15 狂い咲きの村
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>>49
[ふいにエビコに抱きしめられ、視界を覆われる]
え?エビコさん?
どうしたんですか。
[ざくざくと雪を踏みしめる足音だけが聞こえてきて、それは妙に重たい音だった。訳が分からぬまま、再び手を引かれ管理棟に戻った]
(57) 2007/11/19(月) 21:31:12
>ノギ
ライデンさんが……、その。
[と、戸口の方を促すように見た]
(58) 2007/11/19(月) 21:32:22
>>54
えぇ。そうですね。
もちろんアンちゃんは中に入れてあげないと。
管理人室は、アンちゃんの部屋ですしね。
(59) 2007/11/19(月) 21:34:25
>>54
そうだね。外は寒い。
可哀想に、こんなに冷え切ってるよ。いつからここにいたんだい?
[少女の手をそっと両手で包む。薬屋の腕の中、少女はいつまでたっても答えを返してこなかった]
(60) 2007/11/19(月) 21:35:28
>>52 冬樹
ああ。
[搾り出すようにそう呟き]
死んでいるんだ。どうしたものだろう。
どう振舞えば良いかよくわからない。
ああ。そうか。いや、しまったな。もって帰らず、まず場所を乃木に見てもらうべきだったかもしれないな。
[もう少し自分を頭が回る人間だと思っていたが、と付け足す]
(61) 2007/11/19(月) 21:35:58
どうしたんですか?
[人々が珍しく外に集まっている様子を察し、戸口へ向かう。
そこには、銀世界の中の満開の桜。
背中がぞくりとした]
(62) 2007/11/19(月) 21:36:18
[乃木のエビコへの問い掛けに首を傾げる。振り返ると少し離れたところで、薬屋と冬樹が話している姿が見えた。そして、薬屋に抱えられた人影]
アンさん…?
[ぽつりと漏らし、その場で立ち止まった]
(63) 2007/11/19(月) 21:36:27
[ライデンとフユキに付き添われて冷たくなって戻ってきたアンの姿を認めると、帽子を目深に落とし小声で追悼を述べる]
[顔を上げると嫌が応にも、丘の上で咲き誇る桜たちが目に飛び込んできた。桜から目は離さずにライデンに、あるいはフユキに]
管理人は……アンさんは、あそこに?
(64) 2007/11/19(月) 21:41:48
隊商 ロッカは、現れたヌイを見上げる。
2007/11/19(月) 21:43:06
隊商 ロッカは、移民 ヌイによく分からないといった風に首を横にふった。
2007/11/19(月) 21:43:32
>>61 薬屋
きっと管理人さんが、早く棟に入りたいと願ったんだね
ひとまず中に入ろう。まず彼女を休ませて、それから考えないか?
[戸口へと視線を向けると、ヌイの姿が見えただろうか。ノギ>>64には、無言で薬屋の顔を見る]
(65) 2007/11/19(月) 21:44:05
>>59>>60
[すまない、と二人に目礼をして]
ではどこか比較的温度の低い部屋に寝かせておきたいと思う。
皆にも伝える必要がある。だろうな。恐らく。
[乃木とヌイの顔が出てくるのに気づく。乃木の問いには、こくり頷いて。簡潔に場所を説明する。そう離れてもいない場所。見ればそこと気づくだろう]
(66) 2007/11/19(月) 21:45:33
[ロッカが首を振るのを見て、男達の元へと足を進める。
途中、ライデンが小柄な人影を抱いていることに気付くと、一度管理棟へ戻り、転がっていた毛布を手に駆け寄った]
もしかして、管理人さんですか?
よかった見つかったのですね。
[慣れない雪に足がもたつき、息が少しはずんでいる]
(67) 2007/11/19(月) 21:50:35
>>66
そう、ですか。やはり。
[応じたところで昨晩のことを思い出して、ちらりとフユキを見る。今こうして冷たくなっているのは彼だったかもしれないのだ]
私も手伝いましょう。
北側の部屋が一番室温は低いでしょう、長い間使っていなかったようですが、少し片付ければ…居心地も良くなるでしょう。
(68) 2007/11/19(月) 21:54:51
>>63 鈴木
[アンさん。という呟きに少しだけ困ったような顔をする。その表情が鈴木の言葉を肯定している]
>>67 ヌイ
[一瞬、なんといって良いか判らず。ありがとうと言って]
>>65
ああ。
……そうだな。そうしよう。
あれだな。皆も入ろう。だめだな。私は割りと脳が死んでいる。
(69) 2007/11/19(月) 21:55:17
エビコさん…?
[困ったような、縋るような目で見上げて]
アンさんは?ねえ。
[もう薬屋の声はなんとなく届く場所にある。もう一度振り返ればアンの姿も確認することが出来るだろう。脇をヌイが通り過ぎる。きゅっと唇をかむと顔を伏せた]
(70) 2007/11/19(月) 21:56:41
家政婦 エビコは、部屋、片付けてきます。
2007/11/19(月) 21:57:33
[騒がしい様子を不審に思い外へ出る]
一体何の騒ぎ?
(71) 2007/11/19(月) 21:58:16
[男達の断片的な会話と、ライデンの表情、そしてアン自身の様子が、すでに彼女が息絶えていることを物語る。
申し訳なさげに息を吐いた]
いらないですか。
[手中の毛布に視線を落とした]
(72) 2007/11/19(月) 21:58:39
門番 ノギは、隊商 ロッカの肩を慰めるように軽く叩くと、エビコを手伝いに奥へと向かった
2007/11/19(月) 21:58:53
[部屋を一人出かけだし、わたしは居間の囲炉裏に当たりながら一冊の本を貪るように読み続けていた。
その本は【――村の記録 伝統と伝承】]
何か…さくらが狂い咲いた手掛かりが…無いの?
[ページを捲る手がもどかしい。それは震えている所為。寒さではなく、熱の所為でもなく――]
(73) 2007/11/19(月) 22:01:03
[ロッカの縋るような視線に、逃げるように奥へ来てしまった。確かに隠しておけるような事ではないのだ。だけれど]
……。
[一番怖いのは自分ではないのだろうか。何て情けないのだろう。そう思いながら部屋を*片付けている*]
(74) 2007/11/19(月) 22:01:27
はっ・・・
どうも僕は誰かに命を狙われているようだ・・・
毎日どうしてベッドに自分の血が付いているんだろう
[不気味な雰囲気を漂わせた室内を見て、たるんだ気が一瞬にして引き締まった]
何があったんだい?
(75) 2007/11/19(月) 22:01:39
[息を弾ませるヌイを複雑な表情で出迎え、毛布を受け取るとアンの身体にかけようとする。感じたノギの視線に、心中を察し小さく感謝の会釈。ホズミの姿を見れば、アンに視線を送り]
管理人さんが、亡くなりました
[ただ事実のみを告げる]
(76) 2007/11/19(月) 22:02:00
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