懐かしいです。
[マミィの手元の高校案内を覗きこんで目を細める]
アンさんはパジャマを買いに行かなきゃと言っていますです。
私もお仕事行ってきますです。
[玄関で拾った紙切れは、花瓶の下に挟んでおいた。
どこぞの外国の都市名が書かれた看板のレストランが、ダディの*勤め先*]
おとうさん、いってらー。
はやく帰ってくるのだよ。
…アン姉、パジャマ買いにいったのか。
[ダディの広い背中をお見送り。]
[並んでいる本から赤本を一冊取り、ぱらら捲り、]
…。べんきょう、きらーい。
[すぐ、ぽいっとした**]
[あーんする?>>0には俺はいいよ、って笑った。
いもーとにやってやんなくて自分してもらうとか兄貴としてどーよ?って思うから。
少し機嫌よくなった>>4のによし、と頷き、カセットデッキからの音に耳傾けて]
お仕事いってらー。
[出かけるダディ>>30をお見送りした後、台所でケーキを作る。
なお、基本はホットケーキミックスと炊飯器。
材料に溶かしたチョコをプラスして全部混ぜて、後は炊飯器にお任せする]
……あいつは、『かわんねぇ』なあ。
[デコレーション用のクリーム泡立てながら。
本をぽいっとする様子>>5にぽそりと呟いた。**]
ナイル川の向こうに、アンさんとバクさんとゴロさんがいましたです。
パイナップルあーんしてもらいましょうと誘いましたです。
[一人で帰宅したダディは丸ごとのパイナップルを前に、正座している]
[トゲトゲを上から下から左右から眺める]
マミィはこれチョット苦手です。
酢豚にあるの激怒しますです。
ケーキの飾りはどうですか?
[小さなナイフでくるっと切り込みを入れる。
*広がる甘い香り*]
ふふふ。懐かしいわ。
ピーちゃんにまだ、髭も眼鏡もなかった頃ね。
[日本語とは異なる言葉で書かれた高校案内をぱらぱらとめくる]
ねえ。きくちゃんも大きくなったらここに行ったらどうかしら。
お勉強してもしなくても、まだ、なんにでもなれるわ。
[手を止めて、キクコを見上げる]
……?
あら、きくちゃん、背が伸びた?
[訝しげな表情に変わる]
もっと小さくて。
[無意識にキクコに伸ばした手が視界に入る。
(まるで、こんな手をした)
──幼い、あの子の、名前が出てこない**]
[焼けた(炊けた?)ケーキ出して冷ましていたら、なんか>>9聞こえた]
切って上にのっけてみる?
さくらんぼの缶詰だけじゃ寂しーし。
[すぱっと横スライスしたケーキの間にクリーム挟んで重ねながら聞いてみた]
私の名前はピエトロです。
好きな言葉は、ケ・セラ・セラ、なんくるないさ、です。
[というのをどこぞの国の言葉で口にした]
……何度も言いましたですね。
[両手を広げ、肩をすくめてみせた*]
よーし、じゃあ乗っけちゃうぞー。
[パスされたパイナップル>>13、クリームと一緒にデコっていく]
それだけは、寂しーもんな。
[言ってから、あれ?
なんでそう思ったんだろう、って首傾げて]
……ど、した、の?
[縁側覗いて、首傾げた。
なんだろう。
空気。
いつもと違う?
そう思ってまた、あれ?ってなる。
『いつも』って、あれ?]