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そういやドロテアが探してる本ある言ってたな。
えっと……村長さんち?? 戦略好きな村長が集めたなんかかな? まあいいか若狼の戦略は俺も調べたかった所だ。えっと検索でそんちょうさんち……っと
[ピッポッパ]
ああこれか、Fの2525のコーナーだな。おーシリーズものだったんだな。
武器大全、甲冑大全、[シグ・ザウエルP230・9ミリショート]大全…なんだ? この[イタコ]大全とか[小箱を拾った]とかは? この村長ヴァルター=V=ラーゼンって奴暇だったんだなぁ。
まあいいや。適当に吟味して持って帰るか。
[こうして...はいそいそと本を*調べだした*]
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明日の目標。戦をがんばる。
迷子の人が困らないのも大事だけれど、戦したい人が遠慮しない程度にはがんばれ私。
村建てがんばれ!
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さて、生き残ったっすか。我ながらしぶとい。
ところでそろそろ最終日も視野…?
(コミュ見てきた)…ふむ。
6日目(4人)→エピ(21日(土)目安) となってるっすね。
となると、明日3人→エピ(土日)かな?
まあ後は流れで。
……あ。コップ足りてたっけ。
ビールも結構減ってたかも。買い足して行くか。
[てこてこ購買に向かって歩き出す]
そういえば、9世紀の酒ってどんなもんがあったんだろう?
蒸留酒はたしかそのへんに作られ始めた筈だが。エールとかはあったよな。
ワインはもちろんあっただろうし。遠征軍とかは絶対持ち歩いていたよなぁ。
宿営地での酒盛りとか、あったまっただろうなぁ……。
[購買にワインはあったっけ。そんな事を思いながら、てくてくと足を進めると。先方に見なれた人影がいくつか見えた**]
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しかし意外と200ptでも一杯いっぱいになっているなあ。
ちょっと忙しかったから、少発言でかえって助かった。
さて今日は、っと。[古美術商 レーメフト]
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死亡フラグの取り合いにふく。これは噴く。うんうん、編集長にお願いは襲撃だろうww
これ地上3人まで頑張るのかな。
結構いい荷物になるよねえ。
ま、寒いしササッと買い物を済ませて……お。
マティ、来たんだー。
[目薬まだでゴメン。と、小さく笑って手を合わせた**]
∞の字で。
ポーンザインからの援軍より、後方から追い来る三本槍より、早く、シュテルを討つために。か。黒獅子、恐い判断。
[>>4:30指先で∞を描きつつ。>>4:35ラウリに頷いた]
そうね。
シュテルの軍は必勝のつもりだったから、中央突破の被害も厭わなかった、きっと。黒獅子を落とせば戦いは一気に勝利へ近づくもの。
そういえば、黒獅子とレオパルドの決闘って、ピーコック後のこの混戦の時だったら格好よい? 退却命令が出る中、相手を発見する二人。
レオパルドは叫ぶのよ。「俺を裏切るのか」って。
[ドロテアに頷き]
k…豹と獅子の決闘の場は…、レヴィングダットの攻防にて、橋のど真ん中で、でしたね
ビーコック会戦直後、退却を始めるシュテル軍、k…もう熊でいいですかね、
熊は、追いすがる黒獅子側の者があればくいとめようと、橋の真ん中で仁王立ち、そこに>>4のシーン?
カッコイーでしょうか?
7年次3回生 絶賛リーチ中 アルマウェルは、図書館で手に取った本をぱらぱらめくっている[栞]
■村長さんちの悪魔・戦略大全より
『……さて、この当時の優れたスパイとしてあげらるのは執着王ことヴェルフェルミの右腕若狼ローウェルである。
一般に伝えられる性格の通り執着王の情報収集癖はもはや性癖と称しても過言ではない程に徹底し、洗練されていた。
一説には、統治領の主立った貴族の娘の好みから身長・体重・果ては3サイズまでを把握していたなどという噂があったともされる。半分冗談なのだろうが、それほどに異様な情報把握があったが故の執着王なのだろう。』
『本題に戻そう、当のローウェルであるが、防諜・諜報活動は当然のこと、暗殺などの謀略活動も執着王の指示の元自らが仕切っていたとも言われている。張り巡らす情報網を精査仕切る術は、当時の文明事情から考えれば驚嘆に値するの。
その勤勉性・合理性、明晰な頭脳、そして忠誠心これらの事項は当然のことながら、加えてその情報網を構築できる程の人脈・人心掌握術にもまた長けていたことは記しておかねばならないだろう』
『謀略の面においても、彼の手によって権威を失墜させられた、または暗殺された為政者は枚挙に暇がない。有名な所ではレグザ領主アーヴァイン公、要塞都市アルフェンブルグのサイモン伯爵など、執着王と敵対する存在が短期間で相次いで変死を遂げた影には、夜を疾駆する若狼の存在があったはずだ。
無論全てを彼一人で行えたわけではないのだろうが、その身体能力も特筆すべきものだと、様々な有力文献は語っている』
『諜報の方面で後世の歴史に名を残す若狼ローウェルであるが、彼の戦略・戦術能力に関しても記しておかねばならないだろう。
執着王の軍といえば黒獅子王ヴェンツェルを真っ先に思い描く読者も多いだろうが、彼を影から支えていたのがローウェルだったと、歴史学者モーリッツ・ヤコブスキー博士も提唱している。黒獅子と若狼が強く結びついたとされるワドリック戦役。黒獅子の前後の戦い方を照らし合わせれば自ずと答えは見えてくるだろう。
当時戦略と戦術の区分が確立されていなかった背景を鑑みても、ローウェルの諜報力、ヴェンツェルの統率力の相乗効果は抜きんでており、困難とされた的確な陣形統制を可能にし、ビーコック会戦でのあの見事な戦術へと昇華されていったのだろう』
『ビーコック会戦に於ける黒獅子の陣はその名の通り孔雀の羽と称されている。シュテル三将を一時完璧に封殺したこの囲い込みの手法は古き三国志の時代に考案されたとも言われているが、諸外国でスタンダードな戦術として定着するには9世紀より更に進む必要があった。東方日本に於いては戦国時代の武田八陣によってようやく仕上がったとも言われている。その遙か前の時代ですでに実践されていたわけである。当時の名軍師と謳われる隠者も相当に手を焼いたことだろう……』
7年次3回生 絶賛リーチ中 アルマウェルは、本をすぐにぱたんと閉じて小脇に抱える[栞]
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