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いったいなにが?ランプの明かりをおって炊事場に入って行く。
「先生…?」
ネギヤと目の前の塊に声を掛ける 白衣の後姿に呆然と声を掛けた。
あァ……こんなに太った奴は、ここにはネギ大福以外いねぇだろ……。
[グリタに、平坦ともいえる低い声で答える]
酷いな。
[灯りに照らされるネギヤの無残な姿に眉を顰める]
…これが…これが 贄?
これは…
[自分が力を貸したのか?]
助けて…。そう声が聞こえたとき…。
妻の最後の言葉と重なり
助けたい…。
そう 刹那 願った
いるねぇ。
これはいるねぇ、バケモノ。
[管理棟へ来る前、“芳名帳”に書いてきたのは医師の名前。
果たして、彼はどちらなのだろう。
帳面を部屋に置いてきた為、今は確かめる術がない。]
あのー、そっち大丈夫ですかー?
[炊事場に向かったままの面々に声をかける。とにかく明るさを取り戻そうとメインになっている灯り近づいた]
ええと、…このランプどうやってつけるの!?
[苦戦していると、突如、恵の悲鳴]
なななななに!??
[驚いて、腰が抜けて自分の意志と反してすとんと座り混む]
確かに、酷いもんですな。
人間業には到底見えない。
…遺留品だとか、そういうのは?
[腕の傷が、特に酷い気がする。
医師の背後から、ひょいと覗き込んだ。]
『はじまりのくらく』…?
ええ、僕は大丈夫です。
貴方も……テンマさんも平気なようですね。
僕も嫌な予感がします。
一緒に行きましょう。
[バクの提案に同意し、彼と共にテンマの後を追うよう、管理棟へと向かう。途中どこからか聞こえた叫び声(>>17)に、足をはやめた。
立ち止まらずに靴を脱ぎ、傘を閉じて管理棟へ入り込む。中の様子は暗さでよく見えなかったので、一旦歩をゆるめ]
『はじまりのくらく』……?
[もう救命措置のとりようも無いネギヤの腕の傷に文字のようなものが見え、そのまま読み上げる]
ネギさん?ネギさん?
[目の前の赤い指に触れると、温かい気がした。
湿る感覚はあれど、パオリンの手は汚れを知らぬまま。]
何がありました?
[トコトコ歩いて、顔の方へ。]
伯父さん!?伯父さんがどうして.....!?
何で!?どうして倒れてるの?何が起きたの?誰か教えて....?どうして......
[状況もわからず現実だけを認識していく思考にパニックに陥る。目の前にいるのは間違いなく伯父、悲しむより前に溢れてくる涙に視界がぼやけるが]
チェロ.....?チェロは平気!?
[急いで涙を手でぬぐいで籠の中の兎を抱き上げ確認する。兎はひくひくと私の匂いを嗅ぎいつもと変わらない様子だった。強く抱きしめその場で座り込む]
管理人の姪の腕をひっぱり 炊事場から集会所のほうへと
[ニキを獏とタカハルに 頼むとまた炊事場の方へ戻り]
その…文字って刺青かなにか?ですか?
[医師に聞いた。]
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