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[写真のなかの人々]
レンと、ルリと、ライデンと… あと、しらない男のひとですね。
[ユウキとの面識はなく、
彼の顔と名を結びつけることはできない]
これは。いつの瞬間…。
[目覚めてから写真をとった覚えはない]
[自問が続く]
もしかして。起きる前の??
いえ……わかりません……どうして
わからないですか…じぶんの、ことなのに…
瞬間、写真も、いつか、きえる、きえる…。
これは、おいてきてしまったくらい遠い時?
でもまだ、ここにある。でも、いつ…。
[ただ疑問は巡る]
[11018.11.24 XXXXの日付へ目をおとし、途方に暮れた様]
[窓際へ乗り出し、
写真のもう一人の該当者へ、叫んだ]
レンーーっ!
レンとルリとライデンで、写真をとったこと、ありましたか?
[ペケレの説明に頷いて]
そうですか。
ユウキというのですね、このひとは…。
写真を、
ほんとうでない瞬間を作ったり、するですか?
なんのために。
でも、これがほんとうの写真かというと…
う――
[軽く、片手で頭を押さえる]
うるさいです、カナメ。どうしたですか。
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