87 風の音・刻の音・ワスレモノ
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会社員 ロッカは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/01(火) 00:54:53
― 駅前公園 ―
元の時間には、戻れない?
[訳が分からないまま、池を見た。
近年、公園は再整備され、噴水を使って池の水も循環するようになって。
訪れる人々の心を和ませていたはずなのに。
酷く濁っている。>>5
端の方に浮いている蓮も、元気がないような。
ああ、こんな時期もあったかなと思う。
あの頃はこの公園があまり好きではなかったと、曖昧な記憶が浮かんで沈む]
(34) 2012/05/01(火) 00:57:10[駅前公園 ベンチ]
─ 公園傍の道 ─
確か、あの店10年前に建て替えてて…。
………俺夢見てんのかな………。
でもさっきまでちゃんと起きてて…。
[瞳を閉じ、空いた手で顔半分を覆って考え込む。寝ていないなら夢を見るはずは無い。あーでもないこーでもないと思考を頭に巡らせ、ふと兎の言葉を思い出した]
…『元の時間』に、戻れない…?
いやでもそんなはずは。
……けどそう考えると合致はする、なぁ……。
[あれこれ考えて、しばらく、うーんうーん、と唸っていた]
(35) 2012/05/01(火) 01:01:37[公園傍の道]
ごめん、なさい
[あの感覚は祐樹も一緒に感じていたはずだ。
程度の差はあれど、この人だって常と同じではないだろう。
それなのに気遣わせてしまっている>>32のが申し訳なくて、切れ切れに謝った。
が。]
…?
ゆーき、さん?
[不思議そうな声に、どうしたのだろうと名を呼んで。
問われた言葉>>33に、ぱちりと瞬いた。]
(36) 2012/05/01(火) 01:03:15[海辺の道]
[この街に住むようになってから、まだ2年しか経っていない。
けれど、毎年夏はここの海に泳ぎにきていたからその前から知ってはいて。
祐樹に言われた通り見た場所には、懐かしい色合いのガードレールがあった。]
なん、で?
(37) 2012/05/01(火) 01:06:40[海辺の道]
[>>0:165頭を下げた相手は、旧知と呼ぶには馴染みが薄い、けれど印象深い青年だった。
古びた腕時計を修理した事を、心から喜び、今もこうして礼を尽くしてくれる若者(職人から見れば、まぎれもなく若者だ)は、そうは居ない]
コンニチハ。
[その想いのせいか、軽く帽子に手をあてて、いつものように返す挨拶も心ばかり深い笑みに彩られた]
(38) 2012/05/01(火) 01:10:20[公園]
― 駅前公園 ―
……あの頃?
[自分で思った言葉に引っかかって、声に出す]
あー。過去にタイムスリップした?
そんな映画みたいな話。
[笑ってみるが、頭にストンと落ちついた]
あるわけない、のになあ。
(39) 2012/05/01(火) 01:11:05[駅前公園 ベンチ]
[思わず投げた疑問には、同じく疑問>>37が返る。
とはいえ、答える術などはないわけで。
がじ、と頭を掻いて、息を吐いた]
……ほんとにこれ、わけわかんねー。
[ぼやくように呟いた後、ふる、と頭を振る]
まあ……とりあえず、菊子ちゃんは今は身体休めて。
それから、考えよう、うん。
(40) 2012/05/01(火) 01:12:56[海辺の道]
……つーか。
[遅れて、人影以外の違和にも気がつく。
この街に通うようになったのは中学の頃――駅の改札が自動に変わった後のこと。
やや不便だったため、祖母を通じて知り合いの主にお願いし、途中から風音荘にお世話になり始めた……というのはさておき。
当然、10年も前の様子は知らない]
この年になってまさかの迷子?
いつの間に……ってかありえねー……
[つまり目に映るのは知っているようで少し違う、知らない街。
頭を抱える。と]
あ。
[少し先で考え込む人>>22に目を止めた]
(41) 2012/05/01(火) 01:13:16[公園傍の道]
[ポーン、ポーン、ポーン…]
オヤ…?
[聞き慣れた音に、足を止める。その音に、時計の調子を計ってしまうのは、職人故の癖のようなもの]
コレハ…
[そうして最後のオトが響く前に、職人は僅かに眉をひそめ]
(42) 2012/05/01(火) 01:14:42[公園]
―公園傍の道―
さっき、あの人いたよな……
[逡巡したのは少しの間。
小走りで傍に寄り、未だ少し耳の奥が痛むのは無視して]
あの、すんません。
……ココってドコっすか?
[言葉の間抜けさに若干気恥ずかしさを覚えつつ、彼に問い掛けた]
(43) 2012/05/01(火) 01:15:29[公園傍の道]
オットット!
[すっかり、オトに気をとられていたせいで、くるりと周囲の景色が回転した拍子に、そのまま、すとん、と地面に尻餅をついた]
(44) 2012/05/01(火) 01:17:55[公園]
[目に映るガードレールに感じるのは、懐かしさよりも不気味さの方が大きい。
どうしていきなり変わってしまったのか、それはきっとぐるり回ったあの時にだろうけれど。
でも何で。
あぁ、そういえば兎は何と言っていたっけ。
混乱した頭で思考するも、まとまるわけがなくて。]
は、い。
[祐樹>>40に小さく頷いて、軽く目を伏せた。]
(45) 2012/05/01(火) 01:21:23[海辺の道]
─ 公園傍の道 ─
へ?
[考え込んでいたところに声をかけられ>>43、間抜けな声が零れ出た]
え、あ。
どこって……。
[問いかけの内容に一度瞬いたが、相手も聞き覚えのあるこの街の名を口にする]
…つっても、なーんか変なことになってるみてぇ、だが。
[付け足して紡いだ言葉には、困惑の色が混じっていた]
(46) 2012/05/01(火) 01:21:55[公園傍の道]
学生 バクは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/01(火) 01:22:37
[地面に座り込んだ職人の目の前で、兎が時計の修理を依頼したいとまくしたてる]
修理?ソレハ、確カニ、私ノ専門ダガ…
[兎が喋っていることに、何故だかあまり違和感を感じない。それよりも、内容が気になった]
『鍵』ト『螺子』?
ソレハ、特別ナ、モノなのかネ?
[問いには応えず、兎は姿を消す]
(47) 2012/05/01(火) 01:23:47[公園]
― 駅前公園 ―
ちょっと、大丈夫ですか?
[髪は邪魔にならない程度に切ってあればいい、という方だから美容院には縁がない。
自分と大差ない歳頃かと思いながら声をかけた女性>>17は、子供の名前らしきものを繰り返すばかりで反応が薄い]
ベンチで少し休んで落ち着いた方が。
[近づいて顔を覗き込み、反射なのか頷いたのを確認して体を離す]
(48) 2012/05/01(火) 01:25:20[駅前公園 ベンチ]
困ったネ…ワタシハ、引退シタんだヨ?
[周囲の様子がすっかり変わっている事も、「元の時間に帰れない」という兎の言葉も、余り気にしない様子で、職人は、座り込んだまま小さく肩を竦めた]
(49) 2012/05/01(火) 01:26:54[公園]
あ、具合悪くなるようなら、言ってね。
[頷く様子>>45に、できるだけ軽い口調で言いながら。
今のショックで眩暈起きてるだけなら、休めば大丈夫かな、とそんな判断をして]
……しっかし、まあ。
[改めて、ぐるりと周囲を見回す。
ガードレールも道路の舗装も。
学生時代のそれとほぼ、変わらない]
だいったい、10年くらい前が。
こんな感じだったんだよなぁ……。
(50) 2012/05/01(火) 01:31:21[海辺の道]
―公園傍の道―
へ?
[相手>>46の口から出た名前に目を円くする。
当たり前だが、自分にとっては予想外の答え]
え、だって何か、なんか色々違う……
[そう言って、見渡せば見渡す程違和は出てくる。
壊れていた筈の像とか、もっと古びていた筈の建物とか]
変、て、どーいうコトっすか。
[見上げる顔にも、声も、多分相手以上の困惑を浮かべていた]
(51) 2012/05/01(火) 01:33:35[公園傍の道]
― 駅前公園 ―
ヂグさん!
[振り返ると、笑顔で挨拶を交わした>>38時間屋は地面に座りこんで>>49いた。ステッキは転がったりしているだろうか。
手を貸そうと、そちらにバタバタと戻る。
左袖には今も昔も変わらない、一緒に時を過ごしてきた古い腕時計が顔を覗かせている]
想い出の力で動く時計って。
一体何のことなんでしょうね。
[兎の話を思い出しながら、時計のことなら誰より詳しそうな老人に問いかけた**]
(52) 2012/05/01(火) 01:37:07[駅前公園 ベンチ]
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