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実は落書きは水性ペンのが落ちにくいらしい……
[そんなことを言いながらもぞりとおきて]
……ギルの勘が当たると私が泣くのか?
一体何が……
[よくわからん、と首を傾げて]
[ぶらぶらと校舎内を巡りながら、聴こえた声に笑い]
はよ、ニーナ。
勘に関しては気にすんな?ちょっと思うトコがあるだけ。
ただ黙ってるのが、どうもなっつーか…。
[色んな意味で、と軽く首傾げつつ]
思わせぶりだなー。
[首を傾げて]
黙ってるって誰が何を黙ってるのか……
[まぁいいけど、と着替えと洗面用具を手に。]
…。
…ま、多少ミステリアスな男の方がよくね?
[へらりと笑って]
つーかニーナは今起きたのか?此間は早起きだったのに。
[がらりと3年教室のドアを開けて中に入り]
……隠し事ばかりの男というのは関心しないな。
[ふぁ、と欠伸しながら]
たまには私だって寝坊するもん。
昨日あんまり寝てないせいかな……
別に隠してるわけじゃねぇんだけど。
[聴かれれば応えるさ、と笑って]
ま、俺も此処きてからリズム狂いまくりなんだよな。
寝不足か?…無理はすんなよ?
でも言わないのは隠してるのと同義じゃん。
[肩を竦めて]
まぁ過去に来てるから当たり前といえば当たり前というか。
普通じゃいられないよね……
無理はしてないからだいじょーぶ。
ちょっとばかし自分から積極的に言うには躊躇があってね。
[ズルい性格で悪ぃな、と]
普通、か……まぁ仕事にも行けねぇし。あっちの時間は、こっちの時間の流れとイコールじゃねぇみたいだから安心したけどな。
そ?大丈夫ならよし!
拗ねんなよ?
[同じ場所居れば、でこぴん一つもしたのになぁ、なんて笑いつつ]
同じ時間を繰り返してるにしては、俺たちの行動が毎日違っているのは可笑しいってシャロが云ってたな。
俺たちは此の世界にとって異端分子なんじゃねぇか?
俺たちが此処に与えたダメージが回復するのは、俺たちが介入するのを此の世界が拒んでるから。
だから時間が巻き戻ってるように錯覚するだけ、…とか。
…まーこういうのは俺の分野じゃねぇし、よく分かんねぇけど。
[席に着いてぎしぎしと椅子を鳴らしつつ、*肩を竦めた*]
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