80 夕暮れ色に沈む村 ―SIREN風味―
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[ズイハラ氏が投げたラジオの転がった先。
大音量にかき消されるはずの声が、ひそり]
『 俺に任せて 』って言った
あれは 嘘なの?
[――乃木 梧郎氏の名残りへ*問いかけた*]
(+21) 2011/ 9/15(木) 22時50分位[→御湯治場]
[走ってもいっこうに距離が離れない。むしろどんどん縮まっていく]
まさか、この村で真に恐れるべきは、あの生き物――?
[諦念浮かぶ視線の先、教誨所が見えた。
最後の力を振り絞って、走る**]
(19) 2011/ 9/15(木) 22時50分位[→教誨所]
[苦しくて、呼吸が引きつる。
動く左の腕で、>>1:37朽ちずに残る杭を握りしめて待つ。
高い羽音は通り過ぎ、投げたラジオの方へと向かうようだ]
――。
[ほんの、小声で、つぶやいた言葉。
時を置いて罠に気づかれるよりも、自分の足音で気づかれる方がマシなのだ。判断は脊髄反射の早さで、物陰から飛び出す。
彼は、振り返っただろうか。
人ならぬモノとなりはてた人の体幹へ杭を突き立てるため、体ごと、ぶつかった]
(+22) 2011/ 9/15(木) 22時50分位[御湯治場]
[振り向いたのはどちらの声か。]
あ”…!
[懐の手紙、印された詔が杭『魔切り』へ、…奔る。]
(+23) 2011/ 9/15(木) 23時10分位[御湯治場]
[借りた視界に映る、巨大ないきものと]
なにあれ。かわいい。
[それと、大学生の姿]
…ねえ、知ってる?
この村、この場所みたいなのを、異界って呼ぶんだぞ。
じゃあ、その異界の境界を抜けたら
…どこへ辿りつくんだろうね。
[語りかけるような、ひとりごちるような声が零れ]
(+24) 2011/ 9/15(木) 23時10分位
『そいつ』をよこせ!
[顔を上げたモノに叫ぶ。
手紙が舞った、意志あるもののように**]
(+25) 2011/ 9/15(木) 23時20分位[御湯治場]
[やがて戻した視線の先に、一人の屍人>>+20
一瞬。表情を消して瞬いたのち]
いぇあ〜♪
ついでに、この村の名物の取材もしちゃわない?
ジャム蕎麦 とか!
[己の視界の内の、彼の。
その色は至極、自然なものであった*]
(+26) 2011/ 9/15(木) 23時20分位
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