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見回り係と称して無作為に人を集めていたのも…。火星へと派遣するための…罠?
[そう考えると、何故自分達が集められたのかも納得いくような気がした。]
じゃぁ、この学校にも…いや、見回り係の中にも【JINRO】と名乗るスパイ集団が居るって…こと?
[ファイルから視線を上げ、電光掲示板を見つめる。そこには先程まで確かに名を連ねていたアンや銀水、芳秋、結城の文字はなかった。]
…四人の名前が消えてる。でも見回りは終わりじゃない。と、言う事は…まだスパイは居るってこと?
残された二人の内どちらかが。或いは二人とも…。スパイの可能性があるのかしら?
でも二人ともスパイだったら、何故連れ立って部屋を出て行ったのかしら? 単にわたしを拉致っちゃったら任務終了でしょうに。
ということは、森山さんか若葉さんの内、どちらかがスパイの可能性があるって事になるの…かな?
だとしたらわたしは…
[ぱたりとファイルを閉じ、クルミは立ち上がった。]
あの子を信じる。だから本当の事を教えに行かなきゃ…。
[ファイルを机の上に置き、クルミは実行委員室を後にした。
信頼する"彼女"に会う為に。]
間に合うと良いけど…。
[文化祭で賑わう校内で、クルミが目的の"彼女"と出会えたか否かは、本人だけが*知る未来*]
わわー。えへへ。
[ワカバに抱きつかれて、照れる]
ん?何か、耳の後ろがチクチクするなぁ。
えいえい。
[てんとう虫の這っていく感触に、耳の後ろを掻いてみるが、既にナノマシンは髪の毛の中にもぞもぞ入っていった]
さて。どの辺を見回りましょか。
牧野下さんを誘えば良かったなぁ。
二人じゃ迷子になっちゃうもんね。
[と言いつつ歩いているが、ワカバの足取りには迷いがない様に見える。先に立ってスタスタと歩いていく]
地図読むの上手いですね。
なんか、道知ってるみたいだもん。
同じ転校生仲間なのにこの違い。あははーー。
[しかし。ワカバの手には簡易構内図は握られておらず]
郡上八幡さん?どこ、行くんですか?
何か、人通りが少なくなってきましたよー、この辺。
[ちょっと不安になって問いかけると、『大丈夫。大丈夫』とワカバがにっこり笑うので]
はあ。……まさかね。杞憂、杞憂。
あははー。
[にへら、と笑い返した**]
さ、こっちやで〜♪
[すたすたと菊ちゃん連れて手馴れた様子で廊下を突き進む。]
『根回しももう終わってるし、あとは…
うん、それだけだよね?紅葉ちゃん。』
[骨伝導の通信機で、外部でバックアップ体制を敷いてる相方と連絡を取りつつ、例の場所へと誘導。]
『ちがうよー?協力してもらうだけだもん。
…騙してるうちに…はいるのかな?これって。』
[ワカバの背中をのんびり追いかけながら。ふと、窓の外を見上げる]
良い天気だなぁ……。
[抜けるような空の、その向こうにある赤い星を想像してみるけれども、宇宙の事は、ずっと遠い話に思えた。少なくとも、この日常のすぐ先に続いている現実だとは*思えなかった*]
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