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わーい、雪崩ー!
たまにセンセーの机でも起きるのね。雪崩。皆のノートがどばーって。
先生ごっこも出来ちゃうのね。
[話に乗ってくれるままに興じてしまい、今晩のことを忘れそうになっている。
教室から来る面々が声をかけるならば同行するだろう]
ケンくん部下ー!
シンヤくんも部下?
[弓槻が言う言葉に反応して楽しそうに両手を上げる]
顎で使うってやつなのね。やっぱり課長さんごっこがいいのね。
[サラリと手伝ってもらうことになっているが、断ればちゃんと一人でこなすことだろう]
ナオちゃんは積み上げるのね。秘書なのね。
皆でやると色んな役割出来て楽しいのねー。
[ウキウキとした口調で話す。
そして櫻木が時間を気にして促すのに頷いた]
あ!そうだった!遅れたら大変なのね。行かなきゃなのね。
センセーさようなら。
[櫻木が駅のことを曖昧にしている意図が伝わったのかどうかは定かではないが、須藤にお辞儀をして別れを告げると玄関に向かって歩き出した]
[家にはメールを入れて出かけることを伝えようとして、結局何も伝えずに携帯をカバンに仕舞った。
両親は病院に行っていると思っているだろうし、薬を処方されてから尚更心身のバランスが取れなくなり、病院で休ませてもらうことも出てきたので帰りが遅くなってもそう思われることだろう。
好奇心と、少しの反抗心だった]
ケンくん帰っちゃうのね。
また後で?なのね?
練習頑張ってねー。
[同行出来ないことを残念そうにしながらも寺崎の後ろ姿に大きく手を振った]
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