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[悲壮な顔で砂肝を食べるレンを見た]
鬼だわ。
[続く言葉>>29に軽く首肯して]
中身ね。自信あるわ。
小石を多めに詰めておいたの。
[きりっという音が聞こえそうな口調で]
[レンの鞄を見て]
みんな。重そうだね。
[ぽつと呟いて、>>31二人目のヒゲの人を見る]
そう。都市伝説ね。
恥ずかしいから、私も本当は誰にも言う気はなかったのだけれど、不思議ね。
不思議なほど、茶化している人が少ないの。
本当にいるなら……
うーん。
[担いだり茶化したりする風でもなく言う青年と、若い娘の言葉に、考え込む風情である。]
──肉食女子は一人だけじゃなさそうだな。
[あちこちの皿の中身を味わう娘の様子に、自分の前の皿の中身を胃袋に移し替える作業に入らねば、そう思った。]
[ふぬん、と。レンの言葉をかみ締めるように]
そう。確かに公平ね。
私の大切なものと、あなたの大切なもの。
強いて言えば、レバーは思ったよりももそもそしていたことも査定して欲しいけれど、もう大人だから納得するしかないようね。
[ふるふるとかぶりを振って]
地球にあるもので大切じゃないものなんてない。と言いたいところだけれど、正直そのへんに落ちていたの。そう。困ったわね。
あなたたちみたいに、差し出せるものを、
思いつかないもの。
お、お帰り〜。出戻りって言葉、いいねぇ。あたし好きよ。
……って随分若い子をナンパした割には渋い所に連れてきたのね。
[ガラガラと忙しなく開閉するドアに、時折鋭い視お線を向けるも、
姿を確認すると、口調はまた陽気な酔っ払いの戯事へと変わる。]
レバーにお冷って…。もうちょっと渋くいこうぜ? 若者よ!
それに、あたしはまだ全然完璧ら仕上がりひゃにゃいっちゅーの!!
[新しく席に着く姿が、マフラーを少しだけ下へとずらした姿を盗み見て。
口調はどこまでも酔っ払いのまま。]
……。
[テンマの小皿に自分の砂肝を一つ入れる]
ねえ。テンマ。
[意識をこちらに向けようと、男の腕をつんつん]
あなたなら、どんなものを差し出す?
噂の真相?
[眼鏡男が口にした理由を鸚鵡返し。
疑問に思うがそれはすぐに周りのざわめきによって明らかとなる。
「思い出屋」。レトロな横丁に響く似つかわしい不可思議な名前の店。
そう、それは彼女自身も知りたくてここへ来た。]
そうねぇ、これだけ情報を欲している人が集まっているんだもん。
焼き鳥かじりながら何か手がかりが掴めたら素敵!
たとえそれが、都市伝説でもいいじゃん! 何かが掴めたらさ!
なーんだ、スーツのおっさんも気が利いたこというじゃん!
さんせー!! てなことで、オヤジ! 酒!! もっきりで!
『本当にいるなら……』――
と考えてしまう時点で、
あなたも我々のお仲間のようですよ。
[端の欠けた猪口を軽く掲げて、探偵へ挨拶。
そしてふと、
深酒の女が口にしていた言葉に想起する夕刻。]
「常盤緑」の着物が似合う…
其の女性を探していたあのひとも。
どうなんだろう、
思い出が…ほしかったのかな。否、…
え? …なんでしょう。
[想いを馳せる間にさらわれた首肉の
対価らしき砂肝が取り皿へと置かれ。
指先と声につつかれ少女のおもてへ視線を戻す]
…そうですねえ…
一方的な取引は、好みませんので――
「家」を、一軒。
子供の頃に住んでいた古い家ですが、
――思い出の対価には思い出を、と。
[真顔で訊かれた分は、真顔で答える。
小石の詰まったアルパカ疑惑の貯金箱に触れて]
…
でも、困りました。
僕が用意したものは、プレーチェのこれほど
"せいいっぱい"ではないかもしれません。
ええ。こんな風に。
[くすりと笑って、コップに注いで貰う]
家を一軒。
[繰り返し。
目をぱちくりとさせて、青年を見る]
素敵ね。
価値の話じゃなくて、
あなたの覚悟が、素敵ね。
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