね、悪いことしちゃった。
[あくびを見られてあわてて手で口元を隠す]
あ、ううん。バスで30分かからないよ。
眠いのは泊り込みの同窓会でしょ?
実家の手伝いをまとめて片してきちゃったのよ。
それで昨日はあんまり寝てないんだ。
[教室に戻ってきたハーヴェイに笑って挨拶する]
ハーくん?
へえ、なんだか雰囲気落ち着いちゃって。
ハーくんは大学に進んだんだっけ?
[ナサニエルのいい所に住んでるという言葉に実家の周りを思い浮かべて]
そう…かな?
あの辺もたいがい田舎だよ。
村一番賑わってる商店街に、おじさんがランニング姿で電池買いに来るようなとこだもん。
[無理するなよ、という言葉には素直に頷くと]
そうね、みんなが集まった頃に寝てたんじゃつまらないし、後で科学室の準備室で仮眠してくるわ。
[ハーヴェイのおどけた口調に笑って]
歳相応の大人になったと思ったけど、そういうところ相変わらずね。
ほんとに文学部行ったんだ。
最後聞きそびれてどうなったか気になってたのよ。
へええ、じゃあ将来は物書きの先生だ?
デビューしたら印税でラーメンおごってね?
え? わたしは理学部。
先生になりたくて免状取ったのは良いけど就職なくって、今は実家のお手伝い。
[ハーヴェイを小突きながらナサニエルに答えて]
ありがと、でも懐かしいからやっぱりあそこで寝てくるわ。
アルコールランプ灯して百物語とか、2リットルビーカーでチキンラーメンとか、思い出がいっぱい、なのよ。
……さて、と。
[席をたつとトランクを持って]
2人ともまた後でね。
んー。
[寝袋から這い出してポーチから手鏡を取り出して覗き込む]
どっか直すところあったかな。
現役の頃は気にしないで泊ってたけど、今思うと案外不便だなぁ。
それじゃ、お言葉に甘えて。
[シャーロットのお重に箸を伸ばして学生時代を思い出す]
前もこんなことあったよね。
キャビアを生まれて初めて見たのがこの教室だったな。
[と、しみじみしたところにギルバートの声が聞こえ]
やっぱりギルくんか。雰囲気変わらないね。
[ヘアバンドのことを聞かれて]
ううん、そんなダサくなんてないよ。
って、わたしハチマキって言った?
あああああ、お父さんの悪影響だわ。まずいなぁ。
[照れ笑いしながら海老をつまんでいる]
あ、ナサくんおかえり。
[ドアのところに突っ立っているナサニエルに手招きする]
ほら、ロッテちゃんのお弁当すごいよ。
こっちこっち。
[くわえていた海老を放してソフィーに]
面目ない。ぐっすり眠っちゃったよ。
ああそうだ。
[トーとバッグに手を伸ばすと、科学室から拝借してきたビーカー、フラスコの類を適当な机に並べる]
コップないんじゃないかと思って持ってきたよ。
一応浄水とエタノールで洗ったから綺麗になってると思うんだけど。
[シャーロットのやきそばパンの話を思い出して]
そうそう!
最初に聞いたときはいくらなんでも、と思って「馬鹿にして!」って怒鳴っちゃったんだっけ。
[ソフィーの調理室、という言葉に]
あ、そっか。
家庭科とかそっちだったもんね。
科学室で料理するのが日常だったから忘れてたわ。
[笑って答えながら自分も適当なビーカーを手にとる]
飲み物ってどれがもう飲んで良いやつ?
[フラスコを指しながら質問するギルバートに]
あぁ、フラスコはお酒暖めるのに良いかなって思って。
……また、いまちらっと思ったでしょ?
[シャーロットのオートグレーブは?という声には]
うーん、そこまでできれば良いんだろうけど、さすがに高校には置いてないから。
生き物使ってるわけじゃないからそこそこで大丈夫だと思うんだけど、まずかったかな?
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