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いいえ。不吉を望むものではございませんもの。私はまだこちらに入れて頂いたばかりの新参者。長老様が望まれるように。私は御意に従います。
[この村に住み着いたのは少なくとも比較的遅い時期。このような重い会議で強く意見を述ぶる程の立場でもないでしょう。周囲の不安を否定するかの如くは疑問を持つ者もいたことでしょうが、ふぅ、と一息]
ドロテア様。何の業無きといえども御身はお健やかなこと。供犠はよい結果を導ければよろしいですわね。お力になれずに申し訳ありませんが。
[しゃらん。髪飾りが音を立てる。小さく頭を下げ、僅かに開いた伏し目がちな目を周囲に向けまた静かに*]
どうぞ。お続けになって。
なるほど、……、わかった。
[供儀がドロテアである理由も、
そしてドロテアに狼使いの可能性がないことも。
変えぬ表情は憐れみも慰めも娘には送らない。]
狼使いは二人。
抗う力が三人。 ……か。
死せる者を視る、というのは――
[生者を視る者で判断つかぬ折には――その先が自ずと脳裏に浮かんだか、言葉はその続きを紡ぐことはなく。]
[男は生まれた時から此処にいる。
幼い頃からそれほど朗らかに笑うような人間ではなかったけれど、今は一層。
想いの欠片はけれど誰かに語られることもなく。
その顔つきは日の浅い者には好意的には映らぬだろうと思えど曲げることもない。]
――"ドロテア"を、増やしてはならない。
[落した言葉は呟きに*似て*]
――ふたり、ね。
[贄となろう乙女から身を離し、長の言葉を反芻する。
呟いた数に意味を重ね言葉を噤む。
ふと、冷気が擽る。
遅れ着たイェンニの連れて来た真新しいものに触れ、
鼻を啜る。張り詰めた意図が無数に巡る。
正直この空気が苦手だと思った。]
まったく、しょうもないことばっかり
言ってるんじゃないよ。
緊急事態なんだからさ。
[呆れた口調でヘイノに肘で強めに突く。
そんな折、不意に長老の口から出た
ドロテアが選ばれた理由]
しるしが、ない。
[だから。
思わず出そうになった言葉を飲み込む。
呟くドロテアに視線をやり]
あんたは……優しい子だね。
[すっと手を伸ばし、頭を*撫でた*]
第二のドロテアを増やしては、いけない。
[情報屋の言葉端を拾い上げ、
自らに言い聞かせるように呟く重さに、
今は誰も気付くことは無く。
そっと目を瞑り、氷に閉ざされた雪の音を聴く。
手渡した白い淡雪のような砂糖菓子は、
無残に奪われる命の、生きた証を舌に残す記憶として。
せめて安らかな終わりを導くための祈りとして*]
/*
ドロテア少女とか書いてたorz
いや、だって生贄ったら生娘だし、
孫娘だし、昔だし…ゴニョゴニョ
ヘイノから見たら少女なんだよ。うん。
でもヘイノ、まだ30代…orz
/*
甘い香り=呪術に関係ある設定。
すっかりあの場の思い付きです。
でもって菓子のにおいは弾かれたときの予防線。
ドロテアにお菓子を手渡したのも、蛇遣いさんに
突っ込まれたからだったり。
きっとミカちゃんとはお隣同士なんだよ。
というか居候していそうだ。
/*
集まりに遅れた理由=お仕事=占ってたとかねじ付け。
でも突き止められなかったのは未熟だから。
力があったらドロテア助けられたかもなのにね。
と、ここでおっさん成長ストーリーが。
ホントは見回りしてたとかだったんだけどね。
ほら、夜警だし。
ってそれだと夜しか働かないんだ、ヘイノ。
[無力が故の贄となるべき娘に一度視線を向けるものの、掛けられる言葉など浮かびはしない。
ただ、静かに視線をそらす。
それぞれがまじないについて口に出す中、無意識に強く杖を握る。]
――そうだのぅ……
このような儀など、数年来なかったことじゃて……ちぃと調べてみんとわからんが……
ドロテアは――禊が終われば……
[それが明日の朝なのか、明後日の朝なのか。
どちらとも言葉にはせぬまま。]
このままここにおっても、狼使いが名乗り出るわけではなかろう……
わしは一度戻らせてもらおうかのぅ。
[重い空気に一度吐息をこぼし。
よいせ、と身を起こして、じゃらりと杖を鳴らしながらテントの外へと向かった。*]
[遅れてきたイェンニに目礼を置き眼鏡を手に思案に沈むも、彼女のどの言葉にか顔を向ける。声をかけるでもなく、束の間は滲んだ視界が彼女を捉えていた]
………
…説得に応じては貰えないのでしょうか。
[苦渋の決断を下した長老に対してか、供犠の娘に対してか、あるいは狼を操るらしき者たちへ対してか。狼の遠吠えは集まる誰の言葉を待たずも応えているようで、向かう先すら曖昧な声は小さい。
カウコの言葉が一度は途切れようとも、続きを想像する事は難しくない。菓子の包みを抱く供犠の娘の声、カウコやヘイノのドロテアを増やしてはならなぬと言う声―――音も息もない溜息が零れてしまうのに唇を噛んだ]
長老のお話は伺いました。
でも僕にはまだわからないです。
[ビシャルが場を辞そうと動くのに、滲む視界はまた集められた者たちを見回した。マティアスのように視界の無い訳でもなく、トゥーリッキのように見ぬ事を選ぶでもなく]
…今でなくとも構いません。
皆さんのお話を伺いたいです。
[供犠の娘が身を呈して護ってくれる時を想えば、今すぐにでも聴きたくもあり、語られるのを待つ間すらも惜しむ口振り。事情を知るであろう者も知らぬ者も含めてとは、決して強くはない口調であれ言外にも滲んだ]
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