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[どうなっているのか、居間の様子をちらと見る時、
それはクレストが、イェンニを殺す時だった。
桔梗色の獣。
それが誰か、実際その姿を見たのは初めてだが、
彼はわかっていた。
イェンニ、死んじゃったね。
声がかけられればそう伝えていたことだろう。
だが今やその声はなく、怯えるマティアスを見ながら、室内へとそっと入った]
――守ってあげられなくて、ごめんね、イェンニ。
[声に出して、言葉を伝える。手を差し伸べる]
愉しいよ、ありがとう。
[触れる、ぬくもりなどは感じない手。
だけれど、彼女がそこにいるとは伝わる。
そっと頬を、首を、喉を撫でて、口もとを緩めた]
答えをあげないのなら、僕が答えようか。
[マティアスも、ウルスラも、一瞥してから視線をイェンニへと向ける]
食べられたなんて、とんでもないって。
――ねぇ、イェンニ。
/*
首狙い(40)→<40>
とかやりたくなった(最近TRPG動画を見すぎではありませんか、少し落ち着きなさい自分)
[すり寄せられる頬を、喉を撫ぜる。
目は細まり、笑って]
君は、いつでも君だよね。イェンニ。
[マティアスの言葉を否定する言葉]
最初からずっと君だった。
ウルスラさんのほうが、よくわかってるみたいだね。
[そして、そういうとそっと手を離して]
どうやら、ヴァルテリさんも、死ぬつもりのようだね。
――いや、そうなっちゃうのかな。
ごめんね。
僕は、夢を覚ましにいかなきゃね。
[そう言うと、イェンニのことをもう一度撫でた後、姿を消した**]
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