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ちょ、ちょっと驚いたよ! 今晩は。
そして初執事国です初めまして。
狼希望しちゃったけど通らなそうな気も。
写真学生と迷ったけど作家に。
まったりいこう!
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この辺りに。問おうとしたそばから、肝心な問いの内容を忘れてしまっている事に気付いた。
この辺りに、――が、ないか。何を求める問いだったろうか。私は、一体何処を目指していたのか。ふざけた話だが、その時の私には本当に全く思い出せなかったのだ。
途切れた言葉を補おうとした咄嗟の言葉は、実にあつかましくも、酷く間の抜けたものだった。
我ながらベターに過ぎると思った。
だがそれも仕方のない事だ。私は少女に見つめられるというのには慣れていない。勿論少女に限らず、女性全般にいえる事だが。もっといえば相手が誰であっても、見つめられるという状況自体に慣れていないのだ。
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人差し指か中指かで 割と悩んだ。
そんな事で……!
しかしあいまいでない時間表示って
なかなか緊張するものですね。
あと寝言が本当に寝言だなあと思った。
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イシダフユキ。その蝋燭には確かに私の名前が刻まれていた。果たしてこれは何なのだろうか。私はこの家屋を初めて訪ねた筈だし、第一に自分の名が付いた蝋燭など縁起が悪くて仕方がないのだが。
ぐるぐると回る思考を抱えながらも、私は黙ってその場を離れた。何故だかあまり気にしない方がいい気がしたからだ。これを気にしないなら何を気にするのかとも、思ったが。
私は道に迷っていた。それは事実だ。目的地を、目的を、忘却してしまっていたとしても。それとてそのうちに思い出す筈だ。
まだ物忘れに悩む歳ではない、のだから。
行かなければならない所だった、ような気がしたのだが。未だに思い出せる気配はない上、今また森を歩いても迷うばかりではないかと思った。急ぐ必要はない、というより、急ぐべきではないのだろうか。
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