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あれれ? もしかして毛糸、動いた?
[目を凝らしてまじまじと見る。
確かに二個の毛糸玉は動いている。]
よかったぁ! 他のひとも別な部屋に居るんだぁ。もう、私だけ変な所に閉じ込められたのかと思ったぁ!
…ってどうやってコンタクト取ればいいのかしら?
糸電話って訳にも行かないわよね…。
[床に転がした毛糸を指に絡めて、もじもじしていると片方の壁から奇妙な音が聞こえる。]
あれ? これって誰かが壁を叩いている音よね? えーっとこう言うの何て言うんだっけ? えーっと、手旗信号!
…って違うか。
でも何て言っているのかしら?
「まんじゅうたべたい?」
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なんてクオリティの低いネタ振り。orz
あーもーあーもー!
別に面白いネタを提供したいわけじゃないのよ。
上手くレシーブやトスを上げたいだけなのよ。
出来ないけど…orz
[壁を叩く音が消えた。]
やっぱり壁を叩いていたひとは、ネギヤさんのまんじゅう狙いだったのね…。
[しゅんとうな垂れたモミジの耳に、今度はしっかりと聞こえた誰かの声。
気づけは返事を返すかのように声を張り上げていた。]
誰だか判らないけどー! わたしもー! ひとりよー!
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喉もやばいし、頭もパーン(それは元から)なので、お風呂入って更新迎えたいと思います。
中身お婆ちゃんなので、座っているのが辛い。
あと、先にもう言っておく。
本当にスミマセンでしたー!!(ジャンピング土下座)
[壁の向こうから聞こえてきた声に、指折り数えて人数配分をする]
私ともうひとりのひとが、ひとり部屋に閉じ込められているのが確定。
他の二人とあの餅肌は一緒に居るのかしら?
それともみんなバラバラのひとりの部屋?
[考えても纏まらない。
ただ、時間だけが過ぎていく。]
んもう! 自分から金が欲しいかそれやるぞって声を掛けておきながら、こんな仕打ちって許せないっ!
あの餅肌、何とかして懲らしめてやらないと…。
[少し嗄れた喉をさすりながら、モミジは壁に通した毛糸とはまた違う色の玉をひとつ取り出し、なにやら*工作し始めた*]
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