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ちょっと待っ…!
…。
じゃ、俺はちまっこいとつけてあげよう。
[にこり]
んー…ま、俺ですらあるんだから、
繊細そうな奴は悩み事も多いのかもしんねぇな。
…ニーナも、あんまりって事は見たのは見たんだろ?
さぁ、頑張ってつじつまあわせるぞ。
過去を変えないで過去を変える。
記憶の集合であるところの真実を上書きする。
それはみんながしようとしていることと違わないはず。
過去を変えようとあがくことで真実を発見する。
あがかなければ、自分の中の過去は変わらない。
起こってしまったことは変わらなくても、何が起こったのかという解釈は変えられる。
思い込みをとっぱらう、別の角度から見る。
そのためには何をすれば良いんだろう。
わたしを含めてみんなが見ている『ドッペルゲンガー』と呼んでいるもの。
あれが記憶の再現なら、記憶の混線から、他のだれかの記憶、しかも無意識の記憶から何か見えることもあるんじゃないかな。
例えばギルくんあたりが部室棟を背に校庭の端で花壇をいじっていたとして、ふと視線をあげて森に差し掛かる太陽を見上げたかもしれない。
その拍子に、視線の端にあの日の雑貨屋が映ったかもしれない。本人は勿論気にしないから覚えていない、それでもその無意識記憶の断片が、ここでは零れ落ちてくることもあるかもしれない。
ちまっこいっていうなっ!!
[べし、とギルバートにパンチ]
うーん。
何か高校の思い出って楽しいのも多いから。
何だか嫌な思い出ばっかりってのもなぁ……
……うん、まぁ多少は見たけど。
俺の中では、ちまっこいイコール可愛いなのに。
[パンチを受け止めて、けらけらと笑い]
楽しい事もいっぱいあるとは思うけど。
ただ、思い出したくねぇ事を引き摺りだされて来たのが
…ちょっとキツいんじゃねぇかな。
猫のこと、とか?
[わしゃりと頭を撫でて]
そんなのイコールで結びつけるなー!
[受け止められたので反対の手でパンチ]
……そっか。
どんな幻を見るかは選べないもんね。
でも楽しい幻はあんまり見てないのかなみんな……
……うん。
[撫でられる手の下で短く頷いて]
俺なりの褒め言葉なのに…ッてて!
[パンチされてちょっとだけ呻き]
忘れてるような事も引き摺りだしてきたしな。
少なくとも、俺はそうだったから。
…性質悪ぃと思うよ、結構な。
[尚も撫でながら、苦笑して]
…辛かった?
そっかぁ。
結構厄介なんだね。
忘れたい思い出ばかり残さなくてよかった!
[撫でられるままに少し首を傾げて]
……少しだけね。
ニーナは楽しい思い出沢山ありそうで良かったよ。
ずっとしょんぼり凹でると俺も辛いし。
[最後の言葉には頷くに留めて。
にっと笑うと、わしゃわしゃと多少乱暴に髪を撫ぜた]
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