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[男は、ただ。
ただひとつ、望みがあっただけだった。
覚えて居るのは
舌に熱を感じた、事。
その後、冷たい雪を背に感じて、
熱は首に 腹に 口元に 喉に
味と温度とを 視力無きが故に
熱く 熱く あつく――]
[女の罵声に、男が見せた表情は恍惚にも似て。
ただ 熱に浮かされて男は肉と骨に成りゆく自身を、
何時しか見下ろして居た。
――見 下ろして。]
…――――、やめろ……
[エンジン音に似た子犬の唸り声。
その子犬の毛の色が 久しぶりに「見た」もので
男は、喉を鳴らした――気がした]
…やめろ、やめろ…――
――っ、俺を、俺に、…――っ
[両手で耳を抑える。
物質では無いそれは 震える鼓膜等あるはずもなく
男の魂らしきは眼を見開いて 吠え
何処かへと――走る様に飛ぶように 姿を消した**]
["庇ってくれたカウコに申し訳が立たん"
トゥーリッキの其の言葉に、
雪に投げ出されるレイヨに、
――こぼれたものは小さな舌打ちで。]
結局、俺は――……
[飲み込み、代わりに吐いたものは深い息。
名を呼ばわるレイヨにひととき意識預けて]
お前は――……死ぬな。
[かける言葉はいつかの*繰り返し*]
…ひとりでこそあれ、
あたしは孤独ではないよ。
[それを感じることが出来ないとも言う。
落ちた場で対たる者がそれへ浸るなら――
全く、何のために長旅を経たのかと想う。]
徒労にさえも、届かぬうちはな。
お前の答えの通り ……違わず、殺せ。
[深く被り直す帽子で表情がどこまで隠せるか――
否、そんなことをせずとも生者には見えない。]
嗚呼――……
ままならねーな。
[苦い――苦い苦い、*笑み*]
/*
デフォ投票がアルマウェルです。
使者のスタンスがこのままなら、
いっそ人狼勝利狙いのRPをしようかな…
いえ、どちらにしても殺陣はやる気です。
― 村の随分と上空 ―
[身体無き今 地の重力は枷に成らない。
男は紅いオーロラに混ざるかのように
随分と上から、地上を見下ろして居た。
長い間 視る事の無かった世界。
村の遠く向こう、別なる村が町へと変貌を遂げる所、
鉄の棒の組まれた足場が小さく見える。
男は眼を細めて ふと足元へと視線を落とす。
足元に子犬が纏う事は無く
ふ と 吐く事無き息の音を立てた]
[私に必要なのは空気なの。そばにいる人ではないの。そんなものは、いらないの。
姉様はそれをよくご存知でいらっしゃる。
私が貴女を手にかけても貴女はきっと恨みもしますまい。
だから私を殺して頂戴。人に殺されるのは嫌。空気のような、姉様がいい。
私を知っているようで、何も知ろうとなさらない、姉様だからこそ。私は好きなのよ]
/*
レイヨを吊り損ねた日といい
マティアスの仔犬伏線を早めに出し過ぎた前日といい
どうも誘導RP下手だなと凹むのでした。
いつだったか、びーとんさんが仰ってらした
制縛ロールってのに該当してるんじゃなかろうかと
今村に限らずたまに気になってたりします。
でもスレスレの線はいっていたいともまた想い。
預けて戴こうとする試み。たのしいのです。
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