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─夏至祭から数日後─
[外の喧噪も聞こえなくなり、穏やかな日常が戻ってきたことを、男は病室から知った。
退院の目処が立った頃――
男は、見舞いにきた友人に告げる]
…マティアス。
俺な、村を出ようと思うんだ。
[友は、どんな顔をしただろう。
顔も見ずに言葉を続ける]
…左腕が、ほとんど動かない。指先だけはどうにか…といったところだ。
南下して大きな町に行けば、治せる医者がいるかもしれないと先生が言っていたが…元通りになる確率は低いそうだ。
[それは半分本当で、半分は医者の気遣いだった。
男には自覚がなったが、あの一件以降、ぼんやりと宙を見たり、青い石を眺めることが多くなっていた。
一度村を離れた方が良いと判断しての医師の助言を、男はそうとも知らずに受け入れた]
マティアス。
お前も一緒に村を出ないか?
もしかしたら、お前の目を治せる医者がいるかもしれないし…。
それに――
[ひとりは、つらい]
…いや、なんでもない。
[言いかけた弱音を飲み込む。
一度は友と別れ、イェンニの元に向かっていながら、なんて虫のいい話だろう。
マティアスはなんと答えるだろうか。ちらりと、その顔を見た]
/*
>>ユノラフ
ただいまー(◜▿~ ≡~▿◝)いや、おはよう?
そしてユノラフの腕を使えなくしてしまった事にうちの子は今震えている…(
/*
やっぱりもっと恋アピして、イェンニといちゃついておくんだった。
(危うくただの良い人で終わるところだったと知って驚愕しているアカウント)
ミハイル並の肉っ気が欲しいよねと男キャラをやる度に思う。
[マティアスの言葉>>13を聞いて、男は首を振った]
逆だよ、マティアス。片腕が使えないからこそ、助けが必要なんだ。
それに俺は、お前を足手まといだと思ったことはない。
そりゃあ、前みたいに手を引くことは難しくなるさ。けど、そこはお互いに補い合えばいいだろ?
…なあ。
イェンニが蜂に襲われた日に伝えたダグの伝言>>4:9、覚えているか?
お前にだってやれることはあるし、力を必要としている人もいるんだよ。
腕のことを抜きにしても、耳や感覚が鋭いから、来てもらえると色々助かるんだけどな。
[マティアスには見えなくとも、真っ直ぐに友の目元に視線を向けて。
男は返事を待った]
サンタマリアを聞いてミハイルとクレストを思い出すのは2人のせい。
なんだかユノラフさんに夜這いかけてもただベッドに寝転がるだけになりそうね。
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