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アンちゃん?
[部屋を出る。
アンが向かうのと反対側、薄暗い廊下の先に人の気配がする]
何かありました?
[ひょっこりと顔を覗かせると、人が見えたので会釈をした]
―村付近―
確か、こっちだよね。
13年ぶりだっけ……。
誰か案内してくれる人でも、いないかな。
[周りを見回しながら、村への道を歩いています。]
僕の家ではないですけど、上がっていいと思いますよ。
他に泊まれそうな場所もないですし。
[笑顔で二人に声を返す。
名前を聞いて、少し瞬いた]
なあんだ、ぜん兄か。
僕はフユキだけど…覚えてるかな?
あ、どうも。
大島ポルテと申します。
勝手にお邪魔しちゃって……。
玄関口で何してるんでしょうね。
すみません塞いじゃって。
[挨拶もそこそこに、アンが消えた方向へ行こうと]
今晩はー、お邪魔してます。
いや、今お邪魔するところなんだけどねー。
[奥から現れたポルテに、会釈を返し]
どうぞどうぞ、と……あれ?
[背後の声に振り向き勝手に許可を出しかけるが、その姿を見ると首を傾げ]
もしかしてヂグさん?
久し振りー、甘いもの好きのゼンジだよー
[確認するように言ってから挨拶を。フユキの返事には]
>>6
いいんじゃないですか。
カレーならまだたくさんあります。
[論点はそこなのか?とうっすら思ったりもするのだけれど]
時計屋さん?
[ゼンジが呼んだヂグの名に、首を傾げた]
あれ、その声は……
ああ、やっぱりフユキ君か。
[改めてその姿を見、頷いて]
そう、ぜん兄だよ。
覚えてるよ、わたしは方向音痴ではあるけど記憶力はそこそこだからねー。
甘党のおかげかな? 糖は頭の栄養だっていうから。
[言いつつ懐から大きいくるくるキャンディーを取り出し。飴の部分に薄いビニールがはられたそれを杖でするようにフユキへ差し向け]
よかったらどーぞ。
今飴屋をやっているんだよ、わたし。
[自分は四角い飴の包みを出しては開き、口に含んで]
時計屋さん…ああ、懐かしいですね。
中に入ってしまって下さい。
大島さんの言うようにカレーがあります。…レトルトのですけど。
[左手で扉を固定し、右手で煙草をくわえる]
おや、おや?
私も案外、有名人ですねえ。
[次々に掛かる声にそう言いつつ、顔を上げる。
明るい室内で、改めてその場の面々の顔を見た。]
ああ、なんだ。
ゼンジ君に、フユキ君に。
ええと、大島、大島……?
ご飯がありませんけど。
[広間に置いてある残りのカレーを取りに向かう。
部屋の隅、アンが佇んでいるのが見えた]
どうしたのアンちゃん?
[煙草をくわえてしまったから、飴は受け取るだけに留め]
ありがとうございます。
飴屋…相変わらずなんですね。ぜん兄は…。
いや、この歳でぜん兄と呼ぶのは、もう可笑しいですかね。
[善司さん、と改めて口にした]
…レトルト。
ご飯が無い。
そ、そうですか…
[ややがっかりとした顔になる。
しかしもう一度咳払いをして、顔を上げた。]
兎に角、カレーは良い物です、ええ。
後で頂きましょう。
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