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ピーコックの会戦の場所はいくつか諸説あるっすけど、
おいらはこれを、ヴィルコラクの傍の平原と仮定してみたいっす。
城を守るため攻撃に打って出たシュテル側>>2の一手。
旗下3将でヴェンツェルを足止めしている間に、
シュテルがどう動いたのか…と想像すると面白いっすね。
[机に広げられた地図の隣に、会戦のページを開いたままの古書をぽんと置いた]
ああ…ビーコック会戦か。そうだな…うんエートゥはいいとこ突いている。
ゲリラ戦をさせないよう平原を陣取って、三方を包むように陣形を組む。
一見押されたように演じながらシュテル三将を誘い込み、そこから一気に側面挟撃に転じた。
兵力・統率に勝る黒獅子軍にはうってつけ…なにより勇猛でならした黒獅子がいままで見せたことがなかった戦法
だったから尚更効果覿面だったのだろう。
若狼が三将の特性を調べ上げてもいたのだろうな。慢心もなく徹底的に殲滅を計ったんだろう。
押せ押せで疲弊していた上に側面を抉られれば、いくら勢いに乗るシュテルの軍でも普通なら一気に壊滅する。
シュテルがいくら上手く動こうとしても、三将がやられてしまっていたら元も子もない。
兵力的に相当な被害を出しながらも、戦局を維持できたのは挟撃に戦力を分散させず前方一点に集中させたからって話だったかな? 扇を突き破ってそのまま直進するよう…こんね感じで
[平原を一直線につーっと指でなぞって見せながら]
この時、先陣となって突撃した三将はそれはそれは壮絶だったみたいだ。
三将が『シュテルの三本槍』と謳われるようになったのはこの時だったか。
まあ…豹さんは「槍じゃなくて槌がいい!」とか言ったとか言わなかったとか…な。
○執着王:ピジェへ遷都
○ワドリックの戦い→執着王勝利
・シレーヌ河の誓い
○嘆きのイレアナ事件発生(イレアナ生存)
↓
○暴動激化(南国ポーンザイン、商業都市ガリウス、リムドラ蜂起)
↓
○執着王:暴動鎮圧のため各地へ派兵
○シュテル:ヴィルコラク襲撃→占領
○執着王:暴動鎮圧→レヴィングダットへ進軍
↓
○レヴィングダット攻防戦
・黒獅子対森の豹の決闘
・ピーコック会戦
[エートゥとアルマウェルのやり取りを聞きながら]
なるほど、ピーコック会戦かぁ。
[古地図のコピーを見直しながら]
うん。ちょうど……ここらへんに展開出来そうな平原あるものね。目をつぶって想像してみるだけで、わくわくしてくるわ。
華のある黒獅子や若狼に惹かれがちですけれど、
王の長男のグレオ王子(執着王似らしい)や二男は、シュテルが活躍してた頃、何してたんでしょうね。
彼ら、まだ生きてましたっけ…?
案外優秀で、ガリウスやリムドラを制圧したのが、彼らだったりしたのでしょうか。
そういえば、教授。
買い物の荷物、かなりの量になってそうですよね。
ボク、教授を手伝ってこようかな。ついでにサーディたちの様子もみてきましょうか。
確か、グレオ王子は早くから、王の後継となることが決まっていたから、王都の防衛をしていたんじゃなかったかしら。
だけど次男の……テシオはそういえばあまり話を聞かないわね。どこかに文献ないかしら。
[ラウリのアタックであちこちに散らばった本の中から、探している]
三将を語るならピーコック会戦は外せないよな。有名どころ揃い踏みだ。
ここではシュテル軍を陰で支えた商人一座の存在も忘れちゃいけない。
南方から物資を運搬し続けたリ=ダーグって集団だな。
ヴィルコラクの本流が城を挟むように二つの支流に分かれているが、東側―――山脈にそって流れる方がだね、そっちを上手く利用したらしい。
それよりラウリ。さっき派手に転んでたけど大丈夫?どこか痛いところない?
私、保健室にいって湿布もらってこようかなと思うんだけど。
補給路を断とうにも、支流のもう一本が邪魔をして攻めにくい。
それでもここが生命線と見て、執着王側の軍勢は随分と策を講じたようだが、そこはシュテル側も手堅いね。背後をきっちり護っていた将軍が居たらしいよ。
名前が思い出せなくて弱ってるんだが………確か、"“ヨ”"―――何とか。
ああ、ダミー君は心配だね。
俺も様子を見にいうかと思っていたんだ。
丁度この石油ストーブも悲鳴上げてるしね、そっちも補給しにいかにゃと思っていたし。
そうそう。リ=ダーグも忘れちゃいけませんよね。
南方の他、ガリウスと彼らの間にも強力なコネクションが築かれていたとゆー。
あ、いたいた。
あれ、教授も一緒か。
[購買の手前で、教授と立ち話するサーディを見つけて歩み寄る]
教授、おつかれさまです。
サーディもごめんね、すぐ追っかけようと思ったんだけど、つい話し込んじゃって。
あ、これね、マフラー預かってきた。あとカイロ……は、教授使います?
ぬぬぬ?
ウルスラ…そうですね、
まだちょっとだけ、足がずきずきするよーな気がしなくもないので、
湿布もらってきて頂けるなら、お願いできますか。
いつでも構いませんが。
[ラウリやウルスラにも頷き返し]
各々休憩兼ねて出掛けてくるのもいいかな。
地図広げて随分経つからねぇ。
ま、ダミーくんは居なくても議論は捗るが、灯油が切れちゃそうはいかないからね。
毛布とエアコンくんだけでは厳しい。
毛布、エアコン、石油ストーブ……この広い研究室≪せかい≫をピーコック平原に見たてるなら、三将がきっちり働いてくれることが如何に大事かわかるだろう。
[要は寒がりだった。窓なんか開いちゃってるし。]
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