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ここまで続くと言うことは、多分狼勝ちな気がしてるので、必要以上に突かんでも良いのかな、と思うところもありまして(
あと今回のくろねこさん設定、崩せるのって多分片岡くらいじゃ、って思ってる。
何も出来なかったんだね私……
たからものも、風邪薬も、兎も、何も見つけられなかった。
[浮腫む脚をさする。先ほど呟いていた「痛いの痛いの飛んでけー」という呪文は効いたようだ。
そういえば寒さも感じない。
それなのに立ち上がれずに、俯いて小さく口にするのは、ごめんなさいというありきたりな謝罪の言葉]
[バクを追いかけようとするマシロの後を追う。
やがてフユキに会ったなら、モミジの声を探して尋ねることだろう**]
……お一人ですか?
帽子屋さんごめんなさい。
お邪魔虫失敗したってことだよね。
私、なーんにも役立たず。
[>>*2 この気持ちが届かないなんて思わずにいた]
そっか、見えないし、聞こえないんだ。
[そう気づくと、これが本来普通のことなのに、絶望にも似た気持ちで空を仰いだ]
売り子 オトハは、ここまで読んだ。[栞]
[運動の類は元々苦手で、普段は走ってもすぐに息切れしてしまうのに、何故か今は全力疾走を続けても平気な感じだった]
あっ!
[随原の姿を探して、角を曲がろうとする寸前、複数の人影を発見する]
随原さん!
[駆け寄ると、随原の他にバクやオトハの顔も見える]
みんなも...え?
[マシロが見えるようになったのは、こちらも狭間に飛ばされているせいだろうと予測もついたが、オトハから声をかけられて>>+9目を見開いた]
見えるんですか?
[だが、その疑問に長く構っている暇は無い。一人なのか、という問いに、頷く間も無く、来た方向を指差す]
モミジさんはさっきの公園です。熱があって、動けないみたいなんです。
[いつの間にか、呼び方が変わっていることに、オトハなら気付いたろうか?本人には無意識のことだけれど]
あのままじゃ、凍えちゃいます。
早く......早く助けてあげてください!
[自分では助けられないのだと、焦燥を声と表情に滲ませて叫ぶと、先導するように、踵を返して児童公園の方へと再び駆け出した*]
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バクくんは、脱出のきっかけを掴めてるやら...?マシロちゃんが囁きの気がするから初手落ちされたのは辛かったかもなあ。
[ほんと、このシリーズのラ神はサドいよね...]
こっちです、こっち!
[どうやら、ちゃんと話は通じたらしく、皆児童公園の方へと足を速めてくれた。
再び全力疾走でモミジの傍に戻ると、そんな彼等に向かって、ぶんぶんと両手を振り回す]
モミジちゃん、しっかりして!すぐにみんな来るから!
[雪に埋もれそうにも見えるモミジに、聞こえないと分かっていて、声を投げる......]
『モミジちゃん....!』
[ふいに浮かぶ既視感]
(前にも、こんなこと、が...?)
[白い雪の向こう、答えは目の前にあるように思えるのに、まだ、手は届かない*]
痛いの痛いの飛んで行けー。
[さすがに、自分の言動と周りの空気が馴染んでいないのは感じられる。
あちらの何にも干渉出来ない手は、宙を所在無げに*漂う*]
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