44 魔女の楼台村
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【観】 紫の魔女 ヘイケ
しかしアン…言ったこっちゃないよ。
黒のが何を考えたかは知らんが、やはりあれは脅かしすぎさね。
…ガモンさんや。塔にもキッチンはあるはずさね。
あとでルリちゃんに食後のおやつを作っておくれ。あと、アンの分の食事も。こっちに来てるようだからね。
[見物を決め込むと、千里眼の水晶を眺める。
眺めながらも再びピアスの紫水晶に触れると、塔のどこぞの階で慌てふためく弟子の様子を感じ取り、小さく溜息をついた。]
若いの達はますます慌てるだろうかねぇ…ふむ。悪循環にならなきゃいいんだが。
[言いながらも見物を決め込む姿勢は崩そうとしない。]
みどりのゆび ギンスイ
[礼>>27に、ふるり首を振ってから、自分は廊下の奥に向かった。
何処の部屋に入ったのだろう、とゾウサクの姿を捜す]
私立探偵 ゾウサク
おい、厨房っぽい所あったぞ。
[と、皆のほうに言って、先に厨房に足を踏み入れると、乾かしていたのか立ててあった皿の一枚が床に落ち、盛大な音を立てた]
・・・
・・・一枚で済んだか。
[厨房に踏み入れた足をそのまま廊下に戻した]
そういえば昔、台所は男子禁制ならぬゾウサク禁制だったな・・・。
[一瞬遠い目]
【観】 鉛白の魔法使い ガモン
[二人の前に料理をひろげると]
お譲ちゃん、
よけりゃあ召し上がってくんさいね。
外、暗くぅ寒くなってきたわ。
たしかにこんな時ぁ、温けえ飲み物がいちばんさね。
あ、はぁ、やや、俺ぁ修行中の身すし、
まだまだ未熟で…ははは…身に余るお言葉す…
[ヘイケの褒め言葉が
照れ臭くて頭をかき、ふとルリへ視線を流し]
みどりのゆび ギンスイ
…、？
[と、破砕音>>30に、ぱたぱたと部屋へ入ろうとすると、2度目の衝突をしそうになり。
慌ててブレーキ。腕の中の茶羽（仮）が、くぇ、と絞まった声を上げた。
怪我は無いか、と手を覗き込んだりしてみたが、とりあえず見当たらなかったので、慰めに、帽子をぽむぽむ]
学生 ムカイ
ちょっと待ってな。
[不安そうなキクコに頷いて見せ]
オレらちょっと行って来るから、目印に扉開けておいてくれよな。
[厨房に向かう面子に言い残し小走りに*追いかけた*]
【観】 鉛白の魔法使い ガモン
この子は貴女の娘さん
…ってぇんじゃ、なかったんすね。
迷い子かぁ。
こんな日に…。や、たしかに月ぁ赤かったすね。
[困惑過り、魔女の表情をちらと窺う]
ふむ、ルリちゃん？
今日はこちらに泊まって行くといいすよ。
主のアンさんもきっと歓迎してくれるす。
[先ほど鏡から告げられた子供の訪れと、この少女を結びつけてはいた。
二人の横で話を聞きつつ、にこにこと]
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