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時間屋 ヂグは、兎さんとにらめっこしに行った。[栞]
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こんばんは、昼間ロルポチポチしてたら、拉致られて戻ってこれませんでしたトサ。
某所で闇竜退治手伝ってくれてた人ゴメンナサイ(ここで土下座しておく)
― 駅前公園 ―
[ベンチに腰掛けたまま、ワスレモノを探しに散っていく人々を見送った職人の隣で、懐中時計が歌い出す]
『ウサギ、ウサギ、ダレミテハネル?』
[探索に出かけて行った若者達を追いかけるように、光は楽し気に宙を駆け]
『ウシロノショウメン、ダアレ?』
[何かの力の欠片を感じたのか、それとも「時計」に引き寄せられたのか、今度はズイハラの頭上で弾けて消えた]
『オニサンドチラ?ドコニモイナイ』
[けれど今度は懐中時計は元には戻らず、光を纏ったまま駄々捏ねるように歌い続ける]
オヤオヤ、オニごっこのオニを探していたのカイ?
[職人が手を差し伸べると、懐中時計から離れた光はくるくると回転しながら、その手の平に]
『ダッテ、オニサンガ、カギヲモッテイタンダヨ』
[くるくるくるり、光が回る]
ダイジョウブ、ココからいなくなったなラ、オニサンも鍵を見つけたに違いないからネ。
[目を細め、職人がくるくると回転する光を、両の手に包み込むのと同時、ベンチの隣に腰掛けていた妻が、日傘を手に立ち上がり、微笑んで振り向いた]
[それは、生まれてこなかった子供の名……名を考えていた事も、妻には告げず、忘れることにした名だけれど、]
キミは、この子ニ、会えたのかナ?
[過去の時間を映した妻の笑顔に問いかけても、答えは返らない。けれど、優しい微笑みを浮かべたまま消えて行く姿に、職人は小さく頷いた]
サテ、ウサギさん。時計を修理しようかねえ?
[入れ替わるように目の前に現れた兎の姿に、動じる事も無く、声をかける職人の手には、くるくる回転していた光の代わりに、金色の螺子がひとつ、光っている*]
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ユウくん、おつかれサマ。
ユウくんの締めもガンバッテ!
まあ小父さんは、にこにこしてるだけだろう、キット。
そして公園で居眠りでもしてるのだヨw
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サテ、ワタシもご挨拶を。
自称幻夢のざしきわらし、fukaと申します。
最近は薔薇下国にも、時折お邪魔させて頂いておりますが、初めての執事国、とても良い雰囲気の中で楽しませて頂きました。
皆さんの素敵な物語を眺めながら、一目ボレの時間屋さんを使えて、とても楽しかったです。
接続時間が現在ものすごく限られているので、あまり絡めなくて、声を掛けて頂いた方々には失礼いたしました。
7月までは、同様なので、当分村に入ることは無いと思うのですが、もしどこかでご一緒出来ましたらよろしくお願い致しますね。
[今は引退して店を閉め、散歩とガーデニングで日々を送っている職人だったが、店も道具もそのままの姿で残されていて、時折、どうしても他では直せなかったという古い時計の修理を無償で引き受けている]
[人通りの絶えた昼下がりや、明るい月の夜に、慌て者の二足歩行の兎が店に駆け込んで行く姿を見た、という者も、たまには居たかもしれない…**]
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