151 藤色酔夢
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[そうして、近付いてみたら、不審者ばりばりの友人が、友人であることにも気付けたろうか]
[向こうから先に声をかけられでもしたら、あんぐり口が開いてしまうことは請け合い]
[そして、もう一人の青年>>17に、気付くのはいつ頃か?]
(20) 2014/05/03(土) 00:52:00[藤林]
[友幸の妹の話>>15はどこまで届いていたか。
ぽかん、としていた意識を引き戻したのは、手を引く感覚と、呼び声。>>18]
え? あ……はい。
[こくり、と一つ頷きながら、でも]
……あれ?
[薄紫の帳の奥。
そこから、誰かが呼んでいるような気がして。
視線は泉と反対の方へと流れていた。**]
(21) 2014/05/03(土) 00:52:23[藤林・泉の近く]
……うん。
でも、私…。このままじゃいけない気がするから…。
[震える声で呟いて]
逢いに…。行ってみる。
(*3) 2014/05/03(土) 00:52:48
学生 シンヤは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/05/03(土) 00:53:37
学生 シンヤが接続メモを更新しました。(05/03 00:54)
[どこかで 誰かが 呼んでいる]
<<咲かない、花...咲けない、花...>>
[おとの無い呟き 藤霞の 奥深く沈む]
(22) 2014/05/03(土) 00:56:24[藤林]
[急に言葉が詰まるしぐさと。
伏せられた視線(>>19)に、やはり言い過ぎてしまったと。
苦い味が舌に広がって。
これが罪でしょうか、と。問える人もいないまま。
眉尻をさげて真昼さんを見上げるけれど。
きっと向かい合うのはわたしの方が適していると。
きゅっと、手を握って。]
あの…掬子さ――っ…
[声を掛けるよりもわずかに早く。
かすかに見上げられた視線には。
薄らとかすみが掛かっているように見えて。]
(23) 2014/05/03(土) 00:59:35[藤林]
高校生 キクコは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/05/03(土) 01:00:45
逢いに...?
[誰に、と、問いかけてやめた。呼ばれている気がするのは、同じだから]
ん、キクちゃんが、そう望むなら。
私も、きっと後から行くね。
[彼女の選択がどうであろうと、それを否定するつもりはない。だって、みんな迷っているのだから]
気をつけて、ね。
[ただ、案じる心のままに、昔、転んだ小さな少女の頭を撫でながら言ったのと、同じ言葉を伝える]
(*4) 2014/05/03(土) 01:01:50
[絞り出される声と言葉。
それは何を譬えているのでしょう。
でも、
だけどっ――]
(24) 2014/05/03(土) 01:04:34[藤林]
わらいません!
たとえ皆さんが笑ったとしても。
わたしは、わたしはっ…
[伏せられた掬子さんの視線を追って。
そっと差し出したハンカチには、花藤の刺繍。
代々花を愛で、愛す家に住むものですもの。
花がどんな思いを懐いたって。]
わたしはその花をまもってみせます!
[大切なお仲間なのですから。]
(25) 2014/05/03(土) 01:05:10[藤林]
[手を引いた 彼も 何かに呼ばれて>>21]
お水も、飲まないと、ね?
[ぽふり 一度だけ *頭を撫でた*]
(26) 2014/05/03(土) 01:08:22[藤林]
女優の卵 ツキハナは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/05/03(土) 01:11:30
ありがとう…。お姉ちゃん。
[此処にも小さな、記憶の欠片。
芯の通った眼差しと、仄かな甘い香り。髪に触れる手のひらの温もりと、優しい言葉。]
きっと、逢える、よね。
『…………』
[あのコエは、今は聞こえ無い。]
(*5) 2014/05/03(土) 01:11:36
女優の卵 ツキハナが接続メモを更新しました。(05/03 01:14)
ええ、逢えるわ、きっと。
[あなたの願いが、適うように、*祈ってる*]
(*6) 2014/05/03(土) 01:16:09
[一度溢してしまった雫は、後を追うようにふたつ、みっつ。
震える肩で悔やむのは、きっと理解されないであろう言葉を吐いてしまったから。]
(一緒に…。行くわけには…。)
[そう決断するのとどちらが先だったか。
霞む視界に差し出された、花藤の刺繍と、貫くような強い意志を込めた言葉>>25。]
……六花、さん…っ!……
[ありがとうと続ける唇は震えて、聞き取れるものとなったか定かでは無い。
今はただ、藤と一緒に揺れるだけ**]
(27) 2014/05/03(土) 01:26:54[藤林]
高校生 キクコは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/05/03(土) 01:34:19
高校生 キクコが接続メモを更新しました。(05/03 01:35)
[俯く肩が震えています。
きっと掬子さんの想うなにかが、涙としてあふれ出てきているのでしょうか。
なにかを、浄化するかのように。]
わたしに出来る事は、ハンカチを差し出すことと、花の想いを否定しない事。
それと――…
[何かを紡ぐ、音のない声(>>27)。
だけどきっと意味は少しくらいは理解した心算で。]
胸をかす事しか出来ません。
[拒まれなければ。そっと手を差し伸べ包み込んで。
ぽふぽふと。綺麗なおさげをあやすように*撫ぜた事でしょう*]
(28) 2014/05/03(土) 01:39:58[藤林]
美大生 ロッカは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/05/03(土) 01:46:34
美大生 ロッカが接続メモを更新しました。(05/03 01:47)
え。
[穏やかにただの変人だと結論付けようとしたら、待てが入った。>>2:93
しかも、3回続けて。
その反応は普通のひとっぽい。と思う。]
変人の意味、知らない?
変わったひとのこと。
[そもそも、戀自身、ひとのことを言えない怪しい格好でいるのだが。
それはそれ。
最もここは、何故変人だと判断したのかを話す場面。
通常なら。
顔の前で止まっている大きな掌。
けれど、男は説明は求めず、自身の名を告げた。]
(29) 2014/05/03(土) 14:09:48[藤林:泉]
キムラトモユキ…
[真顔の男。
覚えるように再度繰り返す。]
(30) 2014/05/03(土) 14:10:25[藤林:泉]
ん、でもほら、兎だし…
[度が過ぎている、と友幸に僅かに微笑む。
心奥に思うことは思うこととして。
と、その時。]
――え。
[ふっと。]
キムラ?
[何の前触れもなく。
自分よりも遥かに大きな男が眼前、
溶けるように虚空に掻き消えていったのだった。*]
(31) 2014/05/03(土) 14:13:37[藤林:泉]
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