113 【飛び入り歓迎】フィンランディア人狼騒動【R17】
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……そう言われちゃ、行かねェ訳にゃァいかねェよなァ。
[マティアスは静かにユノラフからの返答>>14を聞いていたが、苦笑しながらそう呟き]
わかった、行こう。出来る限り、お前の助けになってやるよ。
今まで散々助けてもらったしなァ、俺だけ助けられてンのは不公平ってモンだ。
今度は、俺がお前を助ける番だ。
[からりと笑い、村を出る事を承諾した。]
(22) 2013/06/23(日) 23:34:12[自室]
[司書は、考える。
自分は何故ここに居るのだろうか――、と。
ミハイルがここに居るからと言われれば、
確かにそうなのかもしれない。
けれどそれではない、また別のなにかが、
司書をこの地へ留める理由としてあると、
そう、感じていた。]
……… イェンニ、 あ。
[>>6 イェンニの姿を見て、ようやく、思い出す。
ああ、面と向かって彼女に礼を言えなかったから。
それがきっと、心に残っていたのだろうと。]
(23) 2013/06/23(日) 23:43:09[俺の部屋]
あの、な……。
[彼女を目の前にして、少しだけ、口ごもった後。]
あの時……俺を湖の底まで
つれていってくれて、ありがと。
……余計な世話とか思ってねぇから、さ。
[己の胸をサーベルが貫く前>>3:275に、
聞こえたあの言葉を思い出し。
そう告げてから、司書はミハイルを振り返る。]
[ふわり、スカートの裾がまた、*ゆれた*]
(24) 2013/06/23(日) 23:44:14[俺の部屋]
[マティアスの快諾>>22を聞き、どこか安心したように、くしゃりと笑う]
ああ、よろしく頼む。
[――それは、男にとっては久しぶりの笑顔だった]
(25) 2013/06/23(日) 23:48:06[自宅]
─ニルスの家─
[出発の直前、男はニルスの家を訪ねていた。自由の利かない左腕をだらりと下げて]
[顔が合わせ辛いという事もあって、会うのは、あの一件以来になる。本当なら、そのまま何も言わずに出て行こうと思っていたのだが、そうも行かなくなった。
突然の来訪に、ニルスは何を思うか。仇でも打ちにきたのかと呆れ顔で見るかもしれない]
…しばらく、村を出ることにしたから、挨拶くらいはしておこうと思ってな。
それで、写真の整理をしていたんだが…これ、お前じゃないかと思ってなあ。
(26) 2013/06/23(日) 23:53:20[ニルスの家]
[古い上にピントもあっていない曖昧な写真を、ニルスに手渡す。
子供の頃に撮った写真だ。あまり上手いものではない。しかし、それでも才能の片鱗を覗かせる、その瞬間を切り取ったかのようなもので。
花冠を被った女の人がはしゃぐ傍らで、同じように花冠を被り笑う子供がひとり>>5:65。
黒い髪の、よく似た親子の写真だった]
これ、お前とお袋さんだろ?
村にいた頃、たまに…ほら、家族で写真を撮りに来ていたから。
(27) 2013/06/23(日) 23:53:36[ニルスの家]
[小さな村だ。母親を亡くしたことも、父親が蒸発したことも、家庭内暴力があったらしいことも、祖父母に預けられたことも、すぐに広まる。
尤も、当時の男にとっては大人の話すことの意味など分からず、『時々遊んでいた友達が遠くに行っちゃった』という認識でしかなかったのだが]
それ、やるよ。
…じゃあな。
[ひらり、手を振って。
男はニルスの家を後にした]
(28) 2013/06/23(日) 23:54:00[ニルスの家]
[お人好しの写真家と、盲いた友人が共に村を出たのは、それからすぐ後のこと**]
(29) 2013/06/23(日) 23:54:36[ニルスの家]
[動かないが、呼吸をしているユノラフを
見つめていれば突然掛かる声>>19。
驚いて振り向けば、そこには先に逝ったはずの
ミハイルの姿。]
ミハイル さん ?
[しかし着ているものが生前とは違い、
見知らぬ軍服を着ている。
………見知らぬ軍服、だろうか。
かけられた言葉にはゆっくりと首を振り、]
──駄目よ。
この人にはそれは必要のないものだったから。
[…が連れて行くのは生に絶望した者、
死の間際にいる者、それを望む者。
ユノラフはそのどれでもなかったはずだから。
自分の想いで勝手に連れて行くことなんて
出来っこない。]
(30) 2013/06/24(月) 00:18:45[ユノラフさんの傍]
私、あなたに謝らないといけないわ。
あなたが最後に残してくれた言葉を踏み躙ったもの。
[『しあわせに』と書かれた些細な願い事。
同じ部屋に居たとは知らず、酷い言葉を吐き出したものだ。]
少しの間だけど…………幸せ、だったと思うわ。
[最後にこの人の傍にいられて。
ユノラフに向ける視線は愛しげに。]
(31) 2013/06/24(月) 00:20:39[ユノラフさんの傍]
[>>20言わなきゃいけないこと、と言われて
…はユノラフから視線を外して
再びミハイルを見る。
しかし告げられた言葉には首をひねる]
200年前…?
あら、私そんな事したかしら?
[200年前と言えば既に何もかもがあやふやで、
それでも彼の言葉を理解するように記憶の糸を辿る。
──ああ。そうだ。
その軍服には覚えがある。
争いから遠のいて過ごしていた…には、
軍人の着る服はとても珍しく、その僅かな引っかかりを
元に当時の事を少しずつ思い出す。]
(32) 2013/06/24(月) 00:22:32[ユノラフさんの傍]
ああ、あの時の。
でもどうしてここにいるのかしら、不思議。
[ただ傷を塞いだだけ、その行為は仲間に引き入れる事だとは知らず。
しかし、…が助けたというのなら何かしたのだろう。
それにしても、あれから200年もの間を生き続けていたのなら生きた事に後悔していないのだろうか。
普通の人間には、永遠のような時間は苦しかっただろうに。
不安に思ったが、ミハイルの顔は恨みとは正反対の表情をしているのがそうではなかったと言っているようだ]
………どういたしまして。
ええ、さようなら。ヴォジャノーイ。
[転生したとしても、2度と会うことはないだろうと。
ここから去るミハイルへとさよならを告げた。]
(33) 2013/06/24(月) 00:26:08[ユノラフさんの傍]
[クレストも居たようで>>23、ミハイルから視線を移す。
小花柄のワンピースが最初に見えた。]
…………あら。
死んでもまだ着てくれるのね。
[よほど気に入ったのだろうと、…の表情は微笑みに変わる。
こういう男の子が居てもいいじゃない、おおげさだわ。
今まで気づかなかったのが悔やまれるところだ。]
(34) 2013/06/24(月) 00:27:05[ユノラフさんの傍]
[言い辛そうに感謝を告げられれば…は、
どこか安堵したように息を吐く]
良かったわ。
だって、貴方がいないとミハイルさんが寂しがるし、
あなたもミハイルさんがいないと泣いちゃうでしょう?
[少しからかうように言っては見るものの事実だろう。
ふわりとスカートを揺らし、ミハイルの元へ向かうクレストへ、]
また幸せになれるといいわね。
[2人に対して、もう嫉妬や羨望は湧かない。*]
(35) 2013/06/24(月) 00:30:14[ユノラフさんの傍]
―自宅―
[普段は滅多に鳴ることのないチャイムが鳴れば、いつもの様に自室に篭り標本を作っていたニルスがふと顔を上げる。
宅配など何も頼んだ覚えはないが、と不思議に思いながらも玄関先まで行けば]
……ユノラフ。
[まだ痛々しく見える左腕をさげて、その男は何故かここへ来た。
あまりにも唐突の出来事で、どんな顔をすればいいのか分からない。
あの時の仇打ちか?それとも左腕の慰謝料でも請求しに来たのだろうか。
考えだけは巡るものの口からは皮肉の言葉など一切も出てこなかった。
そう黙り込んでいると、男から紡がれた言葉は予想外のもの>>26]
…そうか。
わざわざ此処までご苦労だったね。
(36) 2013/06/24(月) 00:37:37[自宅]
―どこかの屋敷―
[四方に立てられた書架には大量に詰まった本。
その一隅がごっそりと抜けているのは、
青年が机で読書に没頭しているからであり。]
相変わらず…お前は本しか友達作らねえのか?
[あの村で過ごして居た時は、友人も作っていただろうに。
腕を組んで本を読むクレストの背後に立ち、
唇に咥えた煙草の灰を、陶器の灰皿へと落とす。
まあ、酒しか友人を作らないミハイルに言えたことでも無いが]
(37) 2013/06/24(月) 00:42:51[どこかで]
……どうせ陽光浴びた所でどうにもならねえんだ。
たまには表にでも行こうぜ。
[窓の外は春の彩りを示していた。
其方へ視線を向けて、青年の手から本を取り上げる。
反感の言葉を受ければ、さらりといなすつもり。]
もう、雪はいらねえな――――
[寂しさを埋める白は、もう*必要なかった*]
(38) 2013/06/24(月) 00:46:25[どこかで]
― どこかの屋敷にて ―
[ぺらり、本のページを捲る音が部屋に響く。
その音は定期的に繰り返され、
ページを捲る男の瞳は文字の羅列を追う。]
…………………うるせぇ。
[>>37 視線は文字の羅列を追うことをやめない。
ミハイルの問いに暫くして、ぽつり。
意識は背後に居る彼ではなく、本へと向けられたまま。]
(39) 2013/06/24(月) 00:55:38[どこか。]
[出るのは力無い労わりの言葉。
すると、村を出る際に写真を整理していたと言う男から一枚の古写真を手渡される。
写真を見ればピントは合っておらず随分と昔の物のようで、しっかりと見なければ何が写っているのか分からなかったが、見覚えのある黒髪と笑顔にニルスの思考は一瞬だけ止まった]
これ、は………。
[夏至祭が大好きで花冠を被り少女のように微笑む母と、まだ幼い笑みを浮かべる自分の姿。
そして写真家の男は言葉を続ける>>27。
そういえば確か彼は幼い頃からカメラを手に持ち、あらゆるものを撮り歩いていた。
その写真の中の光景はつい最近撮ったかのようで、まるで………母が今も生きているかのように思えて]
…っ、
(40) 2013/06/24(月) 00:58:48[自宅]
本読んでるんだから邪魔すんな。
[>>38 男の口から飛び出したのは、そっけない返事。
背後のミハイルが何をしようとしているのかなど、
本に集中している男が、気付く筈もなく――]
あっ、 おい!!返せ!!
[目の前から、ふっと消えた本。
それがミハイルの手の中にある事に気付けば、
彼を睨みつけながら本を取り返そうとする。]
[窓の外から注ぐやわらかな日差しが、
騒がしいふたりを*見守っていた*]
(41) 2013/06/24(月) 01:00:23[どこか。]
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