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―少し前―
>>62 ふふ、懐かしい場所ね。一緒にカエル獲りをした沼とかかい?
[その実カエルを持って追いかけて、ステラを泣かせた場所だ。]
いや、ステラの名に因んで、一緒に星でも眺めればよかった。
>>67 え…っ、父が?
[わが耳を疑う。]
そうか…。ありがとう…。
十字架は、君が持ってて欲しい。
もうそれは、君の物だから…。
[す、と再び十字架を握り返させる。]
―十字架を手渡した時―
あの沼はもう結構ですわ、あれ以来すっかりカエルが苦手になってしまったのですもの。
もう、それのどこが良い思い出なんですの?
[はた、と何かを思い付いたように宙を見上げ改まった表情で静かに付け加える]
え、と…いつかまた生まれて来る事が出来た時に、今度は私も一緒に世界へ連れて行って下さいませね。
この十字架はその時までお預かりしておきますわ。
…私からの余計な、伝言ですわ。
[それ以上は何も告げず再び自分の手へと渡された十字架を見、目を伏せた]
[>>70 がしゃん!と陶器の欠片が床に散らばり、墓守の言葉>>66に応えようと思うが…]
(こっちの方が優先だ。)
[ひょいと腕を伸ばし、隙をついてステラに軽く口付けた。]
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