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[―――やがて辿り着いたのは。]
[赤い赤い―――あかい]
これ…は…… どうなって
[あがくほどに絶望へ至る]
[否――楽園へと至る――神の湯治場――揺り籠]
[見えるのは――広がる――赤い――湖面には――同心円状の輪――赤い水から突き出す――枯れ木が――異相であり――幻惑的に]
*[ザ...ザザ...ザ―――――――――]*
― 視界混線中 ―
「もうすぐ日付が変わる……か。」
[ 見慣れた懐中時計を広げて時刻を読む、聞き慣れた声]
「あの日記を――く調べられなかったのは――――けど、やっぱり私達の見立―――――てなかった―――よ。」
[ ノイズ混じりの言葉。けれど最後の一言だけははっきりと聞こえた]
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