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『やあ諸君。
我は世捨て人 マフテである。
この手紙は我が相棒たるみみずくのルーナに預けてある。
何か用事があれば、彼女に手紙を託してくれたまえ。』
[みみずくが手紙を運んできた。]
『去年のクリスマス。サンタクロースはついに家には来なかった。まだ小さい弟がわんわん泣いていたっけ。
1年後の今日。
煙突掃除をしようと、上から覗いたら。
煙突の中で、折りたたみナイフを喉に刺した状態の赤い服を着た死体が引っ掛かっていた。
─サンタクロース殺人事件─
続きは誰か書くといいよ!byマフテ』
[みみずくは一度手紙のくっついた枝をくわえて飛び立って。
暫くしてまた戻ってきた。結構長い手紙だ。]
『自称探偵…実は事件記者なんだけどねこの人…はぼくにこう聞いた。
君は、去年弟に貸したものがあるんじゃないのかい?と
図星だった。
僕は去年、弟に冬休みの宿題に使うから貸して欲しいとせがまれて「あれ」を貸したのだ。
その答えを聞いた彼は、もうひとつ僕に聞いた。
弟くんは、サンタクロースを今でもいると信じているのかい?と。
その問いに、僕は首を振ってから答えた。
「サンタクロースなんてもういない」と泣きながら部屋に篭もっていた時期があった、と。
確か…去年のクリスマスから数日間の間だったかな。』
[手紙にはさらに続きがあった。]
『そして、更に自称探偵の彼は僕に聞いた。
去年、君は煙突の中で何かしようとしていたんじゃないかな?と。
僕は頷いた。そう。今思ってみれば、サンタクロースを殺したのはある意味僕だったのかもしれない。
全ての答えを聞いた彼は、僕にこう言った。
サンタクロースに殺意を抱く人って、どんな人だろうね?と。』
[まだまだ手紙は続く。]
『この事件の顛末を語るには、去年のクリスマスイブまで遡らないといけない。
去年のクリスマスイブとクリスマスの日。僕は煙突の中で使い捨てカメラを手に、火を消した煙突の中に潜んでいた。
サンタクロースを撮影するために。
僕はサンタクロースはいるんだと信じていた。けれど同級生は皆、いるはずがないと大笑いしたから。
だったら、サンタクロースがいるという証拠写真を撮ってやろうじゃないか、と。
そう、目の前の自称探偵さんから誕生日プレゼントとしてもらった使い捨てカメラで。
結局、煙突から侵入するサンタクロースとの邂逅は叶わなかったのだが。
そういえば、思い出したことがある。
何故かクリスマスの次の日から数日間。
家の外には出るなと両親からきつく言い聞かせられていたっけ。
弟の部屋のバルコニー掃除がどうこうとよくわからないことを言っていたが。』
[そして最後の一枚。]
『…やはりそういうことなのだろう。
僕も薄々気付いていたのだ。
そもそも凶器が弟に工作用として貸していた折りたたみナイフだったということ。
「サンタクロースはもういない」と泣きながら部屋に篭もっていた弟。
雪が積もっているだけのはずなのに何故か掃除しなければならなかったバルコニー。
僕は自称探偵の彼に問うた。
「サンタクロースって、殺したら罪に問われるんですか?」と。
─サンタクロース殺人事件・解決編 終─』
[みみずくは翼をばっさばっさ。
ばっさばっさ。
何故か得意げな様子。こんな長い手紙を届けることが出来るのは自分だけだぞと主張したいのかもしれない。]
[手紙をくわえてやってきた。]
『村長は、手ぶらでやってきた俺を歓待した。
「それはそうと、ちょっとやってきてほしいことがあるんだ。
裏の畑で野菜が取れてね。代わりにひっこ抜いてきてほしいんだ。
こっちは調理やパーティの準備で忙しくてね、頼むよ」と。
裏の畑に生えてる野菜なんて自分で抜いて来いよと思いつつも、手ぶらで来ていた俺にそんなことを言う権利なんてあるはずもなく。
裏の畑にやってきた。
…確かに何やら生えている、が。
なんだこれ。見覚えのないものだが…本当に野菜か?』
[手紙の続き。]
『…。なんだか嫌な予感がする。
俺は一度帰宅して愛犬を連れてきた。
考えが正しければ、多分…。
俺は念入りに耳栓をしてから、リードの先端を抜くべき草に括りつけた。
そして一目散に逃げる。
俺の愛犬は俺を追って走り出し、草を引き抜いた。
この世の物とは思えない絶叫。
考えは正しかった。
しかし、一つだけ考え違いがあった。
…耳栓程度では、まったく…意味をなさ…。
─マンドラゴラの絶叫・完─』
[ばっさばっさ。いつの間にか手紙を持ってきていた。]
『パだね。半濁音。
しかし人が来ないね!どうしようかね!
あと、麦焼酎は実は苦手だ。残念ながら。』
[久々にみみずくが手紙運んできた。]
『なんかJ-POPにありがちな歌詞を並べた曲を初音ミクが歌ってなかったかな、ニコ動で。』
[ばっさばっさ。
手紙をくわえてやってきた。]
『木綿のハンカチーフは聞いた事もあるが、結構重たい女性だなと!
…女性陣に刺されるかなこんな発言すると。』
[はるか上空から手紙を落とした。]
『みんなひどいな、ルーナがかわいそうじゃないか!帰って来た時怯えてたぞ。
重たいって体重の話じゃなくて気持ちの話じゃないかという。
歌詞聞いた感じだとえええそれで冷めるのオンナゴコロ?っていう。』
[手紙持ってきた。]
『我は常に忙しいが、ルーナを使うので考察に影響はまあないと思ってくれたまえ。
つまりゆっくり募集しても構わんぞという。』
[ばっさばっさ。上空から手紙をぽとり。]
『おお!美人さん来訪!
我はマフテ!ルーナの飼い主である。
コンゴトモヨロシクなのである!』
[手紙の主はどこから見ているのやら。]
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