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――少年宅――
はい、出来上がり。
さっぱりしたね。
[坊主頭になった少年の上半身を覆っていた布をバサリと取り去って、起立を促す]
はい、次は誰だ?
[挙手した子供を呼び寄せ、鏡台の前に座らせる。
シャキン、という音と共に、髪の毛がはらはらと落ちた]
ありゃ、そうなの?
わざわざ探しに来たのに…
ん、うん。
それじゃ、おばあちゃんに宜しくね。
[ほにゃっとした笑みを向けた。]
はい、またよろしくお願いします。
[合わせてほにゃっと笑ってみたつもりだが、ワカバのようにはいかずぎこちない笑みを浮かべた]
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