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[室内、モニタに並ぶ名前と学生の顔を見比べ]
どっちがどっちだ。
[問いかけながら、モニタ前の椅子に腰を下ろす。
ポケットから取り出した小さなケースを振って、タブレットを一粒*口へ放り込んだ*]
病院の…センセー?
[椅子に腰掛ける白衣姿を不思議そうに見つめる。問い掛けには小さく挙手をして]
はい、わたしが牧野下クルミです。
もしかしてセンセーもパンパカパーンに選ばれたのですか?
[自己紹介を行い、手にしていた紙をひらひらと*振った*]
医者って言っても見習いだけどな。
[挙手したクルミの顔をマジマジと観察]
多分どっかで見たことがある。
あー、そうだなパンパカパーンっと。
そんな人手ねぇのこの学校?
[ぶつくさ言って机に詰まれたファイルを開いた]
“尾行の心得”
ぱんぱかぱーん?
[賑やかに通知書の文面を飾るその第一文を、ムカイは実にやる気の無さそうな棒読みで流す。]
ファンファーレでも鳴らしたいなら・・・、
レトロな紙のレターなんか使わなきゃいいのに。
・・・そもそも、おめでたくも何でもないっつの。
見習い…ですか。
[見入るような視線のユウキに、クルミは動じる事無く復唱して]
じゃぁ、あなたとわたしとアンは、とりあえずパンパカパーン仲間ですね。よろしくお願い致します。人手は…どうでしょう? 足らないんでしょうか。
[真面目な顔で相槌を打つ。やがてファイルを手にしたユウキの顔が引き攣るのを視界に捉えると]
わたしもファイルに目を通したほうが良いのかしら?
何でおれに見回り係とか、そういう面倒くさいことをやらせるわけ?
誰が決めたの?
そいつ、何かおれに恨みでもあんの?
こんなんに任命されちゃ・・・。
晴れてどころか、おれの心は曇り空だってば。
[それでも多分通知を無視したら、ますます面倒くさいことになる。
それだけは分かるから、ムカイはやる気の無さそうなグダグダ歩きで委員室へと足を運ぶ。
そしてやる気の無さそうなウダウダした動きで、認証システムに掌を翳した。]
[入り口が開く。]
あ。
おまえらも、面倒くさいこと押し付けられちゃったの?
アンに、牧野下、・・・と、知らん人。
[同じ高等部の生徒達の他、うさんくさげに見慣れぬ男の顔を一瞥後、モニタにも目をやって]
ふんふん。
結城センセー、ね。
[真面目にファイルに目を通す彼らの姿を見て]
なーんだ。
しっかりと働いてくれそうなのが、こんなにいるんじゃんか。
こんだけいればさぁ・・・、
おれ、働かなくても十分じゃねえ?
見回り委員だとか何だとか、そんな大げさな・・・。
[ふわわぁと、早くもこみあげる大欠伸を隠しもせず。]
ふぁーあ・・・眠いな・・・。
・・・・・・寝てていい?
[自分の席と決めた椅子に座ると、腕を枕に机へと顔を*埋める。*]
役に立つ資料がある気配がないんだが。
[次に手にしたのは『365日の献立』]
誰の忘れもんだよこれ。
[現れたムカイの声に顔を向けて]
知らん人とは随分な言い方だな。
/*
はう!ムカイと思いっきりすれ違い…orz
はじめましての方もこんばんは。
かのんです。執事国は11月の狂い咲き村以来です。
でもって中身も一ヶ月以上間があってのRP村です。果して上手くやり遂げることができるでしょうか?
執事国の人々、好きです。
今回は狂い咲きで使おうか迷ったクルミで参加したいと思います。皆様最後までよろしくです。
仕事してていいか?
どうせ適当に巡回報告書でも出したら終わりだろこの仕事。
去年やってた奴こねぇのかな。
覗いちゃダメだかんなー。
[軽い口調で形ばかりの釘を刺し、膝の上に開いたノートパソコンを*操作し始めた*]
[再び入り口が開く音にファイルから視線を上げる。]
あ、向井もパンパカ仲間なの? よろしく。面倒臭い事…ってやっぱりおめでたい事じゃなかったのね。
[ファイルを閉じて眠そうに欠伸をし眠りこける向井を少し残念そうに一瞥する。見回り委員って確かに何を見回るんだろう? 宇宙人?]
誰かの忘れ物なんですね、これ…。
[役に立つ資料が無いと結城に言われると、確かにこれも役に立ちそうが無いなとファイルに視線を落としクルミは思い直す。]
結構面白かったのにな。火星人の特徴…。
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