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[爆発物をしかけ、派手に侵入した。]
たーまやー。くくっ、やっぱりこういう景気がええのが好きや。
[軍事施設を、わざと目立つように暴れ回っている。累計で<10>人は倒しただろうか。]
[その伝説の樹は、別名、「裏切りの樹」とも呼ばれていた。0099を迎えに行った部下達も、皆、ボスと共に組織を裏切るつもりで0099救出にあたっていた]
ボス『ジェミー、大丈夫か?』
ええ、大丈夫。それより、兄さん…ごめん。
ボス『いいんだ。もう、私は決めた。お前の為なら、組織を裏切ってもいいと…』
え…?
ま、まさか…。兄さん…。
[0099はボスの胸に飛び込んだ。そして、全てを話した。ただ一つ、003の事を除いて…]
ボス『そうか…李が…』
[幹部Bが、元部下の李であったことにショックを受けたボス。しかし…]
ボス『分かった…。とにかく、「サル・カイーダ」は撲滅しなければならない。でなければ、お前とわたしの未来はない。とにかく、例の軍施設に向かおう。そして、撲滅ができたら…
仲間を皆殺しにして、逃げよう…』
[そう、0099に、囁いた]
へえ、日本建築か。初めて見たよ。
そういえば、Mr.Xの最初の潜伏先も東京だって話が出てたかな。
[見張りを掻い潜ってどう侵入するか思案していると、急に軍兵達が移動し始めた。どうやら下の階で大騒ぎが起こっているらしい>>28]
あは、愛してる!
[騒ぎの主に見当をつけて小さく零すと、そのまま茶室へ易々と潜入成功。部屋を調べた結果、[ルーズソックス]や[べレッタM92F]や[チェコ製Cz・M75]等が見つかった]
[カウコに照準を向けているスナイパーを射殺した]
0011、派手にやってるわね…。
[両手にコルトを握り、0011に向けて声をかける]
[敵の気配に振り向くと、0099が敵を射殺した所だった。
耳の怪我を隠す為のバンダナが風に靡く。]
会いたかったわ、ねーちゃん。けど、今はそれどころとちゃうな。
[0099の方にチャクラムを投げた。
チャクラムは0099の後ろに飛んだ。くぐもった声を上げ、0099を狙っていた敵は倒れた。]
[見つかったのは無数の銃器。そして、ルーズソックスの中には]
………?
[大きな赤い石が入っていた。宝石か何かだろうか。とにかく白衣へそれを仕舞いこみ、茶室を後にした]
[自分を狙った敵を倒してくれたことには、特に礼も言わず]
そうね。とにかく、前に進みましょう…。
0044は?
[実のところ、全身がひどい激痛で耐えるのでいっぱいだったのだ]
なんで俺が0044の面倒みなあかんのや。子供ちゃうから自分でどうにかしてるやろ。
[0099が向かうのと違う方向へ行こうと[裏倉庫]の方へ。]
[0011が裏倉庫に向かうのを眺めながら、施設の中へ入っていく]
(Mr.Xはこっちの方のはず…)
[痛みを堪えながら進む]
――私は状況を確認し、施設に飛び込んだ。
逆スパイを牽制するのと、身を守るには最後尾しか無い。
彼らの露払いぶりを感嘆しつつ、混乱する施設内を突き進み、危険を感じれば[百合の間]へ身を隠した。
[正面突破の侵入者に対して、多くの人員は入口へと移動する。だが一部の者たちは、その流れに逆らって別の場所へ向かっていた。そう、つまり、其処こそが目的地(守るべき要人のいる場所)だ。
彼らの後を追うようにして、辿り着いたのが校長室――軍事学校の長の部屋]
……ふむ。あちらは人員豊富で羨ましい限りだねぇ。
[扉の奥へ次々に消えていく人影を陰から数える。ざっと見ただけでも、おそらく70人以上]
まぁ、でも。
行く以外の選択肢は、持ち合わせてないんだけどね?
[にいと口元に弧を描くと、そっと部屋の扉に手をかけた]
運動会の借り物競争用かい!
[ハリセンで辺りかまわずどついた。[水銀体温計]が壊れた。]
あ。・・・まあええか。
[扉を開いた瞬間、手榴弾を投げ込んだ。直後に大きな爆発音。この爆発で、下っ端86人中、<12>人が重傷を負った。
扉と傘を盾にして身を守りつつ、そのまま校長室へと押し入る]
あは。そろそろ此方も、派手に行くよー!
[景気が良さそうな爆発音を聞きながら、幽霊屋敷の[裏の畑]へ。
途中、0031を見かければ視線を投げて通り過ぎた。]
[施設の中に侵入。上の階では派手に暴れている誰かの激音が響く。多分、0044だろう。
遅れて、ボスの部下が(04)人0099の脇にやってくる]
『先導します』
[続いて自分も前に進む]
――なんてこった。
敵の襲撃があってもこの百合の間でよろしくやっている奴がいたとは。
仕事柄、情報を得るために女を落とすことはあるが、やっぱり女という生き物がよく分からなかった。
何かしら調達出来ないかと期待していたが、騒ぎ立てる先客のために[Gペン]を失敬するのが関の山だった。
KY男だの罵られて部屋から叩き出された私は、素早く次の隠れ場所[百合の間]を探すしかなかった。
◯:無事に隠れることができた
×:叩き出されたところを見つかった
[×]
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