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[湯を沸かしカップに注いでペンダントクロックできっちりと三分を図りながら、グレンが用意していたおにぎりをひとつもらって口にする。]
具は…マヨネーズ和えのツナなのね。美味しい。
[待望の三分間が過ぎてふたを捲り、フォークでかき混ぜちゅるりと啜る。]
…何と表現すればいいのかしら…。
麺に歯ごたえは無きに等しく、味はきついし、塩分濃くて血圧上がりそう…。
具は…入っているだけましと思う量なのか、少ないから余計侘しく感じるのか…。
[文句を言いつつも、気づくとスープまで全部飲み干して完食。]
完全に初めての食味でしたわ。
何と言うことかしら。
わたくしには、カップヌードルを語る言葉を持ちません…。
[空になったカップを目の前に難しい顔をして、奇妙な敗北感を*味わっていた。*]
[目覚めると既に日は上っていた。小さく伸びをして起き上がる。
シャワーを浴びに行く前に、男性陣のほうをちらと覗き。姿のないグレンと未だ寝ているらしきラッセルを見て密かに舌打ちしたとかしないとか]
[ここにいると、足は図書室に向かいがちだ]
あの頃は、本を読んでたらそれだけで幸せだったなー……。
[しみじみ思いながら「時をかける少女」を手にして、窓際の席で*めくりはじめた*]
[シャワーから戻って来ると食堂へ。何やら難しい顔で空の容器を見つめているシャーロットに首を傾げながらも軽く手を上げ]
む。おにぎりか。
[メモを見ないまま一つ手に取り、はむり。*末吉*]
うわ。
[ふいに飛んできたボールに目を瞑る、がそれが当たった衝撃はなく。腰をかけたすぐ隣りに仁王立ちで少女が立っていた。ボールを下へ投げ返し、なにやら叫んだ。すると彼女は後ろからこつんと小突かれて、慌てた様子で緞帳を下ろしにいく]
あ…先輩。
[視界の端には唇を結んで振り返る、幼い自分の姿が*あった*]
[囓った跡から覗く黒い帯のような具]
嗚呼、昆布か。
[呟きつつ漸くメモを見て、山葵でなくて良かったと安堵。
昆布おにぎりを完食すると2階にスケッチブックを取りに行き、そのまま*外へ*]
う、ふぁぁ。
[むくりと畳から起きあがるとあくびをひとつ]
寝すぎて眠い…。
高校んときもあったなぁ、こういうこと。
起き抜けでもレベッカさんの紅茶、おいしかった。
[ガラスに映った自分の顔に6年前の自分が重なって消えた]
畳の跡、ついてる。
[つ、と頬に手をやって立ち上がり店側に向かう。幅広の帽子を代金を払って取り目深に被って外に出る。外に出たところで振り返り深々と頭を下げて]
お邪魔しました。
ずっと逃げ回っていてごめんなさい。
6年後にまた来ます。
[頭を上げると回れ右をして歩き出す。校門を抜け、合宿所に向かった]
[部室棟の前を通りかかって]
合宿所に戻る前に部室棟でシャワー借りていこうかな。
[足を向けかけた所でお腹がなる]
……何も食べてないの忘れてた。
何かついでに買ってくればよかったな。
[一時悩んで]
いいや、何か軽くつまめるもの貰ってからにしよ。
[出掛け、校門脇の駐輪場を見て自分の原付を見つけたが、残念ながら鍵がかかっていた。
ま、いっかと呟いて、銭湯の煙突のその先にある山に目を凝らす。その下には先祖代々の畑が広がっているはずだ。
日はまだ、頂点にも達してない。
深呼吸して、一歩踏み出した]
[流しで手を洗うと、難しい顔をしているシャーロットに]
また後でね。
[と声をかけておにぎりの脇のメモに気付く]
やってくれるじゃないの。
[ぶつぶつ言いながら二階に上がる。手提げにあれこれ詰めてから合宿所を出る。シャワーはやめて皆が話していた銭湯に*行ってみる事に*]
[昨夜。あの後、相手が自分の後を追ってきた事を知っているのかいないのか。暫くすると合宿所に戻って眠りについていたようで。
身を起こすと、わしゃりと頭を掻いた。]
…はー…何やってんだか。
[呟いて息を吐くと、気を取り直すように身支度を整える。
移動して洗顔等を済ませた後、食堂へと姿を見せて]
…おにぎり?
1つ頂きます、ってね。
[見つけたおにぎりを手にとって、ぱくりと口に含む。*吉*]
[確かな足取りで、昔と同じ道を辿り、家の前に着く。
卒業したと言っても、その後一度も学校にこなかったわけではない。もとより小さい村だ道は覚えていた。
家には入らず、畑に回る。自分が見たいものは家には無い。
ビニールハウス、納屋、各畑と見てまわり、畑の中央に立つ木の根元に腰を下ろす。
黙って植えられたばかりの苗を見つめた]
やっぱり、アンタは偉大だなぁ。
[延々と続く、畝を見て呟く]
大学辞めてまで農業やるなんてアホだって、アンタ言ったけどさ、この畑は大学よりも価値があるって思うぞ。
畑、残してくれてありがとな。
[大切にするから、と呟いて、立ち上がると、思い出したように]
っても、じーちゃんの畑だっけな。
[また、死んでないって怒られちまうと頭を掻いた]
じーちゃんもばーちゃんも元気だぞ。
残念ながら、あと何十年もそっちにはいかないだろうな。
かーちゃんも、リズも元気だ。リズは最近生意気だけどな。
[最後にもう一度畑を端から端まで見渡し、笑う。
何も見えはしなかったけれど、そこには確かに彼がいるのだと*感じられた*]
[ガバッと慌てて身を起こし]
…やられたっ!負けた!
グレンが既に起きて何処かに行ってしまっていることに悔しそうに叫ぶと寝巻にしていたジャージを脱ぎ]
…洗濯すっか。
[一つため息をついて諦めると代わりになりそうな服を探し]
…これしかね〜な。
[小やぎの着ぐるみを着込むと洗濯片手に用務員室へ]
[用務員室で洗濯機の回る音を聞きながら部屋の中を物色奥の方から箱を引っ張りだし]
お、いいもんあるじゃん!
[箱の中に詰められた花火に目を輝かせ、合宿所へのいい土産ができたことに上機嫌に鼻歌を歌っていたが何時しか洗濯機の音に引き込まれるようにこたつで*うとうとと*]
[結局追いかけはしたものの、捕まらなかったのか。
2階で目を覚ますと眉間に皺を寄せて]
……。
………。
何だか非常に顔をあわせづらいじゃないかっ!!
[枕に八つ当たりした。]
[本を読み終えての感想]
そうか、ラベンダー!
[しかし来る時にそんな物が入っていた気配はなかったはずで]
[差し込む西日に目を細め]
日が暮れるの早い。
[薄暗くなった体育館の中。目の前で舞台稽古の様子がダイジェストのように映っては消える。昨日はなしていたシェークスピアをアレンジしたものだ。
4人の女子高生が妖精パックのいたずらで、妖精のいる森に迷い込む。妖精王オーベロンによって媚薬を塗られた女王タイターニアはその女子高生の一人に惚れてしまって。
目の前で仲直りしたオーベロンがタイターニアを抱き起した]
…目が、好きだったんだよね。
[オーベロンを演じる姿を見ながら呟くと、その姿は見えなくなった]
[銭湯の暖簾を上気した顔でくぐる]
はぁ、気持ちよかった。
もっと早くにくれば良かったな。
あっちに戻っても営業してるのかしら。
[夕空に敷かれた藤色と茜色のグラデーションを楽しみながら学校へと戻っていった]
[最初に見た人を好きになってしまう媚薬。
ころりとステージ中央で、手を広げて仰向けに寝転がると、ミラーボールが顔を覗かせる。目を瞑って、やがて迷い込んだ女子高生の歌を歌い始める]
♪
そんな薬が 手に入ったら 片思いなんて
もうしなくていい つらい思いも さよーなら
町の中歩いていても あの人の姿探してる
心のどこかでいつでも 会いたくて
この気持ちわかってほしくて
あの人につかいたいな この恋の魔法のくすり
[歌声は体育館に響いては*消えて*]
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