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マヨネーズ……
……と、塩?
[ポルテの説明にぱちくりと]
罰ゲームレベルですね、それ。
俺のハリセンが火を噴きそうですよ。
[鞄からハリセンを取り出し、びしりと構える。若干鋭い目付きには似合っているが、いかんせんハリセンなので格好良くはない。兄妹らしい二人の様子に]
お兄ちゃん?
へえ、さっき話してた妹さんってプレーチェさんだったんですね。いわゆる感動の再会?
歳だって、絶対。いや、俺はまだ若いけど。
多くの男は若いうちは胸を一番に見るが、齢を重ねるにつれ足に、最終的には尻に、重点が移動していくものらしい……
十代の時に聞いた時はマジかと思ったが……
[レンに感慨深げに語ってから]
えー? 俺とか絶対ツッコミだって。
ボケ要素とかミリだって。
[ポルテの感想を聞くと]
うーん、それもちょっと考えたんですけど。
なんかドッキリとかだったらまずいよなあ、と。
山荘に着いて即命を落とすとかは、さすがにないよなーと思って。
例のしんのゆうしゃでもあるまいし。
ね。まさか自分がこんなのを貰う日が来るとは思いませんでした。
赤飯炊くべきかとちょっと思いました。
ノープロブレム、モーマンタイです。
今のところ、一番火を噴きそうになったのはピエトロさんに対してですから。
[ポルテに、問題ないようなあるような事を言い]
男ってのは99%スケベな生き物だからな。
オーケー、覚えとくといい。
そのうちわかる日が来るかもしれないからな……。
[レンに再びの主張やらをして]
マジで? 俺って実はボケ?
そういや、昔同じクラスのフユキにも……
ンガムラにも…… イヤイヤ。
俺は全力でツッコミだからな!
[びしりと指差して主張した後]
……やっぱドッキリとかなのかねえ。
俺達全員、全力引っかかり中だったら悔しくね?
というかむしろ誰か仕掛け人?
犯人はお前だ! ……なんて。
[[お針子 ビセ]を指で示してから、ははは、と]
いや、俺はただのフリーターです。
海外とかだと結構、一般人にドッキリを仕掛ける番組とかありますからね。
あと、知り合いにやりそうな奴がいたんで。
[山荘の中を歩く。廊下をふらふらと、いかにもあてがなさそうに。時折変わった置物やら扉やらを見つけては、わざわざこっそりとした感じで確かめて]
…… !?
[やはり密やかに、ネギと矢とが一本ずつ描かれた絵画を眺めていたところで。突然に背後でしたごそりという物音に、はっと振り向いた]
……ああ、……何だよ、猫か……
[そこにいたのは三毛猫が一匹。ふう、と息を吐き]
……って!
[直後、はっとしたように目を見開いた]
やばい、猫を見て安心するのは死亡フラグだ!
……物陰になんか潜んでたりしないよな……?
ホッケーマスクの殺人鬼とか。
パワーアップしたピンクの魔人とか。
[きょろきょろと辺りを見回し]
……セーフ!
[特に誰もいなさそうなのを確認すると、審判のように両手を広げて判定を下した]
にしても、この猫……此処で飼われてるのか?
どっかから迷い込んできたのだったり?
よーしよしよし、いい子で……痛ぇ!
[背中を撫でようとしたら右手の甲を引っかかれた。くっ、と悔しげに猫を見つめ]
……見てろよ……
帰る前に絶対餌付けしてやるからな!
少なくとも右腕と見て貰うからな!
[丁度三の字のように付いた線――掠った程度なので、すぐに治るだろう――を押さえながら、びしっと宣言する。目標レベルは低かった。かなり。]
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