人狼物語 執事国


113 【飛び入り歓迎】フィンランディア人狼騒動【R17】

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役人 ミハイル、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2013/06/15(土) 20:45:36

役人 ミハイル

―十五年ほど前・雨に佇む水の精―

[10に届くか届かないかの頃の少年の足が、
 泥混じりの水溜りを踏み、ズボンの裾を汚した。

 傘もささず、ポケットに両手を突っ込んで歩く男の表情は、
 気に入っていたスラックスを汚された事への苛立ちでは無く、
 驚きで見開かれ、そうして固まっていた。
 
 痩せぎすの少年の髪の色が、
 雪のように、白く透けた肌が。
 今は繋がりが写真一枚と成り果てた弟に、似ていたから。]

  ……  名前は 、

[酒を飲んでいない男の口は回らず。
 少年を見下ろして名を問うた。]

(72) 2013/06/15(土) 20:55:02[コテージ・浴室]

役人 ミハイル

[それを切掛として、雨の降る日に同じ場所で出会う。

 男は住処を語らない、少年の住処も聞かない。
 ただ、傘を刺さない男と、本と傘を離さぬ少年との接触は続く。


 何故傘を刺さないのかと問われれば、
 雨が好きなのだと答えた。

  少年の成長を見守りながら――、それから。

 祖母が死んだと打ち明けた彼の髪を、初めて撫でる。
 その日は、男も打ち明ける事があった。
 別の国に赴任になったと、ただ一言。]

  ……俺と、一緒に行くか?

[水の精の気まぐれな言葉を、どう受け止めたのか。
 沢山の本を持ってゆきたいと主張すれば、
 それを許し、荷車の手配を*]

(75) 2013/06/15(土) 21:06:48[コテージ・浴室]

役人 ミハイル、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2013/06/15(土) 21:08:34

【赤】 役人 ミハイル

  …ああ、そいつァ――


[>>*3イェンニからの聲を聞きながら、
 トゥーリッキに打ち明けた事を過ぎらせた。

 ああ、あの話を何故してしまったのか。




 ――何故?  分かってるだろう?]

(*4) 2013/06/16(日) 03:49:40

【赤】 役人 ミハイル



  ルサールカすまねェ、先に逝く事になりそうだわ。


[―――態とやらかしたヘマだ。]

(*5) 2013/06/16(日) 03:53:38

役人 ミハイル

[響いた聲に、顔を上げた。

 マティアスは死者と話が出来る。
 これはほぼ確定と見ていい。
 ミハイルの知る霊能者は其処までの力を持たなかったが、
 恐らく或れは、盲である代わりに耳が良いのだろう。
 そんな事は、『ドロテアと話をしていた』報告から、
 簡単に察することが出来た筈だ。


 ――… 彼女だけではなくて
 トゥーリッキもイルマも成仏せず、此処に居るのか。]

  なら、あの話も筒抜けかも知れねえな。

[マティアスを偽物だとする証拠が無ければ、
 それをでっち上げる事も、できなくはないかも知れない。

 しかしならば何故告げたかという話になる。
 きっと、俺は―――]

(101) 2013/06/16(日) 04:01:49[コテージ・浴室]

役人 ミハイル

  

  もう、
    ――役目を終えたんだろうな。


[神の使いごっこは、――飽きた。


 だから、本来の姿に戻ろうとしている。
 最早泥水に染まったその亡骸は、骨も残って居まいが。
 世界の崩壊を告げる笛の音を聞いたあの日に

 戻るべきなんだ]

(102) 2013/06/16(日) 04:06:24[コテージ・浴室]

役人 ミハイル

  もう一度同じ事を聞いたら、
  あいつはどう答えるんだろうな……。

[>>90連れて行けと願った、あの時の言葉。

 けれど、状況は今とまるで違う。
 クレストは独りでは無い筈だ、本以外にも友人が出来た。


 水の精はもう、必要ないのかも知れない。
 泣いていた少年>>88は、うんと大きく為った。]

(103) 2013/06/16(日) 04:13:09[コテージ・浴室]

役人 ミハイル

―大広間―

[>>99>>100濡れた服を手にとったクレスト。
 スープを差し出すイェンニの姿が其処にあった。]

  おはよう。
  俺も貰っていいかな。

[イェンニがスープの配膳をしている。
 彼女に一声掛けて、自分の分の用意を頼む。
 昨日のソファでの睡眠よりも、
 ずっとよく眠れたせいか、冴えている頭が弾く言葉は、
 酔いを完全に失せさせていて、いつもの無愛想な役人の態度]

(104) 2013/06/16(日) 04:19:16[コテージ・浴室]

役人 ミハイル

[濡れた服を乾かそうとしているらしいクレストに歩み寄る。
 目を合わそうとしないようであれば、そのまま。]

  ………また、遠くに行く事になりそうだ。

[今度は、赴任だとは告げずに。
 共に生きてきたサーベルを、優しく撫でながら]


        お前、どうする?


[あの日のように――、
 共に来るか?という誘いは、うまく口に出せず。
 頭を撫でるにも、触れる事を躊躇って。

 ただ穏やかな声を息と共に吐きながら、瞳を伏せた。
 身に残った煙草の匂いを漂わせた**]

(105) 2013/06/16(日) 04:28:34[コテージ・大広間]

役人 ミハイル、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2013/06/16(日) 04:32:02

役人 ミハイル

[>>108寝心地最悪の粗悪なソファに腰掛ければ、
 此方を見るユノラフの視線に気付く。
 その視線の意味は勘ぐるまでも無い。
 ただ、一度見返して口端を上げるだけ。]



  ――居心地が悪いソファだな。

[ささやかな皮肉を残して。]

(113) 2013/06/16(日) 10:29:16[コテージ・大広間]

役人 ミハイル

[>>110>>111器をテーブルに置くクレストの返答に、
 表情を変える事なく、静かに目を細める。
 声でけぇよ、という文句は飲み込んで。]

  今度は、本持っていけねえぞ。
  傘もな

[十五年程前から今までの年月を思い出しながら、
 腕を組んでいた手を解き、漸く髪に触れた。

 その色を見る度に重ねていた弟のことではなく、
 今は――
 出会った時の、そして成長していくクレストの姿を。
 彼と過ごした日々を、脳裏で振り返る。

 こんなにも記憶と心の面積を占めている存在だったのだと、
 改めて気付かされてしまえば、
 目の前のガキに負けた気分になってしまう。]

(114) 2013/06/16(日) 10:29:42[コテージ・大広間]

役人 ミハイル

[スープが届くまでの間、置いた侭になっているグラスを取る。
 最後の一本である酒は、最早半分以下になっていた。

 もう一つグラスを台所から持ってくると、
 片方は水で薄め、それをクレストの前に置き。

 透明の液体が満たされたグラスを掲げる。]

  …За твою улыбку.

[笑え、と促しを籠めて乾杯の誘いを*]

(115) 2013/06/16(日) 10:43:10[コテージ・大広間]

役人 ミハイル

[>>116不満を顔に出すクレストに首を傾げ。]

…いつか買ってやるよ。
傘、くれぇなら、たぶん。

[窓の外を被う雪は、今は未だ雪のまま。
ミハイルが消滅する事によって、雪の精の加護を失えば、次第に霙に、そして横殴りの雨に変わるだろう。
雷雨は嘆きの涙。
暴風は嘆きの吐息。
外を散歩するには冷え切った気温を伴い、スコールはやむ事はない。
それは、『まだ終わっていない』を彼等に知らしめるもの。

これが最後に見れる雪だろう、とクレストの髪を撫でながら、無数に天から注ぐ白い棉達の舞いを愉しむ。]

(124) 2013/06/16(日) 12:47:31[コテージ・大広間]

役人 ミハイル

[>>117向けられたグラスと共に零れた言に、僅かに瞳を開いた後―――
膜に張られた涙が、今にも溢れそうな翡翠を酒のつまみに。
髪を撫でる手を下ろし、クレストの手を握る。
ミハイルは穏やかな笑みを浮かべ、ひとつ頷く。]


[こつり、]


[グラスが合わしてから、口許へと寄せ。

長いながい旅出の執着駅と、

安らぎを与える不器用な笑顔と、

愛しい者を、永遠に傍へ置ける喜びを――]


[祝い、乾杯――キッピス――**]

(125) 2013/06/16(日) 12:48:07[コテージ・大広間]

役人 ミハイル、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2013/06/16(日) 12:57:41

役人 ミハイル、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2013/06/16(日) 14:04:56

【赤】 役人 ミハイル

/*
すまん、明日君が夜コアのみなので早めに開示をしておいたが、ちょっとまずったかもしれん。

朝更新村は日中から動きがあるからついな…

(*8) 2013/06/16(日) 14:16:58

【赤】 役人 ミハイル

/*
今日帰りの時間が全く解らないが一応ログは追うようにしている。
不安事があればフォローはできる…たぶん

(*10) 2013/06/16(日) 14:37:51

【赤】 役人 ミハイル

/*
ガンガンこい!

(*12) 2013/06/16(日) 15:16:01

役人 ミハイルが接続メモを更新しました。(06/16 21:49)

役人 ミハイル

[>>136スープを取りに行く事を承諾するイェンニの
 背けた顔に、心に。どんな思惑があるかなど知らず。]  

  そうか?
  
[>>146幸せそうだと形容されて、首を捻る。
 伝えねばならない事を伝えただけ、と考えていたが
 傍目からすればそう見えるのか?と。

 知らず浮かんでいた笑みも、
 鏡の前に座っている訳では無いので解らない。]

  あァ……毒は、
  …弱いものなら……、耐性がある。
  訓練を受け始めた時は、死にかけたけどな。

[それは、『一度死んだ経験がある』という事にも値するか。
 トゥーリッキの語った話を打ち消す為に
 そう言った訳でも無かったのだけれど。
 離れゆくイェンニが、最後まで話を聞いたかは解らない。]

(178) 2013/06/16(日) 22:02:50[コテージ・大広間]

役人 ミハイル

[水に毒を流し込むのは、内側から敵兵を崩す為の常套手段。
 腹を下す類の毒は簡単に手に入った時代。
 非日常的な生活を送るに当たり真水を飲む事も多々あった。
 その度に動けなくなっては、ただの肉人形だ。
 盾になるだけ、犬や猫よりはマシかも知れないが。

 それよりも、脇腹の致命傷を受けた事が一番頭に残っている。
 抉れた皮は、肉は夥しい血を流し。
 捲れた肉皮から覗く白い肋骨は砕けていた。

 泥水の浮かぶ地面から顔を上げようにも、
 力は入らず、生臭い臭いと強烈な痛みの中で――

  はやく、  ――らくに、なりたい。

 護るものなど、故郷には無いのだから。
 帰る場所など、もう無いのだから。

 熱林の中、苦しみに唸りながらそう願った。
 開いた瞳孔は、誰かの影を最後に映して瞬き一つしなくなった]

(183) 2013/06/16(日) 22:15:45[コテージ・大広間]

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生存者 (3)

学者 ニルス
20回 残8202pt
盲目 マティアス
19回 残8423pt
写真家 ユノラフ
89回 残6415pt

犠牲者 (3)

供儀 ドロテア(2d)
0回 残9000pt
村娘 イルマ(3d)
9回 残8696pt
司書 クレスト(4d)
63回 残7318pt

処刑者 (4)

蛇遣い トゥーリッキ(3d)
19回 残8374pt
雪の精 ミハイル(4d)
42回 残7843pt
養蜂家 ダグ(5d)
0回 残9000pt
水の精 イェンニ(6d)
65回 残7073pt

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