113 【飛び入り歓迎】フィンランディア人狼騒動【R17】
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[己が占い師であるかどうか、
それに関しては、口を開かず。
ただ、否定しないところを見れば、
ユノラフも確信を持つ事ができたかもしれないが。]
……… 、
[マティアスの言葉>>212に、
隣に座るミハイルを見上げる。
彼の身に着けている服の裾を、こっそりと握って。
ミハイルが昨日の旅人と同じようになっても、
自分は離れることはないと、ささやかな意思表示。]
(214) 2013/06/16(日) 23:43:51[コテージ・大広間]
司書 クレストは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/16(日) 23:45:52
[司書は自ら占い師であることを名乗る事はしない。
ミハイルが、自分がナッキであると認めない限り、
自分の能力を口にするつもりはなく。]
……… 、
[>>218 ニルスの口から出る言葉は、
ミハイルのものよりも冷たく思える。
人間をどうとも思っていないような、そんな。]
そうかい、
[>>224 自分を示す言葉には、眉を寄せて。
ミハイルの盾になれるなら、
それはそれで、悪くはないとも思うけれど。
ああ、でも――欲を言えば、彼と共に在りたい。]
(226) 2013/06/17(月) 00:12:42[コテージ・大広間]
…――ミハイルに死ねと言うのなら、
[ぽつり、]
お前達が、ミハイルの鼓動を止めようとするのなら、
[ぽつり、]
[いっそのこと、] 俺が。
(228) 2013/06/17(月) 00:17:06[コテージ・大広間]
[それは、とてもとても、ちいさな声。
その呟きは、誰の耳に届いたかもわからない。]
[――たいせつな人が、
誰かの手によって死んでしまうのが…いや、だった。]
(229) 2013/06/17(月) 00:18:25[コテージ・大広間]
[だから、ミハイルへと伸ばされた手>>225を
払おうとしたのは至極当然の事。
それは先にミハイル>>231が止めてしまったけれど。]
蝶………?
[>>230 どうも、自分の知っている蝶と、
彼の言っている蝶は、別の存在のような気がする。
蝶が見たい>>215のならば、
ナッキを殺せばいい筈なのに。
彼は、『占い師』の死を願っているようで。
ニルスの意図が掴めず、首を傾げた。]
(234) 2013/06/17(月) 00:30:41[コテージ・大広間]
………ああ。
[>>233 ミハイルの言葉に、頷いて。
彼に手を引かれる前に、肘置きへとかけていた、
いつものパーカーを身に着ける。
流石に、ズボンを履く余裕まではなかったが。]
[長い長い、小花柄のスカートを、揺らして。]
[彼と同じ存在だったのだろう、
黒を背負うその人へ、振り返り、微笑む。
ちょっぴり下がった眉尻。
――つれていって、ごめん。
そう言いたげな視線に、その人は気付いただろうか。]
(238) 2013/06/17(月) 00:37:50[コテージ・大広間]
― 屋外 ―
[吹き荒れる冷たい雪が、身体を叩く。
ミハイルと繋いだ手だけが、ただ、あたたかくて。
この雪をミハイルが降らせているのだとしたら、
彼は寒くないのだろうか。
じわりと外側から侵食する寒さに、そっと身を寄せる。]
[何も持たぬ司書がミハイルの息の根を止める術は、
彼の首を、この両手で絞めることか。
ついと、視線はミハイルの腰で揺れるサーベルへ。
――どちらにせよ、気乗りはしないものであるが。]
(241) 2013/06/17(月) 00:47:26[→外]
司書 クレストは、役人 ミハイルを、翡翠色の瞳でみあげた。 [飴]
2013/06/17(月) 00:48:33
[>>242 本なんか読まないくせに。
口から飛び出しそうになった言葉を、
慌てて奥へとひっこめた。
面白いから、と本を薦めたときも、
突っ返されてしまった記憶がある。
ふと蘇る懐かしい記憶に、ふっと口元を緩ませ。]
……… 俺は、蝶にはなれねーかもな。
[>>239 へらり、学者に笑みを向けた。
人間でありながら人間を裏切り――、
もうひとり、自分の識るナッキの存在を、
一言も口にすることなく。
さて、そんな人間が蝶になれるものかと。
肩をすくめ、ミハイルに手を引かれてゆく*]
(246) 2013/06/17(月) 01:01:28[→外]
― 湖のほとりで、ふたり ―
なにが。
[>>243 謝罪の言葉には、ぶっきらぼうに。
ひとの命を奪う事など、司書は初めてだ。
最初で最後が、ミハイルでよかった。
そう思ってしまうあたり、
どこか、自分もおかしくなっているのかもしれない。]
………ん、
[>>245 髪を撫でる手を感じるのも、
これで最後なのだろう。
心地良さそうに目を細めたあと、
渡された刀の柄を、きつく、きつく握る。]
(248) 2013/06/17(月) 01:13:33[→外]
[ぺたり、ミハイルの示した場所を、
刀を握っていない手が触れた。
服の布越し、そこになにがあるのか、
ああ、そういえば傷跡があったと。]
あ、―― 写真、
[自室に置いてきた、ミハイルの上着。
もしかしたら取りに戻るかもしれないからと、
あのままにしてしまったのだが。
古びた写真は、彼のたいせつなものだっただろうに。
いいのか、と。ミハイルを見上げる。]
(249) 2013/06/17(月) 01:13:58[→外]
別に。巻き込まれたなんて思っちゃいねぇよ。
…それに、俺の知らねぇ所で死なれても嫌だし。
[>>253 自分が居なければ、
もしかしたら彼は上手く…というのもおかしいが、
人間達を欺き通せたのかもしれないけれど。
もし自分の知らぬところで、
彼が誰かに殺されてしまったのならば。
きっと、司書はそれを追った筈だ。]
うっせー、ばか。
似合ってる、カッコイイ、って言えよ。
[いつも通りの、その言葉に。
ふん、と鼻を鳴らすのもまた、いつもと同じ。]
(256) 2013/06/17(月) 01:32:53[→外]
お前が部屋に置いてったから悪いんだろ。
てか漁ってねーし。落ちただけだし。
………俺だって、
お前に面倒をみられるのはごめんだ。
[>>255 べ、と舌を出して。
結局、写真の事をそれ以上聞くことはなかった。]
じゅーぶん、大人だろ。
[――つぎは、彼の背を追うのではなく、
隣に立って居られるように。]
(257) 2013/06/17(月) 01:39:14[雪の中、湖のほとりにて]
[結局、最期まで彼を追うかたちになってしまった。
隣に居られるようになるのは、いつのことだろう。]
すぐ、いくから。
[冷えてきた身体は、限界が近い。
自分に残された時間も僅かであると気付き、
司書は、刀の柄をつよく握る。
寒さだけが原因ではない、手の震えは。
それでも尚、ミハイルの示した場所を、
寸分違わず狙おうと。]
(261) 2013/06/17(月) 01:43:29[雪の中、湖のほとりにて]
― すこしだけ、まえのこと ―
疲れた……ああ、もういい歳だもんな。
[>>259 意地の悪い笑みを浮かべる。
彼が、なにに疲れたのか。
司書が知る事は無いけれど、ただ、なんとなく。
察する事くらいはできる。
だから――…、]
そっちじゃねーよ!
[褒めて欲しいのは小花柄のワンピースじゃなくて。
こっちのサーベルの方なのに*]
(263) 2013/06/17(月) 01:50:31[雪の中、湖のほとりにて]
………写真しか見てねぇけど。
[>>262 怪訝そうに眉を寄せ、首を傾げる。
彼の口調からするに、まだ何かあったのだろうか。
疑問を覚えつつも、
迫り来るタイムリミットに、口は閉じられる*]
(265) 2013/06/17(月) 01:54:29[雪の中、湖のほとりにて]
[>>254 ミハイルの言葉に、何故か、震えが止まる。
寒いはずなのに。ただ、安堵を覚えて。
震えの止まった手が、サーベルが、貫くのは――…]
おやすみ、
[――いままで、おつかれさま。]
[溢れる赤が、サーベルをつたい。
柄を握る両手にまで、とどく。]
(267) 2013/06/17(月) 01:59:58[雪の中、湖のほとりにて]
[>>266 そのまま、ミハイルの胸へと、飛び込んで。
ただ、しずかに。誘われるように。
一歩、また一歩、ミハイルと共に、湖へと進む。]
(270) 2013/06/17(月) 02:12:39[雪の中、湖のほとりにて]
Ты нужна мне.
[ 俺に必要なのは、おまえだけ。 ]
[凍ってしまいそうな程、冷たい水の中で。
こぽり、口から気泡が漏れていく。
サーベルの柄から離れた手は、ミハイルの背へ。]
(271) 2013/06/17(月) 02:20:50[雪の中、湖のほとりにて]
[――彼の背に回していた手に、力が無くなった瞬間。
水底に残るのは、ひとつ、司書の体躯のみ**]
(272) 2013/06/17(月) 02:23:34[湖の底へ、]
司書 クレストは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/17(月) 02:26:18
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