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[冷たい床に横たわり、その温度が気持ちいいなどと思いながら、メイと男の動きを――まるで、一枚の絵を見ているような面持ちで見つめ続ける。
床にぺたりと頬をつけ、90°回転した世界は、不安定。]
何者だ?
[空気が、違っていた。]
ここは絵の世界。
時間の流れは無いわ。
あたしも、ずぅっと昔からこのまま。
でも”人間”がここに来てどうなったのかは知らないわ?
興味が無いもの。
[ふふん]
[鼻を鳴らす]
…ああ、もう一人居たっけ。
[ちらり]
[聞こえた声に僅かに視線を向けた]
[メイに腹を蹴られて、どさりとあお向けに倒れる。瞬間、非常灯が一斉に消え、
再び灯りが燈った時には、男の姿はどこにもなかった]
ウェンディ。
ふぅん。
アンタも閉じ込められた口だね。
[くすくす]
[楽しげな笑いが漏れる]
このおじさんと同じで。
[ちらり]
[傍に居る警備員に視線をやった]
ごめんなさい。ぼく何もできなかった。
警備員じゃありませんでした…。
[しょんぼりと言った。どうしよう。と言った。]
朝まで起きている?
出口を探して逃げてみる?
しかし坊主が今の騒ぎでもまだ寝ている。置いていくと人権問題に直結するだろうか。見たこともない大物です。
[コインを持ち上げて、床と垂直に立てる。
ぐいっと両手で押し出すと、ゆらゆら揺れながらコインは転がり出した。]
[二本足で佇み、コインが描く軌跡をうっとりした目で追いかける。]
閉じ込められた??
この美術館から出られないってこと?
どーしてなの?
……ねぇ。
どうしてそんな、笑ってるの??
[不安そうに尋ねる]
[スノウの言葉に]
いやいや、スノウが居たからなんとか勇気出せたんだから!
そうね・・・・・・この男の子もいるし・・・・・・。流石に運べないしね。
とりあえず今は、ここに居ようか。起きたまま。
・・・・・・マキの言葉って重みがあるなぁ。
[苦笑いして、少年の隣りに腰を下ろした]
さぁ? どうしてなんだろうね。
[くすくす]
[今度は意地悪そうな笑み]
アンタがここから出られないかもしれないから、かな?
ここは絵の世界。
あたしはここの住人。
でもアンタはそうじゃない。
閉じ込められて、出られるか分からない。
だからおかしいのかもね?
あたしは次の夜になればまた外に出られる。
でもアンタは出られるか…分からない。
[くすくす]
[漏れる笑みは*絶えない*]
[ん。とメイにも頷いて]
では今度こそぼくもちゃんと見張っておこう。
ただ見てても何もできない可能性はあるね。
なにぶんこの身体です。
[申し訳なさそうに言う。
それでもそれなりに良いところを見せたそうだった。
――夜は*もう少し続くのだろうか*]
なぁ、ユキ……。
[少年の傍らのスノウを見据える。]
奇跡の三度目、だぞ。
気付いておるか?
それどころではないか。
[楽しげにしっぽを揺らした。]
[眠ってしまったメイを指に触れた。]
おやすみメイ。
覚めたくなくなるほどのいい夢を。
[ひくひくと鼻を振るわせる。
歩き出し、壁にぶつかると*右へ*]
どういうこと??わかんないよぅ。
[うつむいてしまう]
出られないかもしれない……って。
それって……。
ふあぁ。
や、やだなぁ。
また眠くなってきちゃったよぅ。
どうしてなのかな??
[目の前の少女に問いかける]
[しかし。答えを待つより先に、目を閉じてしまう]
何だか。ホントは。
やらなきゃいけないことがあった気がしたんだけどなぁ……。
[そう呟きながら*うずくまった*]
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