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■
※霊能者は生きていても墓ログが閲覧出来ます。
なんちゃってSF村なので、科学的なことはポイッ!
墓下=半年後火星上の宇宙船「かなた」内、システム上の生存者=地上組。
進行中は別個の時間軸なので、相互交信は出来ません。
役職RPや判定出し、騙りの有無、設定などは個々におまかせします。
諸々の描写は表ログ優先、齟齬が出た場合は勢いでごまかすことを推奨します。
人と共に楽しもうとし、無理はせず、エピでは笑いあうこと。以上を踏まえている限り、何を目的として何をしても自由です。
臨機応変に、どう転ぶかわからない展開を楽しみましょう。
■設定
★実行委員室:学園内のどこかの一室。
★人狼:スパイ。「JINRO」(詳細は赤ログでそれとなく設定してもしなくても)の情報を得ようとしている。
★狂:スパイのはずが、エラーのため仲間と通信出来ない。単独で情報収集中。
★占:スパイの有無を秘密裏に調査中の人
★狩:誰かの名前を強く念じると、何かが起こるかもしれない。
★霊:未来が見える人。それが未来であると知っているか等動きははおまかせ。
★襲撃処刑:地上視点では、宇宙船候補として学園長に呼び出しされ、訓練へ。
墓下視点では、記憶障害(スパイの仕業)を抱えての覚醒。
★墓下:【祭りから半年後の火星上の宇宙船「かなた」内。覚醒後は記憶障害が起きているため、船内人員の把握すら出来ていない】
★「かなた」:地球から制御されていたが、スパイの所属する組織により妨害工作がなされた。
スクリーンには、ランダムで地球の映像が映るばかりで、通信はもちろんデータ閲覧も不能。
■展開
☆プロロ:通知に従い、実行委員室に集合。
仕事内容は、適当に詰所と校内巡回をしてればそれでOKなので、ダベるなりスケジュール決めるなりして時間を潰して下さい。
☆1d:祭り初日。なんとなくスパイの噂が人々の耳に入りだすかも?
☆2d:アンが突然飛び出していったり、霊能者は未来が見え隠れする頃でしょうか。
☆3d〜:学園長に呼び出され人員が減っていきます。連絡すら取れないのは何故なのか?(@地上)
半年間の記憶が戻らず、覚醒者がほとんどいない中で人々はどうしていくのか。(@火星)
☆エピ:30分程度で地上組は一旦〆て下さい。(祭り終了)
その後は中身発言解除+物語は「祭りから半年後」ベースに。回想は自由です。
地球に無事帰れるのかどうかは、展開次第で。
★プロローグ中にメモに貼って下さい
■自己紹介
□PL視点補足設定など
□開始希望最低人数(遅くとも、2/4(月)0時には開始予定)
(「9人以上集まった以後最初の0時に開始する」設定になっています)
■補足
・1d以降、白赤墓ログ、メモすべてRPで。中身発言は独り言のみでファイト!
・プロローグの間はメモはキャラ設定を貼ることをメインに使用可です。
1d以降は、メモ=実行委員室にある電子連絡板扱いです。すべてRPに乗せて綴って下さい。
・時間の流れはリアルタイムではなく、ゆっくりめの方がいいと思います。(全体で1泊2日位?)
・コミットボタンは、各自押したくなったら押して下さい。押さないのもアリ。
・設定や小道具は、思いついたらどんどん出して肉付けして下さい。科学的なことは無視して、ご都合主義でGOGO!
今時こんな手紙って古風だね。
ついてるんだか、ついてないんだか、わからない。
何かいいことあるのかなあ?
[級友に笑いかけ、見回り実行委員の部屋へと向かった]
何これ?
[机の上置かれた一通の通知書を手に取り、クルミは首をかしげた。]
パンパカパーン! おめでとうございます。あなたは晴れて見回り係に任命されました。さぁ、ずずいと実行委員の部屋へ今すぐGO!
[封書からつまみ出した紙に書かれている文章を、クルミは淡々と読み上げる。]
……これって本当におめでたい事なのかしら?
[と、同時に首をかしげた。]
[一呼吸遅れて文面を覗き込む級友に、クルミは小さく溜息をつきながら苦笑を漏らし]
呼ばれたからには行かなきゃね。あ、そうそう。ごめん、これ、片付けておいてくれる?
[手にしていたグローブを級友に手渡し、手紙に書かれている実行委員室へと向かった。]
[照合はすぐに終わり、ドアが開く。クルミが室内へと足を踏み入れると、モニタに自身の名前が表示されていた。]
…アンも御呼ばれされたのね。
[自分の名前の上に表示されている級友の名前を確認し、読書中のアンを気遣い小さな声で呟いた。]
アン以外は誰も居ないようね。
[室内を見渡す。そこにはクルミとアンしかいなかった。]
待っていたら他の人も来るかしら?
[空いている椅子に腰掛けると、クルミは手にしていた通知書を弄びながら、ぼんやりと*窓の外を眺めている*]
[室内、モニタに並ぶ名前と学生の顔を見比べ]
どっちがどっちだ。
[問いかけながら、モニタ前の椅子に腰を下ろす。
ポケットから取り出した小さなケースを振って、タブレットを一粒*口へ放り込んだ*]
病院の…センセー?
[椅子に腰掛ける白衣姿を不思議そうに見つめる。問い掛けには小さく挙手をして]
はい、わたしが牧野下クルミです。
もしかしてセンセーもパンパカパーンに選ばれたのですか?
[自己紹介を行い、手にしていた紙をひらひらと*振った*]
医者って言っても見習いだけどな。
[挙手したクルミの顔をマジマジと観察]
多分どっかで見たことがある。
あー、そうだなパンパカパーンっと。
そんな人手ねぇのこの学校?
[ぶつくさ言って机に詰まれたファイルを開いた]
“尾行の心得”
ぱんぱかぱーん?
[賑やかに通知書の文面を飾るその第一文を、ムカイは実にやる気の無さそうな棒読みで流す。]
ファンファーレでも鳴らしたいなら・・・、
レトロな紙のレターなんか使わなきゃいいのに。
・・・そもそも、おめでたくも何でもないっつの。
見習い…ですか。
[見入るような視線のユウキに、クルミは動じる事無く復唱して]
じゃぁ、あなたとわたしとアンは、とりあえずパンパカパーン仲間ですね。よろしくお願い致します。人手は…どうでしょう? 足らないんでしょうか。
[真面目な顔で相槌を打つ。やがてファイルを手にしたユウキの顔が引き攣るのを視界に捉えると]
わたしもファイルに目を通したほうが良いのかしら?
何でおれに見回り係とか、そういう面倒くさいことをやらせるわけ?
誰が決めたの?
そいつ、何かおれに恨みでもあんの?
こんなんに任命されちゃ・・・。
晴れてどころか、おれの心は曇り空だってば。
[それでも多分通知を無視したら、ますます面倒くさいことになる。
それだけは分かるから、ムカイはやる気の無さそうなグダグダ歩きで委員室へと足を運ぶ。
そしてやる気の無さそうなウダウダした動きで、認証システムに掌を翳した。]
[入り口が開く。]
あ。
おまえらも、面倒くさいこと押し付けられちゃったの?
アンに、牧野下、・・・と、知らん人。
[同じ高等部の生徒達の他、うさんくさげに見慣れぬ男の顔を一瞥後、モニタにも目をやって]
ふんふん。
結城センセー、ね。
[真面目にファイルに目を通す彼らの姿を見て]
なーんだ。
しっかりと働いてくれそうなのが、こんなにいるんじゃんか。
こんだけいればさぁ・・・、
おれ、働かなくても十分じゃねえ?
見回り委員だとか何だとか、そんな大げさな・・・。
[ふわわぁと、早くもこみあげる大欠伸を隠しもせず。]
ふぁーあ・・・眠いな・・・。
・・・・・・寝てていい?
[自分の席と決めた椅子に座ると、腕を枕に机へと顔を*埋める。*]
役に立つ資料がある気配がないんだが。
[次に手にしたのは『365日の献立』]
誰の忘れもんだよこれ。
[現れたムカイの声に顔を向けて]
知らん人とは随分な言い方だな。
仕事してていいか?
どうせ適当に巡回報告書でも出したら終わりだろこの仕事。
去年やってた奴こねぇのかな。
覗いちゃダメだかんなー。
[軽い口調で形ばかりの釘を刺し、膝の上に開いたノートパソコンを*操作し始めた*]
[再び入り口が開く音にファイルから視線を上げる。]
あ、向井もパンパカ仲間なの? よろしく。面倒臭い事…ってやっぱりおめでたい事じゃなかったのね。
[ファイルを閉じて眠そうに欠伸をし眠りこける向井を少し残念そうに一瞥する。見回り委員って確かに何を見回るんだろう? 宇宙人?]
誰かの忘れ物なんですね、これ…。
[役に立つ資料が無いと結城に言われると、確かにこれも役に立ちそうが無いなとファイルに視線を落としクルミは思い直す。]
結構面白かったのにな。火星人の特徴…。
報告書を出すだけで済む仕事なんですね。見回り委員の仕事って。
[少しだけ残念そうに呟く。覗く事を制して持ち込みの仕事に向かう結城をちらりと見ると]
じゃぁわたしは投球フォームの勉強でもしますね。
[誰に言う訳でもなくつぶやくと、クルミはファイルの横に埋もれていた誰かの置き土産、『オレ流野球 2007』を引っ張り*出した*]
やる気あるなら、十手でも持って校内見回ってくれ。
[手の動きだけで部屋の片隅を示す。
戸棚に並ぶ時代劇セット]
……人は殴るなよ?
というか、やけに古くないかそれ。
[トレーニングを開始しかねないクルミに告げた]
・・・んんー?
[実に眠そうな眼で、顔と名前を一致させたばかりのユウキへと目をやって]
随分な言い方とか言われちゃったってー。
ついさっきまで知らんかったもんはしょうがないでしょー
[ノートパソコンを操作する姿には、思いきり顔を顰め]
仕事させられにこの部屋に来て、待ち時間の間まで更に他の仕事片付けちゃうわけ?
・・・やだやだ。
脳が溶けても知らないよ、仕事人間。
[言われなくても覗かないよと、舌を出しながらも・・・
わざわざ釘を刺す辺りが気になったらしい。
えろい画でも見てんのかなと後ろから細目で覗きつ]
まあテキトーにやってりゃいい仕事なら、それに越したことは無いね。
・・・去年受け持った奴がいるなら、今年もそいつらに頼めば良かったのに。
[パンパカ仲間呼ばわりのクルミにも、顔を上げて]
ははは、パンパカ仲間ときたか。
・・・チーム名はおめでたいみたいだけどね。
[火星人の特徴?
ファイルに視線を落としていると思いきや、謎の言葉を呟くクルミに首を傾げて。]
ああ、そうなの?
報告書を出すだけで済む仕事なの?
・・・なら木野下さ、報告書余分に一枚多く書かない?
それにおれの名前書いて、提出してくれりゃいいからさあ。
[やる気無さそうにそんなことを頼むムカイだが、果たしてクルミが真面目にファイルを見ているのかどうなのか、分からなくなってきている。]
と投球フォームて。
[ユウキの手の動きにつられ部屋の片隅を見てみれば]
・・・なに、アレ。時代劇セット?
[良く分からない品揃えである。
しかし髷をかたどったカツラを発見、じっと見つめると]
ああ・・・殿になりたい。
着替えから食事から入浴から、黙っていても下々の者が何くれと世話を焼いてくれて・・・
なあーんにもしなくても、不自由なく暮らせる・・・
・・・そんな殿に、おれはなりたい。
ああほら・・・、
労働過多脳溶解現象の、初期症状が・・・。
[ユウキがむせ込むのが聞こえると、わざとらしく脅しつけて遊んでいた。
が、ふいにそっと髷のカツラを手にとって、頭へとかぶりつつ・・・]
・・・勤労の義務?
人に押し付けるためにあるもののこと?
[・・・そらっ惚ける。
訂正を受けると、ばつの悪そうに目を逸らして]
何だよー。
細かい男は嫌われるよ、結城センセー。
ちょっと噛んだだけじゃん。
・・・ほら、おれ疲れてるしね。いつも。
牧野下だって間抜けじゃないんだから、まが抜けたくらいじゃ怒らないって。
十手ですか?
[ふとボールを投げる仕草を行おうとした所に結城の言葉が掛かる。視線を辿った先には時代劇セット。]
…結城センセーはわたしに岡っ引きになれと?
[高揚の感じられない、淡々とした声を上げた彼女はしかし機嫌が悪い訳ではなく元来の性格の為。]
[見ている本の古さを指摘されると、こくりと頷き]
確かに古いですが…なかなかいい事が書いてありますよ。「落雁が無いなら山吹色のお菓子をお食べ」とか。
[オレ流を机に置き、時代劇セットを手に取る。]
殴っちゃいけないなら、投げては良いですか?
[カツラを装着し手にした十手を向井めがけて投げようとする。]
見回りは良いけど報告書はお断り。だって水星人と金星人の見分け方、まだ把握していないから。
[そう呟きながらも、向井を見る表情は変わらない。]
向井のカツラの方が岡っ引っぽいわ。
[ポツリと呟き、凄く残念そうに瞳を伏せた。男二人は時代劇から勤労の義務について熱く語っている。]
勤労の義務…。
[小さく復唱したかと思うと、クルミは戸棚から白い紙とマジックペンを取り出し無言でなにやら書き出した。]
これでよしっ…と。
[数分後、満足気に額の汗を拭う彼女の視線の先には、モニタに記された見回りの上に重ねられた【パンパカ】という文字と、牧野下の上に重ねられた【腋の下】という文字が、燦然と輝いていた。]
[モニタに燦然と貼り出された紙を前に、一仕事やり遂げた女の顔で、爽やかな汗を拭うクルミ。
一方、ムカイは悩んでいた。]
まずパンパカに突っ込むべきか、それとも脇の下を窘めるべきか・・・。
・・・それが問題だ。
[ちなみに先刻までの問題は・・・。
女岡っ引の十手投擲攻撃から、いかに必要最低限の身のこなしで、それを避けるか、だ。]
馬鹿だなあ、牧野下ー。
・・・いや、脇の下。
[悩む事に疲れたムカイは全てを受け入れる事にした。
いや、前言撤回。
殿というよりは岡っ引に見えるらしい、カツラ以外の全てを受け入れることにした。
そんなわけで──。
凄く羨ましそうな目でそれを見ていた元・牧野下のために、自分の頭のカツラをそっとかぶせてやりながら]
見分けがつかないのなら、直接聞いてみればいいじゃない。
[向井からカツラをかぶせてもらったクルミの頭は当社比二倍状態になっていた。が、本人はとても満足気に頷いた。]
…それもそうね。本人に聞く方が一番正確よね。
ハイハイ、結城センセー。結城センセーは金星人ですか? それとも水星人なのですか?
[突破口を一つ与えてくれた向井に、とりあえず十手を投げるのだけは止め、勤労の義務を全うしようとしている結城に*訊ねた*]
・・・良くがんばったなー、おれ。
[大変満足した頷きを見せる、通常の二倍頭部のクルミの姿。
ムカイもまたやり遂げた男の顔をして、自分で自分を褒めてあげた。]
ははは。
やっぱりまだまだだなぁ、脇の下。
センセーは勤労星からやって来た、仕事人ですよね?
[ユウキへと生まれた星を問うクルミに、チッチッと指を振りつつ。
並んでごく真剣に、尋ねてみたりなど*している*]
腋の下ってさ、何で腋の下っつーんだろうな。
下って何だ下って。
[2人からの質問に]
私は土星人だ。
[答えると同時に顔を上げ、クルミの髷に気付いた]
牧野下、見回り係だってバレバレだぞそれじゃ。
[向井に「まだまだ」だと言われ、尤もだと頷きながら]
勤労星? そんな星があるの?
大変、勉強不足…。
[ちょっと得意気に指を横に振る彼と共に結城の返事を待つ。]
腋には腋の事情があるんじゃないでしょうか? 年功序列とか階級性とか。きっと腋の下は腋一族の中でも下っ端なんだわ。
[聞き流しそうな疑問に至極真面目に答え、返ってきた言葉にますます困惑の色を滲ませ]
土星人…えっと、確かそこら辺にファイルが…
[柳眉を僅かに顰めて置き忘れの山を漁る。]
あ、あったあった。【土星人の見分け方】。えーっと…
「土星人の身体はとても小さく、通常は地球人の体内に寄生し、操縦を行う。主に膵臓のランゲルハンス島に居住し、指令はα細胞グルカゴンによって行う。
土星人に乗っ取られた過去の主な有名人…カネゴン」っと…。
結城センセーってカネゴンと親戚なんですね…。
[その拍子に二つ重ねの髷カツラの内一つが床に落ちる。]
あー…。やっぱり髷が二つだと見回り係だとバレバレですか。困ったわ…。
[表情はちっとも困ったような顔をしていないが、何処か縋るような目で辺りを見渡し]
結城センセー、じゃぁ髷カツラにあわせてこれを着たら見回り係ってばれないですよね?
[クルミの視線の先には、昔一世を風靡した馬鹿殿の煌びやかな衣装が飾られていた。]
ああ、あいつは不器用で空回りしているが実直なやつだった。
[カネゴンのことをしみじみと語る]
プログラムに、「仮装行列」って書き入れるように連絡入れとくな。
[クルミの提案にうんうんと頷いて、事務局へメールを書き出した]
そう…なんですか。カネゴンさん、いい人だったんですね。
[しみじみと語る結城に共感し、くるみもしみじみと頷く。
そしてプログラム変更について掛け合ってくれる姿に感動を覚えた彼女は、大きく頭を下げた。]
ありがとうございます、結城センセー。やっぱり土星人っていい人なんですね。
[下げた瞬間、頭上に残っていた髷カツラの髷が、突然ビュンと伸びた。]
あ。こっちのカツラが殿仕様だったみたいだよ?
[やり遂げた男の顔をした向井に、クルミは伸びた髷を指差しながら声を掛けた。]
お、おぉ。
土星人はシャイで引っ込み思案だけどいい奴だぞ。
ってさ、こんな話してて怒られねぇのおまえら。
仮にも宇宙飛行士候補なんだろ?
じゃぁ、結城センセーもシャイで引っ込み思案なのですか?
[土星人ファイルには無い情報だけに、真剣な眼差しを向ける。]
確かに候補ですけど…。でも候補の前に好奇心は勝てないので。
人間、好奇心を失ったらお終いです。
あー?
私は私であって、土星人はまた別個の個体なわけで。
カネゴンのことは聞きかじっていてだなぁ。
[あー、と髪をかきあげて立ち上がる]
なんか飲むか?
[尋ね、給湯室へ向かおうと部屋を*後にした*]
そうですか…。土星人みんながみんなカネゴンって訳じゃないんですね…。
[別個の個体といわれると納得したように頷くが、その姿は何処か落胆したようにも見えた。]
結城センセーがシャイで引っ込み思案だったら、腰元をやってもらおうと思ったのに…。
[チッと小さく舌打ちをして髷カツラを外すと、部屋を出て聞こうとする結城に]
日本茶が飲みたいです。和菓子付きで。
[読み耽ったオレ流は、どうやら投球ホームではなくクルミの生活態度に*反映されたようだ*]
腰元って何だ?
[湯呑みを4つテーブルに置いて、そのうちの一つにポットから茶を注ぐ]
和菓子なんて置いてなかった。
自分で買って来い。
せっかく一緒に来たのに、はぐれちゃった……。
[手の中には、一通の手紙]
えと、とりあえず、実行委員室には着いたや。
手をかざすんだっけ?
うわあ!開いた!ドア開いた!
……うん。お兄ちゃん探すのは、後にしよ。
こんにちはー?
[おそるおそる、部屋へと足を*踏み入れた*]
[変声器を口元に構えると発信範囲を実行委員室に設定した]
大変だ、JINROが!
キクコー、どこだー!
すぐ助けに行くからなっ!
[ぶつりと通信を切ると、同じような内容を各部所に発信しはじめた]
ぐあっ……
[呻きながら通信を切ると、部屋一面に血糊を撒き、懐から取り出した銃を通信機のコンソールに数発発射した]
……。
[仕事の出来栄えを確かめると無言で通信室を*後にした*]
いらっしゃい。
[部屋にやってきた人影に声をかけた途端、突然の無線]
な、なに、じんろーがキクコを助けに行く!?
……じんろーって何。
おまえら知ってる?
[部屋のメンツを*見渡した*]
[戻ってきた結城の手には魔法瓶タイプのポット。そこからクルミもお茶を注ぎ]
腰元とは…お殿様に帯をぐるぐると解かれて「あーれ〜!!」と、言う人です。
[淡々とした口調で答え、お茶を啜った。]
それはそうと和菓子は無かったのですか。準備が悪いですね。残念です。では自分で購入します。
[小さく溜息をつきながら呟いた瞬間、ドアが開く。クルミは驚いた様子も無く視線を上げた。]
こんにちは、あなたもパンパカさんね。よろし……キクコってあなたの事?
[ドアの前にいた人影に声を掛けている途中に聞こえた放送に、瞬きをしてモニタと少女を見比べる。]
さぁ? じんろーって土星人の仲間じゃないんですか? 結城センセー?
[不思議そうに訊ねてきた結城の問いに、クルミも*訊ね返した*]
そうですよ、結城センセーが「あーれ〜」って言う方です。ね? 面白そうでしょう?
[お茶をずずっと啜る。やはり表情は能面のままだ。]
そう。今聞こえて来たのはあなたのお兄さんの声なのね。
[菊子に椅子を差し出しながら、クルミはふむと相槌を打つ。]
この学校って、変に曲がりくねったつくりをしているから。はぐれても仕方が無いかも。でも早く見つかると良いわね、お兄さん。
[気遣うように少しだけ表情を和らげた。]
準備が悪いのは事務局ですか。解りました。では今から和菓子を用意してもらうように、直談判してきます。
[すくっと立ち上がったクルミの手には無数の釘が刺さったバット。]
? 土星人は多様性に富んでいる訳じゃなかったんですね。じゃぁ、じんろーって何星人なのかしら?
[各星人の見分け方について、また振り出しに戻されたような錯覚に陥り、溜息を吐く。]
[頬に右手を当てて暫く考え込むような仕草をしていたが]
やっぱりお茶には和菓子よね。
という訳で直談判しにいってきます。ついでにパンパカ係の仕事内容と名簿、それと菊子さんのお兄さんの情報、持ち帰ってこれたら持ち帰ってきますね。
[スチャっと右手を額の辺りまであげると、クルミは六甲颪を口ずさみながら、部屋を*後にした*]
た……頼もしい。
いってらっしゃいー。
[勇ましく去っていくクルミの後姿を見送りながらお茶を啜る]
うーん、と。
私は多分、ウロウロすると迷子になっちゃうから。
部屋の中を捜索してみよう。
何かお菓子ないかな……、あ、じゃなくて。
えっと。
[ブツブツ言いながら、部屋の中を*ゴソゴソ*]
お代官様に身包み剥がされても楽しくもなんともないんだが……。
目まわりそうだ。
ジェネレーションギャップってやつなんだろうかこれは。
[部屋を出て行くクルミを見送って、視線をノートパソコンへ落とす]
飲食店にある「トイレ掃除チェックシート」程度でいいんじゃねぇの?
[キクコの問いには、仕事内容を想定して思いつきを答えた]
[しばらくゴソゴソしていたが]
何も見つからないなぁ。
……ファイルの山くらいしかないですね。
び、”尾行の心得”!?
心ときめくタイトルだっ。
読んだ方が良いのかしら。
[アンの読んでいる本の間から、読者アンケートが落ちた。彼女は、めんどくさそうにそれをテーブルの上に置いた]
【最大人数を9人に変更しました】
今週中に開始ボタン押すか否か検討中です。
(村建て人の諸事情により、土曜0時にはエピ入り希望の為)
□今のお気持ちをお聞かせ下さい。
少人数開始に、「賛成・反対」もしくは「11日(月)0時の廃村まで様子見ちゃおうよ」
あるいは「おまかせ」「○○日まで様子見」等。
アンケートだぁ。
えぇーっと。
書けば良いのですよね?
[アンの方をちらりと見ながら]
□私は、せっかく見回り係に選ばれたのだから、人数が少なくても頑張ってお仕事するつもりです。
ファイトです。ファイト。
お仕事がいつ始まって終わるのかは、おまかせコースで。
とりあえず来週中ならば割と支障なく見回り係の仕事に専念出来そうですが。
入試の見回りならともかく、学園祭だからなぁ……。
[キクコの漏らした不満にはそう答えて、手元を覗き込まれても動じることなく画面をスクロールしている]
何って、仕事。
[共同執筆者のしたためた論文を読み終えると、ファイルを閉じた]
[クルミは特選和菓子セットの入った箱を手に廊下を歩いていた。]
最初から用意していたなら、きちんと部屋においておくべきだわ。事務局だからって仕事さぼり過ぎ。
[箱の上には名簿が載っている。]
そういえば。あの変な放送ってここの通信室から流れていたのかしら?
[丁度目の前を通りかかったのを理由に、部屋のドアをそっと開けた。]
………なに? これ…。血?
[部屋中を染めている赤いものに、クルミは眉を顰めた。]
赤いということは…金星人じゃ無いのね。じゃぁこれは一体誰…?
[言いかけて思い当たる人物が浮かぶ。壊れた通信機も目に入り、只ならぬ雰囲気にクルミは息を呑む。]
えーと…。見なかったことに…しましょう。うん、それが良いわ。
[結論付けると、素早く回れ右をして部屋を出た。その反動で箱の上に載せていた名簿が部屋の中に落ちたが、彼女は気付かず委員会室へと戻った。]
えーと? なにかしら? この紙。アンケート?
[箱のそばに置いてあった用紙を取り目を通す。]
□おまかせするわ。もし都合が悪くなった際には抜けますので。
[一読して再び元の位置におき、箱の中から柚子衣を一つ取り席に戻る。その際新しく来た人に気付き]
あなたもパンパカ係に選ばれたのね。よろしくね、えーと…畑くん。
[無くしてしまった名簿を思い浮かべながらモニタを見、会釈をした。]
いいえ? 事務局に直談判した結果です。山吹色の饅頭はさすがに用意していなかったようです。残念です。
[手にしていた釘バットの行方は知れず、何事も無かったかのように呟き、柚衣を頬張る。そして緑茶を啜り]
パンパカ係の名簿も頂いて来たんですけどもね。途中で無くしてしまいました。
[残念です。
そう言って向けた視線の先は、何処か遠くを眺めていた。]
どこ見てんだ森の下?
[相変わらず名前が覚えられないまま、クルミの視線を追う。が、何もない]
思春期の少年少女はわかんねぇ。
[ずず、と茶を啜る]
牧野下です。
[結城の間違いを指摘し、視線をゆっくりと彼へと向ける。]
思春期の少年少女より、わたしは金星人の事がよく解りません。
[はぁ、と溜息を吐き頭を横に振って]
えぇ、事務局から名簿を強奪…いえ、快く譲り受けたんですけどもね。ここにくる途中に落としちゃって。かたじけない。
そうか牧野下。謝る必要はない。
名簿などなくとも、全員出席していましたと伝えるつもりだ。
[『腋の下』と書かれた電光掲示板をそれとなく確認してから、視線をクルミへ戻した]
……き、金星人って本当にいるのか?
へ? 名簿無くても大丈夫ですか?
[少し間抜けな声を出して顔を上げる。今程目の前にいる研修医…いや、土星人が頼もしく思えたことは無い。]
結城センセーっていい人ですね。それだとすっぽかした人も報われます。
[うっすら涙ぐむ目許にハンカチを当てた。]
金星人はいるんです。ほら、この資料によると四足歩行で歩くって書かれていますから。
[近くに置いてあったファイルを再び引っ張り出し高く掲げ力説した。無表情のまま。]
時給数百円の研修医がタダ働きに来てんのに、すっぽかすやつがいるのか。ここはそんな教育をしているのか。
日本ダメだろそんなんじゃ!!
[同じ様に涙目になったが、我に返って落ち着きを取り戻した]
そうか金星人は四足。覚えた。
[恥ずかしげな顔をしたクルミを、半ば呆気に取られて見ている]
わかんねぇ……。
[異星人を見るような心持ちになって*苦悩している*]
研修医って安い給料で働かされているんですね。土星人さんって可哀相…。
[結城を思い、ハンカチで涙を拭い]
やっぱりニッポンはだめですか。ジャパニーズテイストもお気に召さなかったようですし…。土星人さんってホント生真面目なんですね。
[電光掲示板から剥がしたふざけた跡や髷カツラを一瞬見ては視線を伏せ、残念そうに呟いた。]
[クルミが土星人との交流に失敗ししょげている頃、菊子の自己紹介が始まっていた。]
森山…牧野下…そのうち山野下とか間違えそうな人が出てきそうね。
[一人ぶつぶつと囁くが、菊子がハンチングとサングラスを装着すると]
仲間がいたわ。
[ちょっとだけ嬉しそうな声を上げたとか。]
交渉能力だなんてそんな…。わたしはただお茶のお供を差し出せって、事務局の人に頭を下げただけだし…。
[菊子に褒められたと知ると、照れた様子を見せた。が、顔は能面のまま。]
そうね、足の本数だけで比べると火星人の方が勝っているの。でも侮れないわ、金星人…。
[手にしたファイルをパシパシ叩いて力説する。]
[食べても良いのかと伺う銀水に、どうぞと言葉を添えて]
事務局の方はことに怠慢です。名簿だってなかなか出てこなくって。だからこそ余計申し訳なくて…。
[菊子の労いの言葉に、思わずほろりと涙し]
ありがとう、森山さん。ささ、どんどん召し上がって?
[特選和菓子セットの箱をずずいと差し出した。]
[もしゃもしゃ和菓子を頬張りながら尋ねてきた銀水に、クルミは僅かに首を傾げ]
あら? 畑くんは手紙を受け取りませんでしたか? あの【パンパカパーン】と書かれた手紙を。
[ゆず上用を手に取りながら、しまって置いた手紙をずるずると取り出し銀水へ見えるように翳した。]
仕事とは見回り係の事です。
名簿とは学園祭に紛れ込んだ宇宙人の名簿です。見つけて、交流を深めるのです。早くコンプリートした人の勝ち。
そしてパンチラはどうやらマチコ先生のようですね。
そうかスコートか。
それなら私は「立て、立つんだ岡!」と叫ぶ心構えを用意しておく。
[キクコが用意したお茶をじっと見ている]
サンキュ。
[メンバーの名前一覧の下に、ぴろり〜ん、という音と共に文字が現れた]
『5日(火)24時に4人以上在席の場合夜が明けます。
出入りはそれまでにどうぞ。』
…なんや、見回りィ?
[数日前から届いていた封筒を、ようやく開封。]
そない言われたかて…ウチまだ転校してきたばっかりやのに…。
[むぅ、と困りがお。]
[認証システムに手をかざす。]
…や?
[かざす。]
…なんでや?
[かざしまくるっ!]
…ぇー?なして反応せぇへんのー?
これ壊れとるわ!絶対壊れとる!!
[手にした手紙をくしゃりと握り潰す]
マジ、めンどくせェ……ンで、よりによってオレなんだよ…。
たりィ…。
[実行委員室の認証システムに手をかざす。
問題なくロックは開き、室内へと]
[めっちゃこけた。頭打った。痛い痛い。]
…なっ、なんやのー!??
ほんっと…このガッコどないなってんやろ。
こんなんばっかしや…しょーもな。
…はわ?
[目の前で認証装置だかさくっと通って入ろうとしてた兄やんと目ぇあってもた。
なんやろ、くらくらする。…これってば…もしや]
……ッて、おい。
[妙な場面を見たと頭を抱える]
なァ、そこに倒れてる奴がいンだけど。
見たとこ、アンタ医者かなんかだろ?
なんとかして来いよ。
[部屋のなかに声をかける]
…はわっ!?
え、英語は堪忍や!
英語まで出来てもたら…ウチ、トライリンガルになってしまうやん!?
[かけられた声にびくっと起き上がる。わたわた。]
…あぅ……。頭痛い…。
[くってり。しっかりたんこぶ。]
いや、そこは早いじゃなくて、遅いだろ。
[思ったままツッコミを入れ]
抜き打ちテストってのは…あァ、そういう事か。
[さて起きるか、と少女を見る]
誰かあの豆拾うべきじゃねェの?
二次被害出たら、めんどうだろ。
…今なら、拾った豆食い放題。
[室内の反応を伺いつつ、やはり自分では動く気はない]
…ん、いまんとこ大丈夫や。
[くってり床に座ったまま。]
ひの、ふの…ぎょうさんあるなぁ?
…としの数?
[お医者センセ見上げてみた。]
…よっ、と。
[ふらよろ立ち上がって、もっかい手のひら認証。
しゅいん。]
なんやの?もー。
今度は一発やん。…なめとるんやろか?
[室内に入ってぺこりとお辞儀して、適当なところにちょこなん。]
[もぐもぐもぐ。羊羹食べながら]
あふぇ。ひぃとふぁふえふぇう。
[ごくん]
あー。美味しかった。
どうも、こんにちは。森山です。
[室内に入って来た人たちに、ご挨拶]
[菊子が鞄から取り出した変装セットに、きらりと目を光らせた。]
森山さん、お主も悪よのぅ…。
[頭を抱えている結城はそっちのけで早速変装セットの鼻めがねを装着。]
金星人の情報は、頭に入れておいたほうが良いと思うけど。マチコ先生も大切よね。
[ジレンマに陥っている菊子に同情の眼差しを向けた。]
[見回り係の通達に覚えが無いという銀水に、クルミは一通り説明をしながら]
『文面違っていたのかしら? それとも事務局の不手際?』
[眉を顰めながら首を傾げる。説明を一通り終え、自分はソフトボール部なのでスコートとは無縁だと、パンチラ談議に耳を傾けていると、廊下で一騒動起きたらしい。]
賑やかな事はよきことかな…。
[淹れなおしたお茶をずずっと啜り、入り口へ視線を向けた。]
[菊子から山吹色の菓子を受け取り、上機嫌に。]
ふぉっふぉっふぉ、苦しゅうないぞ? 好きに計らえ。
[鼻眼鏡姿が似合うと言われ、上機嫌モードはうなぎ登り。]
…ん? そこで寛いでいるのは斎賀?
[菊子とのお代官ごっこを愉しみながらソファに向けた視線は、クラスメイトの姿を捉える。]
斎賀もパンパカパーンの餌食になったようね。それと…氷嚢の人も。怪我人なのに…。
[結城に氷嚢を乗せられた少女を見、哀れむようにハンカチで涙を拭った。]
…ひぁっ!
つ、つめたー……
[氷嚢のっけて、くてり。]
あー、ウチは郡上八幡 若葉やー。よろしゅぅにー。
…山吹色の菓子の次ったら、あれやろか?
くるくるあーれーせなあかんのん?
転校早々、こんなベストマッチな趣味の人に会えるなんて……。
[思わず目を潤ませている]
えぇーと。他の方は……。
[と、電光掲示板に視線を向けて]
あら?郡上八幡さんも、転校生なんですね。
転校仲間だー。
[ワカバに手を振ってみる]
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