187 雪色街のたからさがし
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痛いの痛いの飛んで行けー。
[さすがに、自分の言動と周りの空気が馴染んでいないのは感じられる。
あちらの何にも干渉出来ない手は、宙を所在無げに*漂う*]
(+15) 2015/12/26(土) 19:20:57[公園]
え?あ、つい...
[いい大人が、というオトハの声が聞こえて>>+13自分が無意識に使っていた呼び名に改めて気付いて軽く赤面した]
なんで、かな......?
[そんな風に姉妹以外の女性の名を呼んだことなんて、それこそ小学校の低学年以来、皆無だ。
自分でも理由が良く解らない]
(+16) 2015/12/26(土) 20:24:44[→児童公園]
[そうするうちにもバクや随原の呼び掛けにモミジが目を覚ましたのを見て、ほっと息をつくが]
温かいって、それ貴女が冷えきっちゃってるからでしょう?
[自分の鞄を抱いたままぼんやりとした声を零す様子は、まだまだ安心とは言えない]
えーと......その呪文なんか違うような。
[痛いの痛いの飛んで行けー...というオトハの声が聞こえると、僅かに苦笑が浮かんだ。>>+15
「あなたさっき、いい大人がどうこう言ってませんでしたっけ?」
という表情が、若干視線に混じったのはやむを得ないと思って欲しいところ]
(+17) 2015/12/26(土) 20:35:44[→児童公園]
ここへ来るまでの道には入れる建物は無かったと思います。
[随原の問いには、そう答えて眉を下げる。
子供の頃なら潜り込めた遊具の中も、今となっては狭過ぎて、強くなった雪を凌ぐにはとても足りない]
駅...なら、屋根だけはあるかも。
[思いついて言ってはみたけれど、そこに戻るには、結構な距離がある*]
(+18) 2015/12/26(土) 20:37:45[→児童公園]
やっぱり遠いですよね。
[自分が手伝えるならともかく、動けないモミジを連れて移動するのは相当困難だろうとは分かる。
やがて近場を探していたバクが、屋根付きのバス停を見つけてきて、なんとかそこまで随原がモミジを抱き上げて運んで行く]
すみません、何も手伝えなくて。
[ただ後をついて移動し、傍で心配しているしか出来ることのない自分が腹立たしかった]
外へ...「たからもの」を見つけてってこと、ですよね。
[随原の声に、じっとモミジの顔を見つめる]
(+19) 2015/12/26(土) 22:03:52[→児童公園]
売り子 オトハが接続メモを更新しました。(12/26 22:07)
違いましたっけ。
こういうのって地域性あるらしいですね。
[呪文に対するフユキのツッコミ>>+17に勘違いしている]
屋根のあるところ……
知らないなぁ。
[ズイハラ>>35の問いには、視線を反らした]
(+20) 2015/12/26(土) 22:08:19[公園]
[「オーロラの国」「雪の精」「子犬のマール」......断片的に浮かぶ記憶]
[最初に書いた物語が、雪の国の話だったのは、何故だった?]
[「きっと、また会える」...それは、誰が誰に、言った言葉だった?]
...俺の、無くしたものって、もしかして。
[「最後には皆が幸せになるおとぎばなし」を、作ろうと、そう思った最初は?]
(+21) 2015/12/26(土) 22:16:55[バス停]
(モミジちゃん)
[そう、呼んでいたのは...]
まさか......
[そんな、おとぎばなしのような事が、本当にあるだろうか?*]
(+22) 2015/12/26(土) 22:23:33[バス停]
[良心の呵責というものはあるから、バス停へ運ばれるモミジの後は着いていって、遠巻きに見る。
未だに届く一方通行の声に、苦い顔をしてしまう。
ズイハラ>>42の視線に気づくと、首を横に振った]
……道がわからないの。
遠いのか近いのかもわからない。
(+23) 2015/12/26(土) 22:41:58[公園近く]
あそこには行きたくない。
[ぽつり零れた言葉に自分で驚き瞬いた。
骨董屋に行けば寒さは和らぐ。そんなことはわかっているのに。
経験したことのないような雪の中、踵を返して当てもなく歩き出す*]
(+24) 2015/12/26(土) 23:00:12[公園近く]
[浮かんできた記憶に気を取られていたため、随原とオトハの会話は半分も頭に入ってきていない]
え?三輪さん、どこへ?
[急に踵を返したオトハに慌てて声をかけるが、今、この場所......モミジの傍から離れる決心はどうしてもつかなかった]
(+25) 2015/12/26(土) 23:32:23[バス停]
[立ち去ろうとするオトハに随原が声をかける>>43それを黙って聞いていた。
彼女が行きたくない、という場所に、もしかすると、彼女の無くした「たからもの」...或いは、その欠片が、あるのだろうか?]
見つかると、いいな...
[呟きは、そっと落ちる*]
(+26) 2015/12/26(土) 23:59:07[バス停]
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