人狼物語 執事国


87 風の音・刻の音・ワスレモノ

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学生 バク

あーよかった。
さっき例のウサギが変なコト言い逃げしやがったから、いなくなってたらどーしよーかと……
……お菊サン?

[言葉の途中で当の菊子の様子>>12に気づいて、言葉を止めた。
今まさに彼女の目の前で、自分もよく知る人物が消えたなんて知らないから、訝しげな顔をして**]

(23) 2012/05/03(木) 01:37:46[風音荘]

学生 バク、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/05/03(木) 01:43:11

学生 バクが接続メモを更新しました。(05/03 01:43)
学生 バクは、ランダム を選びました。
髪結い ホズミが接続メモを更新しました。(05/03 12:29)

髪結い ホズミ

[通学路を通り、娘が通っていた小学校へ。その途中、誰かに出会ったかもしれない。]

そう、そういえば、耐震工事があったのは、もうちょと後だったわね・・・

[敷地外から、コンクリート製の3階建ての建物を見上げる。]

みーちゃんは・・・

[まだ授業中だろうか。思いながら校門から一歩くぐったその瞬間]

(24) 2012/05/03(木) 12:30:16[小学校]

髪結い ホズミ

―っ!

[いきなり、目の前に情景が広がる。
いくつか建っている簡易テント、トラックをぐるりと取り囲んで縄がはられ、その外側には様々な色や模様のビニールシートと、その上に座ったり立ったりしている人、人、人。そのほぼすべての視線が、トラックの中に注がれている。
トラックの中では、体操服姿の子供たちがリレーを行っていて、辺りに応援の声が響いている。]

・・・運動会・・・

[そう。確か、自分たちの子供のころには10月に行われていたその行事が、ここでは5月に行われていて、それを新鮮に、奇妙に思ったものだった。]

(25) 2012/05/03(木) 12:37:03[小学校]

髪結い ホズミ

「みーちゃん!いけー!がんばれ!」

[唐突に。周りの喧騒の中から、「自分」の声が浮き上がる。
他の人や景色が微妙にセピア色がかっている中、背伸びをして手のひらサイズのカメラを構える自分と、その周囲だけが現実味のある、鮮やかな色彩を放っている。
と、]

「持とうか?俺の方が身長あるし。」

[紙の袋を持った男性が一人、近づいてくる。]

「結構よ。みーちゃんの姿は、私が残しておきたいの。」

[「自分」はそちらを見ようともせず、すげなく断る。
「やったー!」
トラックの中、同じように一人だけ色彩の鮮やかな、小学生の「娘」が一人を抜き去り、次の人にバトンを渡した。]

(26) 2012/05/03(木) 12:44:19[小学校]

髪結い ホズミ

「お。さすが、みーちゃん。運動神経の良さは、母親譲り?」

[断られ、少し寂しそうな顔をした男性は、ビニールシートの外から、トラックを見ながら言う。]

「そうね。あの人は運動はからっきしだったから。で、なに?」

[用事が済んだのなら、早く帰って。そういう空気を隠すことなく、振り返らず告げる。]

(27) 2012/05/03(木) 12:56:08[小学校]

髪結い ホズミ

「いや、頑張ってるみーちゃんにって、買ってきたんだ。よかったら、食べて。」

[そういって紙袋を差し出される。「自分」はそこでようやく振り返って受け取り、]

「雷電堂の柏餅じゃない!
ありがとう。昨日買いに行こうとしたんだけど、売りきれちゃってたのよねー。」

[いくら?財布を出しながら、尋ねる。が、]

「いや。お金はいいよ。本当に。それより、これが俺からって、みーちゃんには言わないでいてくれたら嬉しい。俺からって知ったら、みーちゃん食べてくれないから・・・」

[情けなく笑い、「じゃあ」と手を挙げて去ってゆく。]

「あ・・・」

[物言いたげに、しかし引き留めずただ見送る自分、そして、]

(28) 2012/05/03(木) 12:56:48[小学校]

髪結い ホズミ

あー・・・相変わらず、控えめで後ろ向き過ぎるんだよなー・・・

[二人の様子を見ながらつぶやいて、そして、ふとトラックの方に視線を転じて、]

―!!!

[こちらの方に射るような視線を向ける「娘」の姿をとらえた。
しかし、過去の「自分」は、去ってゆく「彼」の方しか見ておらず、気付いていない。]

(29) 2012/05/03(木) 12:59:15[小学校]

髪結い ホズミ

[そして、「自分」たちを含め、周りの光景がゆっくりと薄くなり、消えて行った**]

(30) 2012/05/03(木) 13:00:27[小学校]

髪結い ホズミが接続メモを更新しました。(05/03 13:01)

髪結い ホズミ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/05/03(木) 13:06:09

研修医 ユウキ

[草の生える石段をゆっくりと降りていく。
その時、あれこれと考え事に耽っていたから──それに気づくのは、一瞬、遅れた]

……っ!?

[息を切らして駆け上がってくる少年。
誰か、は見た瞬間にわかって、歩みが止まる。
立ち止まった自分をすり抜けて、少年は神社の境内へと駆け上がって行った]

(31) 2012/05/03(木) 14:06:09[海岸神社]

研修医 ユウキ

いや、ま。
可能性は、考えてなかった……とは、言わんけど。

[くるり、今降りてきた境内を振り返る。
スケブを抱えた少年──『10年前の自分』の姿は、もう見えない]

実際に見るとなんつーか……。

(32) 2012/05/03(木) 14:14:09[海岸神社]

【赤】 研修医 ユウキ

……やっぱ、びみょーだわ。

[ぽつ、と。
零れた呟きは、半ば無意識のもの]

(*11) 2012/05/03(木) 14:15:08

研修医 ユウキ

[なんとも言い難いものを感じて、ひとつ、息を吐く。
この時代の自分。
話ができるなら、もしかしたら『ワスレモノ』が何か、知る事ができるかもしれない──とは、思えども]

……他に、なんかあるかも知れねぇし。

[ぽつり、と零れた呟きは言い訳めいた響きを帯びて。
ふる、と頭を一度横に振ると、石段を降りて歩き出した。**]

(33) 2012/05/03(木) 14:18:46[海岸神社]

チカノ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/05/03(木) 14:44:22

チカノ

― 青海亭 ―

[海の方は気になったのだけれど、やっぱり家に帰って見れば洗濯ものがあったりするんだろうかなんて、小さな事が気になってしまって、海には戻らずに自宅へと足を向けた。]

ただいまー。

[其処にいたのは、今よりも少しだけ若い母親と―――… ]

(34) 2012/05/03(木) 14:46:49[海辺]

チカノ

――――…

[店の奥、少しはいったところにある仏間に、父の遺影とその前に座る学生服の後ろ姿。
驚いて、目を見開いた次の瞬間、その姿は幻の様に消えてしまっていて。

丁度自分の姿を見つめているかのような父の遺影を、代わりにまじまじと見つめた。]

(35) 2012/05/03(木) 14:49:00[海辺]

チカノ

そっか、もう、10年経っちゃったか。
確か、中三になる歳だったもんな。

[月日の移り変わりの早さに、思わず呟きをこぼして。
10年前の自分の姿は消えてしまったけれど、厨房へと目を向ければ其処には10年前の母親の姿が見えている。

エプロンをつけた、後ろ姿。
いつもはたくましく見れる後ろ姿も、とても頼りなく、もの悲しく、彼女にはうつった。]

(36) 2012/05/03(木) 14:52:40[海辺]

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101回 残2322pt
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