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多分、この店だと思うんだ。ハツネが話してたのって。
記録にもあるし…。
[雑居ビルの片隅、見知った見慣れないドアの前で、セイジは少しだけ佇み、こめかみに指を当て考え込むように睫毛を伏せた。]
うん、場所も合ってるみたいだし、きっとこの店みたいだ。
[確認するように呟くと、少年は迷わず店のドアノブに触れた。]
こんにちは。
[カランカランと鳴るベルの音を背に、空いてるカウンター席へと腰掛ける。
視線は青を基調とした食器を眺め、メニューを眺めることなく、店の者へと向けられた。]
先程注文していた、さくらケーキとイヴレンドを。ミルクたっぷり目でお願いします*
[コーヒーとケーキを運んできた店員へ、軽く会釈する。
テーブルの上の品々に向かって手を合わせ、目を伏せて]
恵みと、友愛に……感謝を。
[祈りらしき仕草を終えると、フォークを手にして、チーズケーキを口へ運んだ]
オレンジの、香り。
[無表情だった口元へ、わずかな笑みを乗せる]
[どこか、ふわりとした物腰で歩を進め、
やがて女の店員に目をとめる。]
……ぁ。
[注文を問われ、メニューに目を落とす]
僕は、わたパチの、コーラ味を。
合体変身ガキンガーロボとのセットで。
[注文する、落ち着いた声。]
[店のマガジンラックから本を取り出して、
日の当たる場所の、ソファに座った。]
こういうのを、体が完璧にフィットするダンボールみたいな店。
っていうのかな……。
[感心しながら独り呟いて、雑誌を読み始める]
カフェは日のあたる場所のソファが好き。
原作では多分地下、だよね。一瞬ドキ。
雑居ビルの片隅だから許して貰えるとよい。
真顔でボケるキャラでいこう。
ロボットのふりをする青年。
役職が村人ならそんな感じか。と思ってるんだけれど、それ面白いのかというと特に考えていない。
ただそれ故、即座に消費する必要のある飲食物は頼まない。
飲み食いできるふりをしているロボがあっても良いとは思うけれど、一応配慮した。蛇足か。
[注文した物が目の前に並べられると、]
いただきます。
[手をあわせてコーヒーカップへ。]
…苦い。
でも――、この味はハツネ好みかもね。
[「残念」。
小さく呟いては、退席した者の名を呟いて。
ミルクポットの中身を音を立てて注いだ。]
ん?
[二口目を口につけると感じた柔い視線(>>20)に振り向き、やわらかい笑みを浮かべケーキを頬張る。]
居心地の良い店だね。
美味しいし。
[辺りを見渡し、ミルクたっぷりのコーヒーを啜った。]
[一瞬だけ外された、女性の視線に含まれる観察眼を、気に止めることも咎める事もなく(>>25)]
良かった。同じ感じ方のひとが居て。ちょっとホッとしました。
[囁くように弱い、声の高さで会話に繋げる。
テーブル席に腰掛ける彼女が、メニューを手に取る様を見届けては、手のひらで光る電子端末の文字を確認し]
『イヴの時間』って…なんか謎めいた名前だね。どんな意味があるんだろう。
[おもちゃを見つけた子どものような笑みを浮かべ、セイジはもう一度店内を*見渡した*]
ああ。そのへん深く掘り下げてみようか。
前回とテーマは同じでも、迷い子にしたいんだよね。
それも長生きすればだけれど。
役職希望どうするかなー。
どれでも楽しいかもね。
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