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[置かれた手と静かな言葉に押し黙る。
わかってはいるのだ。こんなこと言っても意味などないことくらいは。
遺体に顔を押し付けるように声を殺して泣き続けている**]
自殺、なんかしません。
私を殺すなら、そのナイフでも、処刑台でも使って……ご自由にどうぞ。
[>>18 シャーロットに抑えた声で告げる]
私が事故だと言えば、殺したことにならないんですか?
……ちがいます。
それに……私が事故だと言えば、故意だというのではないですか?
[>>19 徐々に語調は何かに憑かれるように平坦になっていく]
アーヴァインさんはひとりではない、と、言いました。
閉じ込めても、誰が見張りに立つんですか? あなたが? そして、私があなたに殺されればいいんですか?
[>>20>>24 やわらかい声に、泣きそうな顔になる]
いま、ここに居るのは、ラッセンさんだけです。
狼がきたかは、わからない。ごめんなさい。私は魔法使いじゃないんです。
せんせぇ。ごめんなさい。私、行きますね。
[医師の手をそっとほどいた。
止められなければ、そのまま集会場を後に、*夜の闇へ*]
[>>22どんな言葉も意味をなさない。
涙をぬぐう手も持たないで、ただゆっくりと細い肩を叩き続ける。
ニーナを追って出て行くヴィンセントに、頷いた]
気をつけて。
[医師が去った後、そっと、動かぬ青年の手を取り、脈を診て、そっと手を下ろした]
すまなかったね。つらい思いをさせた。
[>>24涙をにじませる娘を抱き上げて背中をさすりながら]
ローズマリーも、落ち着いたら家まで送りましょう。自警団に部屋を貸してもらってもいいが……
[気丈な女性に言うものの、今はシャーロットが泣きやむまで待ってほしいと、そっと*目配せをする*]
[ヒューバートの言葉に]
わかりました。お願いします。
[シャーロットが落ち着くまでそばにいることにし、
その後、家に帰ることに]
─未明─
クインジーの家を恐る恐る開き、目にしたのは想定外の状況。
倒れ伏す男の表情は穏やかで。
「なんで?」
遺体を見ても判断が付かず、傍らでしばし呆然としていたが、やがて立ち上がるとベッドにあったシーツで遺体を包み、厨房から油と酒をその上に掛け、火を放った。
「これで、殺されたように……見える?」
手を合わせることも十字を切ることもせず、しばし黙祷をしてから立ち去る。
誰かが火の手に気づく頃、そこには居ないが、誰かに見られていたかも*しれない*
― 自宅 ―
ニーナ…
なぜ殺すことに固執するんだろう…
[閉じ込めればいい。そういう女の提案をことごとく無視し、殺すことに固執する。
そして、魔女はいないと主張する女の言葉も無視して
魔女に固執する]
もしかしてあの子…
[考えたくはない。しかし…そういうことなのかもしれない]
─医院─
ゆらゆらとした足取りで医院に戻る。
昨夜慌ただしく出たままの医師の部屋のドアをそっと閉めて階段を登り、自室のベッドに腰掛ける。
窓を閉じることもなく、意識を失うように、眠りに落ちた*
―― 詰所 ――
そうですよね、魔女狩りなんて古臭いっていうかレトロっていうかかび臭いっていうか辛気臭いっていうか。
[アーヴァインの死亡の知らせとともに、いくらかの探り。
それはどれも鼻で笑われた]
アーヴァインひとりであんな調査してたのか?
[ひとりごちながら自宅へ向かう]
―― 自宅・書斎 ――
専門外なんだけどな。
[鍵付の引き出しから取り出したのは、古い『悪魔憑きについての手記』。
それを読んでいるうちに意識は遠のき、眠りの世界へ]
― 自宅 ―
私には…どうにもならないわ…
[変化しない鏡を持ってひとりごちた。
呪いのかかった鏡…殺人を良しとする人間を映すと半日から1日で割れると言われている。
そしてその鏡にクインジーとラッセルをこっそり映してみたのだが変化はなかった。]
つまり…殺人を良しとしない人間…ふつうの村人ってことなのよね…。
WolFの人間がいるなら…この鏡は割れるはずなのよ…
[苛立ちながら呟いた]
[しかし、これを見せたところで皆を説得できるとは思えない]
時間がかかるのが…難点よね…
[今度は苦笑しつつ…呟く]
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