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食ったらねみいな…。
[もういっそ始まるまで居眠りでもしてるかと一瞬思うが
さすがにそれはせずに戻ると、
いない間に来たらしい新顔を見て]
イマリちゃんは熱心だねえ…。
[感心しながらも苦笑いをする]
よおく商売どころを心得てやがらあ。末恐ろしいったら。
[ゼンジからハリセンを食らうと、
一瞬目から星が出たように見えたかもしれない]
っ…!
…あー……目が覚めたわ。どうもォ。
[やせ我慢で笑っているが目が少し恨めしい]
ふかふかの布団…!
[目が覚めたはずなのに非常に心惹かれるが、
頭を振って]
いやいやいやいや
偉い人は言いました。寝たら死ぬぞと。
実際は寝ねえと死ぬわけだが…
夜の楽しみにとっとくとするわあ。
[準備をしながら、村のものと
祭りにまつわる昔話についてしゃべっている]
ええ?なんだ、そのなんちゃらのミコトってえのは。
アタシんとこだと昔は夜しかなくて、闇が働きすぎて
かわいそうだからお天道様ができて、お天道様だけ
でもまだだめだからお月様ができたってえ話だったよ。
祭りはお月さんをお天道様とだか、使いだかに
会わせてやるだとかなんだで。
おいおい、おめえの、そりゃ5人揃って
お月見戦隊ってオチなんじゃねえのか。
なんでこんなちいせえ村で
そんないろいろばらっばらに話があんだよ。
可っ笑しいなぁ、おい。
統一されてなきゃいけねえんじゃねえのか、
こういうのって。
おーい、この綱少しゆりいぞ。そっちもちっと引っ張れ。
あ?あたしゃもう腕がいてえんだ。察せ。
[松明や境内の飾りなどの最終確認をしている*らしい*]
[プレーチェとイマリの叫び声に]
ああ?何の騒ぎだい。
あ、あたしが行くわ。後頼む。
[見に出ようとする村人に、
持っていた綱の端を押し付け、
体よく抜け出せたと、内心舌を出しながら
叫び声が聞こえた海岸のほうに向かう]
[とりあえず見物するような状況じゃない、と判断し]
おいおめえ、なにやってんだっ。
[間に入ろうと近づき、暑いのにもかかわらず
羽織っていた上着を脱いで、全裸の少年に投げつける]
変なつもりがねえなら
まず猫を放して前をかくせっ
白昼女子の前でその格好じゃ、おっかさんが泣くぞっ
[おとなしく上着を着る様子に内心胸をなでおろす]
なんだ?遠泳大会でも同時開催なんか?
・・・ちげえわな。
[対岸と島の距離を思い、顔も知らない少年を見
はっきり聞こえる腹の虫の音を聞くと]
とりあえず宿舎につれてって、
まともなもん着せたほうがいいんじゃねえのか。
先生の教え子かなんからしいし、
宿舎には女衆がぞろぞろ連れてってくれるみてえだし、
まかせりゃあいいかね・・・。
[祭りの始まる音を背に聞きながら、少年に向かって]
おおい、上着は後で返してくんな。
[声をかけると足を止め、
水面か空か、遠くをじっと*見つめる*]
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