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[形抜きでひと財産築き上げようと企み、形抜き屋台に向かう途中で、盆踊りの輪が目に入る。そこで踊り狂っているヤスナリとアンを認め]
……斬新な踊りだな。
あれが今時流行りのボンファイヤーダンスとかいう奴か。
やはり、ああやって若者に媚びへつらわないと
古きよき日本の文化という物は消えてしまうのだろうな……。
嘆かわしいことだ。
[そう呟く言葉は、恐らく本心ではない]
ぬ、コーヒーか……。
ぶっちゃけドリンクバー無料の方がありがたいんだけどな。
めちゃ暑いし。
[差し出されたちらしの束には、凄く微妙な位置まで手を伸ばすが、取るまではしていない]
んー、それじゃ受け取っとくか。
貰うのもタダだしな。こんな中で仕事もしんどかろう。
[押しつけられたちらしを受け取りながら]
しっかし、こんな祭りの日に客寄せしても来ないだろ。
みんな祭りの魔力の虜で、ハンバーグライスやビーフシチューもどっかに飛んでいってると思うぞ。
ほーっほほほ、女神様とお呼び!
[もう既に呼ばれているが、それはさておき]
だな。
いつでもどこでも24/7とは見上げた商売根性だが、その時そのときの流れを見抜けないと、時代に取り残されるだろうな。
そういえば私も、まだチョコバナナもりんご飴もいか焼きもフラッペも食べてないな。
[そういいつつ、サヨの視線の先を*探った*]
あ、くれるのか。
それならありがたくも遠慮なく頂いておくことにしよう。
[鮮やかな緑色のシロップがかかった氷のかけらが、サクサクと軽い音を立てる]
くばる手伝いよりも、それ全部貰ってくれた方がありがたいってさ。
[視線を向けてきたヤスナリには、噴出しそうな表情で言葉を返した]
やっぱり奢りだと数倍美味しく感じるものだな。
[早くもかき氷を食べ終え、空になった容器をごみ箱へと捨てる]
……ま、配りに行くなら応援するよ。
[そういいながら悪い笑みを*浮かべた*]
傘男が嫌なら、コウモリ男とかどうだ?
どっかのヒーローみたいでカッコいいと思うぞ。
というか、トレードマークにしてる以上
そう呼ばれるのは避けようもないんじゃ?
本気で嫌なら傘を差すのをやめればいい。
[ザックリと言いたいことを言った]
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