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[ 男の招待状には、ひとつ付け加えられた文面があった。
「夜、私室にて次回作についての話があります。
うまく誰にも見つからずに起こしください」
○×出版社でグリタはすでにネギヤの担当を外れている。
今の担当のものではダメか、と電話をすれば、直接指名をされた。
作家と拗れると会社としても面倒であるし、グリタもたまたまパーティの期間は有給を取得でき、このたびの招待に応じたのであった]
時間屋 ヂグは、ここまで読んだ。[栞]
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みんなが伏線を張るから張ってみたけど、自キャラが何なのかさっぱりわからねー現状。
みんなそうですよね? いいんですよね?
わたし、ダイイングメッセージで作品名言うんだ。
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200pt村で「シュローデッド・リバース」とか「スパゲッティモンスター」とか一人称「あたし」とか文字数多いものを挙げるって自殺行為だよねと気づいた今日この頃。
後半「あれ」しか言わないきっと。
「太雪(ふとめゆき)」とかにしてやろうか<作品名
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いや、雪だとダメだろ。
雨か雷か。
「太雨(ふとめあめ)」なら「太飴(ふとめあめ)」のほうが可愛い。
「太雷」何て読もうか……。
うーん。ストレートにふとめゆきのままでいいかしら。いや、作品に意味あるかなんて知らないけどね!
[女の招待状には、ひとつ付け加えられた文面があった。
「贈り物をしよう。探してみて。
先に見つけられたら君にあげるよ」
女がネギヤと時を過ごしたのは高校から。
懐かしいもの、といわれると当時のものだと思っていた。
けれど集められた顔ぶれは、幼なじみ、幼稚園の先生、彼を坊ちゃんと呼ぶ庭師など、もっと昔の「懐かしい物」を想像させる。
怪訝な顔をしないように、努めて平静を装って、立っている]
― 宛がわれた部屋で ―
[ 荷下ろしをし、部屋を見渡す。
夜はアルコールを進められてもほどほどにしなくては。
持ってきた企画案に不備がないか、男はしばしば見直すのであった。]
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