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鏡餅君。きみ、分裂しすぎだよ。
44個に分裂してもまだこの餅肌の体積。食べすぎだ。
[大きく肩をすくめてやれやれ。
ホールケーキを取り出すと、ネギヤ前に置いた]
もっと大きく育つといい。ビッグになれ!
鏡餅君ならきっと、伝説のスカシカシパンを見る役になれる!
[ルリが力いっぱい叫ぶと、ネギヤから饅頭を手渡された。
もごもごと頬張りながら、視線は頭の上の鏡餅に。]
隠し子は疑惑?
じゃあ性別が逆転したのは?
[誰とも無く呟き、みかんをキャッチしたゴロウマルに拍手。]
すごいすごい! ゴロウマルならきっと、[「家政婦は見た」状態になった。]役や、[「家政婦は見た」状態になった。]役、[宇宙の秘密を知ってしまった。]とか[性別が逆転した。]役まで演じられそうだね!
うーむ、「家政婦は見た」状態になった役はものすごいものなのね・・・。ここまでみんなのハートを射止める役、そうそうないよねぇ。
[しみじみしている]
ネギヤさんの伝説すごいねっ。そういう役をやったのかな?
それとも・・・・・・性別反転したり隠し子がいたりピッチピッチなのは実は本当のホントだったとかっ。
[目をキラキラさせている]
わおん、わぅわぅ。
[ダンケにわしゃわしゃされて喜びながら、ルリに向かってポーズ]
わわわわぅ!(任せてくれたまえ!)
わうわう、わわわうわう!([人の顔ががスカシカシパンに見えるようになった。]だろうと[自分探しの旅へ行ってきた。]だろうと、こなして見せる!)
[でも言葉は通じているのだろうか?]
おはよう三河屋君。
饅頭がそろそろなくなるから、<32>ダースほどお願いしてもいいかな。
あとね、わんこのわくわくジャーキーと──。
[何か便利屋と間違えていそうな注文をあげる]
はーい、饅頭が32ダースですねー。
ぽいっ、ぽいっ。
[ダンケに饅頭を投げている
ただし実際には投げてないよ!
【食べ物は大切に】]
さんびゃくはちじゅーよーん!
以上になりまーす!
お代は諸々で五万円でございます!
キャッシュでお願いしますね。
[にっこり]
[男前にびしっとポーズをとるゴロウマルを眺め、必死に言いたい事を理解しようとする。]
えーっとぉ…。[マヨラーになった。]だろうと[せつなさの名手になった。]だろうと、オレは何だってこなして見せウィッシュ!
…で良いのかなぁ? 三河屋さん。
[ちょうど訪れた三河屋を名乗るロッカに翻訳があっているかルリは尋ねた。]
[家政婦は見た状態になった役が、改めて凄いものだと悟ったワカバにうんうんと頷き]
うんうん、だって[「家政婦は見た」状態になった。]といい勝負の役だからねぇ。あたしもし止めたくてずーっとずーっと練習してきたし。憧れの役だよ〜。
[しみじみ]
384個の饅頭……!
これさえあれば鏡餅君も、鏡餅キングになるに違いない。
[喜びの笑顔]
5万円でいいなんていい仕事だね。
[懐からこども銀行発行の5万円札を取りだす]
はい。
ってあまりの熱望につい同じ事を繰り返しちゃった。でもそれ位あたしにとってはすごい役なんだよね〜。ヒナお姉さんは[カメハメハが出せるようになった。]の方が演じ良いって言ってたけど…。
[重複した言葉に一人照れながら、ぽつりと。]
ソラお姉さん、みんながせつなさの名手になったらきっと詰まらないし価値が下がると思うの。それよりあたしは[隠し子を見つけた。]の方がいいと思うな〜。
[崩れたきびだんごの塔を元に戻しながら提案。]
[簡易舞台に駆け上がり]
皆のもの、聞こえたか。
[智狼]であられるソラ様が宣言なされた。
世界が新しく生まれ変わると。
今こそ始まりの時。
[村長さんち]を聖地とし、大いなるきびだんごのもとに新たなる世界を!
[翻訳が正しいかは三河屋さんには判らないといわれる。]
そっかー。てっきり三河屋さんは[聖痕者]だから判るのかなぁっておもったんだけど。
じゃぁアンおねえちゃんに聞いてみるね!
ありがと!
[ぺこりと頭を下げ、きびだんごの塔から、一つ拾い上げ、ロッカに差し出した。]
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